中島裕翔さんが主演の木10ドラマ『純愛ディソナンス』は、主人公の音楽教師・新田正樹(中島)と生徒・和泉冴(吉川愛)の決して一線を越えてはいけない関係を描く、純愛×ドロドロエンターテインメントです。

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原作のない完全オリジナル作品となる本作の前半は、とある高校が舞台。教師の失踪事件に揺れる高校で出会い、その失踪事件を通して絆を深めていく正樹と冴ですが、本心で向き合えないまま時を過ごしていきます。そして、5年後にひょんなことから再び出会う2人。しかし、すでに正樹には妻がいて──。

青春と恋とサスペンスを描く第1部。そして恋と仕事における女同士・男同士のバトル、さまざまな思いが交錯する大人の人間模様を描く5年後の第2部という、2部構成で物語が進行していきます。

毎週放送後、フジテレビュー!!独自の【あらすじ完全版】を掲載中。ここでは、その記事をまとめて紹介します。

<ドラマ『純愛ディソナンス』は、FODでも配信中(最新柳回は期間限定で無料)>

<第1話>正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)の禁断の恋が、運命の歯車を狂わせる!

両親共に教育関係者という規律正しい家庭に生まれた新田正樹(中島裕翔)。優秀だった兄・幸助と常に比較され続け、強いコンプレックスを抱いていた正樹は、幸助が事故で他界してからも、どうすれば周囲から良く思われるかを考えながら生きてきた。

そんな折、正樹のもとへ、音大の先輩で、幸助の恋人でもあった小坂由希乃(筧美和子)から連絡が。私立桐谷高校で音楽教師をしていた由希乃は、もうすぐ学校を辞めるので正樹に後任を頼みたいという。

申し出を引き受けることとなり、着任前日、桐谷高校を訪れた正樹は、音楽室に立ち寄ってピアノを弾き始めた。すると、ピアノの下に隠れていた2年3組の生徒・和泉冴(吉川愛)と目が合い…。

あくる朝、正樹が学校へ行くと、由希乃の件は生徒たちの間でもうわさになっていた。実は、由希乃は「一身上の都合」とだけ書いた辞職願のメールを学校に送り、それ以降、連絡が取れなくなっていたのだ。

>>第1話のあらすじ完全版

(7月15日更新)

<第2話>女性教師の死、束縛する母親、盗撮写真…続々起こる”不協和音”

新田正樹(中島裕翔)の大学時代の先輩で、桐谷高校を突然辞職したまま行方がわからなくなっていた元音楽教師の小坂由希乃(筧美和子)が遺体で発見された。

2年3組担任の社会科教師・加賀美理(眞島秀和)は、和泉冴(吉川愛)や朝比慎太郎(髙橋優斗)ら生徒たちに由希乃のことを伝えた。副担任の正樹は、ショックを受けて呆然としている冴を見つめ…。

あくる日、実家を訪れた正樹は、学校法人立秀学園の理事長を務める父・秀雄(神保悟志)に、親父の後を継ぐ気はないと告げる。それに対して「殺人事件が起きるような学校はろくなものじゃない」と言い放つ秀雄。

正樹はそんな父に、亡くなったのは兄の幸助がずっと付き合っていた女性であることを告げ「結局、兄貴のことだってたいして知らないんだな」と言い残して出て行く。

数日後、三者面談が行われる。冴は、加賀美から「指定校推薦枠に推せる」と言われて喜ぶが…。

>>第2話のあらすじ完全版

(7月22日更新)

<第3話>正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)の再会が生み出す新たな不協和音

遺体で発見された元顧問の小坂由希乃(筧美和子)が、部員たちに残していたメッセージを見つけた和泉冴(吉川愛)。

だが、由希乃がカメラの前で話している最中に、男が現れる。「もう終わりにしたい」という由希乃に「終わらせるくらいなら、僕は全部捨てる」と返す男。それは、2年3組担任で社会科教師・加賀美理(眞島秀和)の声だった。

新田正樹(中島裕翔)に電話した冴は、留守番電話に由希乃と付き合っていた相手がわかった、とメッセージを残す。するとそこに、加賀美が現れた。

冴から事件のことを問われた加賀美は、由希乃の殺害を否定。冴は、カメラを渡すよう迫る加賀美から逃げようとするが…。

>>第3話のあらすじ完全版

(7月29日更新)

