映像研究部の部室でハンディカメラに残されていた映像を見ていた和泉冴(吉川愛)は、遺体で発見された元顧問の小坂由希乃(筧美和子)が部員たちに残していたメッセージを見つける。

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だが、由希乃がカメラの前で話している最中に、男が現れる。「もう終わりにしたい」という由希乃に「終わらせるくらいなら、僕は全部捨てる」と返す男。それは、2年3組担任で社会科教師・加賀美理(眞島秀和)の声だった。

新田正樹(中島裕翔)に電話した冴は、留守番電話に由希乃と付き合っていた相手がわかった、とメッセージを残す。するとそこに、加賀美が現れた。

冴から事件のことを問われた加賀美は、由希乃の殺害を否定。冴は、カメラを渡すよう迫る加賀美から逃げようとするが…。

一方、冴からの留守電に気づいた正樹は、異変を感じ、桐谷高校へと急ぐ。その途中、朝比慎太郎(髙橋優斗)と出会った正樹は、彼と一緒に学校へ向かった。

正樹たちは冴を探すが、どこにも彼女の姿はない。探している間、正樹は加賀美とすれ違い、冴を見なかったかと尋ねる。しかし加賀美は、見ていないと言う。

それからしばらくして、正樹と慎太郎は、映像研究部の部室に落ちていた冴のスマートフォンを発見し…。