小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)メンバーは、「ホテル天沢」の元ホテル長・長澤俊哉(濱津隆之)の協力を得て、専務の天沢雲海(山本耕史)の留守を狙い納入業者イジメの調査に入る。

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併せてウエディングカルテル(※)の資料も集めようとするが、雲海が戻ってしまい追究出来なかった。

※カルテル=各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為

そんな中、長澤にカルテルの資料の保管場所が分かったと言われ小勝負と白熊は、資料が保管されている倉庫に案内される。しかしそれは雲海の罠で、小勝負と白熊はそのままホテルの書庫に監禁されてしまった。

小勝負は、不法侵入したと雲海が警察に突き出すつもりだと分析。

一方、大森徹也(黒羽麻璃央)とデートの約束をしていた白熊は弱そうな壁を見つけ、壁を蹴って穴を空けることに成功。しかしそこはトイレと給湯室があるだけで外には出られなかった。

そんな中、小勝負は書類の中に過去の宿泊台帳と顧客カードを見つける。そこには、過去に摘発されたカルテルの当事者たちが同じ部屋を利用した記録があった。

翌朝、小勝負と白熊は警備員に発見される。雲海はワイドショーに出演して公取の違法調査だと息巻いていた。

そんな時、石田正樹(武田航平)と妻・七瀬(野村麻純)が公取に来た。天沢グループから抜ける決意を固めたという夫婦は、小勝負たちに雲海と「温泉郷・絆」の政岡一郎(春海四方)が会合する日を教え、ダイロクは決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出す。