<第4話>正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)を包む”憎悪”

和泉冴(吉川愛)は、「美南彼方」の名で小説家として活躍している、元国語教師の愛菜美(比嘉愛未)と再会。その愛菜美が「私の夫」といって冴に紹介したのは、新田正樹(中島裕翔)だった…。

冴がアルバイトをしている「コアスパーク」では、セカンドパートナーを探すためのマッチングアプリ「セカプリ」の新規登録者獲得を目的に、イベント会社と組んでパーティを企画。

社長の路加雄介(佐藤隆太)から意見を求められた冴は、相手がいるにも関わらず他の相手との出会いを求めること自体が理解できず、不倫を推奨するふしだらな場、などと発言する。

一方、正樹が勤める「モノリスエステート」は、管理しているタワーマンションの住人たちから、会計報告書に偽造が見つかったとして、賠償金3億円を求められていた。

正樹は、住人側のリーダー的な存在である医師・倉持の弱みを握って黙らせ、事態を収束させようと動き始めるが…。

>>第4話のあらすじ完全版

(8月5日更新)

<第5話>記念日の夜、正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)は…

新田正樹(中島裕翔)がケガをして入院していることを知った和泉冴(吉川愛)は、居ても立ってもいられなくなり病院へと駆けつける。病院の屋上にいた正樹を見つけ、ようやく落ち着きを取り戻した冴は、帰ろうとした。そんな冴を、何も言わずに抱きしめる正樹。我に返り、冴から体を離した正樹は「ごめん」とだけ言い残して去っていった。

別の日、「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)はコラボ小説の打ち合わせで、正樹の妻・愛菜美(比嘉愛未)と会う。愛菜美は、主人公が結婚生活を守るためにセカンドパートナーを決めるという路加のアイデアを基に、次回までに草案を出すと約束。その際、次回の打ち合わせ日として路加が提案したのは、正樹と愛菜美の結婚記念日だった。

一方、正樹は、路加からあるビジネスの計画を持ち掛けられる。自分たちは過去に傷を持つ者同士だから必ずいいパートナーになれる、と路加は言うが…。

>>第5話のあらすじ完全版

(8月13日更新)

<第6話>愛菜美(比嘉愛未)の悪意が正樹(中島裕翔)を陥れる

5年前、新田正樹(中島裕翔)と和泉冴(吉川愛)の盗撮写真をネットに拡散したことを認めた正樹の妻・愛菜美(比嘉愛未)。愛菜美がこれまで優しくしてくれたのは自分をコントロールするためだったと知り、怒りを露にした冴は、愛菜美の本性を正樹に知らせようとするが、愛菜美の妨害に遭い、タイミングを逸する。

一方、正樹は、「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)とのコラボ企画「セカプリゾート」の記者発表の準備を進めていた。路加は、ユーザーが記者発表と同時にサービスを利用できるよう、リゾート施設のリノベーションの完成を早めてほしいと正樹に依頼。

正樹は、プロジェクトを成功させるためにも路加のオーダーに応えようと動き出すが…。

>>第6話のあらすじ完全版

(8月19日更新)

<第7話>再び思いを通わせ合う正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)だが…

コラボ企画の準備を急速に進めてきた新田正樹(中島裕翔)と「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)だったが、路加は記者会見当日に突然、別の不動産会社と組むことを発表し、正樹とモノリスエステート社を陥れた。

「モノリスエステート」の社長であり、正樹の義父である碓井賢治(光石研)は路加の裏切りに激怒し、正樹に路加を潰すよう命じる。

さらに、正樹は、路加の企みを事前に知りながらも、自分にそれを伝えなかった妻・愛菜美(比嘉愛未)への不信感を募らせていた。

コアスパークを訪れた正樹は、路加と対峙(たいじ)。路加は、モノリスエステートの下請け会社に勤めていた頃、賢治から受けた仕打ちを忘れておらず、復讐(ふくしゅう)の機会を狙っていたことを認める。愛菜美に近づいたのも、そのためだという。

そこで「俺につかないか」と正樹に持ちかける路加。モノリスエステートのあくどいやり口の数々を調べていた路加は、裏付けとなる証拠が欲しい、と正樹に告げた。

>>第7話のあらすじ完全版

(8月26日更新)

