韓国の人気アイドルグループSHINeeのリーダーのONEW(オンユ)さんが、2025年10月3日(金)、4日(土)、5日(日)の3日間にわたり、東京・日本武道館で『2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)]  IN JAPAN』を開催。
10月1日に発売した日本2ndミニアルバム『SAKU』からタイトル曲の『花のように』をはじめ、『KIMI=HANA』、『Lily』、『Cause I believe in your love』などの新曲もライブで初披露し、集まった多くのファンを熱狂させました。
ONEW(オンユ)さんの3年ぶりとなる武道館公演の最終日の模様をレポートでお届けします。

『PERCENT』で幕開け!『夜明けの世界』では「いらっしゃいませ」と手を振り笑顔

写真提供 ONEW JAPAN OFFICIAL FANCLUB

今回のライブは、7月に韓国で発売したセカンドフルアルバム『PERCENT』を引っ提げ、8月にソウルで行われたソロ初となるワールドツアーの一環でもある日本公演。
米国8都市を皮切りに、日本、アジア(香港、バンコク、高雄)、欧州(パリ、ロンドンなど)を含む全16都市を巡るツアーで、日本はその4都市目にあたります。

2階席まで多くのファンでびっしりと埋まった日本武道館。
開演時間の3分ほど前、場内の巨大なスクリーンに先日発売したばかりの日本2ndミニアルバムのタイトル曲『花のように』のミュージックビデオが流れ、ファンの熱気を上昇させます。
曲が終わり暗転した場内。いよいよオープニングかと思いきや、今度は重低音が響き、『ANIMALS』が流れ始めます。一瞬どよめいた会場でしたが、ファンは自然と声をそろえて掛け声をはじめ、待ち焦がれた開演の瞬間を待ちます。

そしていよいよ公演が開幕。
キューブを手にしたONEW(オンユ)さんの姿や、「ONEW Man SHINee 1989. 12. 14」とONEW(オンユ)さんの誕生日などが描かれたスタイリッシュなオープニング映像が終わると、空間を9つに仕切ったような3階建てのキューブ型の豪華なセットの真ん中に、パールアクアグリーンのツイードジャケットに黒いパンツを合わせた衣装を身をまとったONEW(オンユ)さんが登場。
会場が揺れるほどの大きな声援に迎えられ、ツアーのサブタイトルにもなっている『PERCENT』をしっとりと優しく歌い上げ、ライブをスタートさせました。

続く『No Parachute』は、曲調がスローテンポから徐々にアップテンポへ。
ONEW(オンユ)さんは、軽いステップで音楽にのり、サビではマイクを持った手を斜め後ろに振り上げるパフォーマンスでファンを魅了。
​手でジャケットの裾をはためかせるなどささいなしぐさまでもが、ファンを沸かせます。

そして、幻想的でもの悲しげなメロディーが印象的な『ヨウビ (Yeowoobi)』では、淡泊なボーカルで叙情的な雰囲気を醸し出し、聴衆の感情を揺さぶります。
途中、ファンと一緒にリズムに合わせて手を左右に大きく振るなど、一体感あふれたステージを披露しました。

写真提供 ONEW JAPAN OFFICIAL FANCLUB

大きな拍手と歓声に包まれる中流れたのは、美しいギターサウンドで始まる『夜明けの世界』
すると「いらっしゃいませ!」と、ファンに向かって手を振り笑顔を見せたONEW(オンユ)さん。
背景のスクリーンには、ONEW(オンユ)さんの柔らかい雰囲気にぴったりのピンクの花が咲き誇ります。
リズミカルに進むサビでは手を左右に大きく振ると、ファンもあわせてペンライトを大きく振り、2番が始まるとステージを左右に移動しながら熱唱。
終盤の「立ち上がった先 光があるのさ」の歌詞では、ファンを見つめながら指をさすしぐさを見せ、歌い終えるとすっきりとした爽やかな笑顔を浮かべました。