<第8話>正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)を待ち受けるさらなる試練

愛菜美(比嘉愛未)との離婚を決意した新田正樹(中島裕翔)は、今の自分にケリをつけて必ず迎えに行くから待っていてほしい、と和泉冴(吉川愛)に告げる。

そこに、「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)から電話が入った。愛菜美が繁華街でひったくりに遭い、転倒した際に頭を打って病院に運ばれたという。警察官によれば、愛菜美から連絡を受けて駆けつけた路加のおかげで、大事には至らなかったらしい。

治療を終え、マネージャーに連絡するために席を外す愛菜美。

その際、正樹は、碓井家に復讐(ふくしゅう)したいのなら勝手にすればいいが愛菜美を利用するな、と路加に忠告。すると路加は、愛菜美を一番利用し、追い込んだのは正樹だ、と言い放つ。

あくる朝、正樹が目を覚ますと、愛菜美が朝食の準備していた。そこで愛菜美は、もし正樹が必要としているのなら、冴をセカンドパートナーとして認めてもいい、と言いだし…。

>>第8話のあらすじ完全版

(9月2日更新)

<第9話>正樹(中島裕翔)のもとに届いた不穏な手紙の意味は…

新田正樹(中島裕翔)が講師として働く予定だったピアノ教室の壁に、何者かが正樹を中傷する落書きをした。和泉冴(吉川愛)は、朝比慎太郎(髙橋優斗)の靴に赤いスプレーが付着していることに気づき、彼を問い詰める。

正樹は、ピアノ教室の経営者・野水百合子(阿部朋子)に謝罪し、すべて弁償すると申し出る。心配してやってきた冴に、すぐに新しい仕事を探すから大丈夫だと言って安心させようとする正樹だが、不動産関係の仕事はすでに「モノリスエステート」社長の碓井賢治(光石研)たちの手が回っており、断られてしまう。

落書きの件も賢治たちの仕業だと疑った正樹は、モノリスエステートへ抗議に行くが、そこで北都からは、冴たちが住んでいるシェアハウスが立つ土地の権利書を手に入れたと告げられ…。

>>第9話のあらすじ完全版

(9月9日更新)

<第10話>5年前から続いていた晴翔(藤原大祐)の悪意と衝撃の事実

新田正樹(中島裕翔)のもとに、服役中の元同僚・加賀美理(眞島秀和)から手紙が届く。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。

加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。加賀美はそれには答えず、愛菜美(比嘉愛未)との結婚や現在正樹が和泉冴(吉川愛)と交際していることに触れ「あの時、俺が言った通りになったな」と告げる。

一方、「コアスパーク」社長の路加雄介(佐藤隆太)は「セカプリ」の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表。「モノリスエステート」社長の碓井賢治(光石研)は、路加の謝罪動画を見て喜んでいた。

「これでもう私がこの会社にいる必要はないのでは?」と賢治に問う正樹。すると賢治は「これが最後だ」といって正樹に書類を渡す。それは、正樹の父・秀雄(神保悟志)が理事長を務めていた学校法人『立秀学園』の土地の売買契約書だった。

>>第10話のあらすじ完全版

(9月16日更新)

<最終話>正樹(中島裕翔)と冴(吉川愛)の”純愛”の行方は…

新田正樹(中島裕翔)は、過去の家族写真から村上晴翔(藤原大祐)が服役中の元同僚・加賀美理(眞島秀和)の息子であると知る。これまで、正樹と和泉冴(吉川愛)の仲を引き裂こうと暗躍していた正体不明の人物「Hermit」も晴翔だった。

晴翔から「今、冴と一緒にいる」と呼び出された正樹は、かつて教師をしていた桐谷高校へと走る。

冴は、晴翔とともに高校の屋上にいた。そこで晴翔は、冴の恩師・小坂由希乃(筧美和子)を殺したのは自分だと告げる。晴翔は、自分の家庭を壊し、母親を死に追いやった小坂と、小坂のことで加賀美を追及した正樹を憎んでいた。

「俺は決めたんだ。新田をじわじわと追い詰めてやるって。ここから一緒に飛び降りたらあいつなんて言うかな」。晴翔は笑いながらそう言って冴に近づいていく。

桐谷高校に駆けつけた正樹は、屋上で揉み合う冴と晴翔を見て、必死に階段を駆け上がるが、思わぬ人物が正樹の行く手を阻もうとし…。

>>最終話のあらすじ完全版

(9月24日更新)