3月18日(水)の『林修のニッポンドリル』3時間SPは、新シリーズ「みやぞんの朝から朝までナゾ調査24時」を放送。

みやぞんが、ティモンディの高岸宏行や丸山桂里奈とともに、視聴者から寄せられた質問、疑問を24時間で可能な限り調査した。

東京スカイツリーの展望台の上にある謎の研究施設とは?

まず、みやぞんがティモンディ高岸と一緒に向かったのは、東京スカイツリー。地上450メートルの天望回廊の上に謎の研究施設が存在するというのだが、果たして何を研究しているのか?

セキュリティ上公開不可の秘密のエレベーターを通って、2人がたどり着いたのは、高さ3メートル近くある厳重な作りの扉。しかし、その扉を開けられるかどうかは天候や風速によるという。

一度は天候不良のために調査を諦めたみやぞんだったが、翌朝、天候回復の知らせを受けて再び東京スカイツリーへ。そして扉の外にある螺旋階段と吹きさらし状態の通路を通って、遂に謎の研究施設にたどり着いた。

そこで行われているのは、雲の粒の大きさや成分などの基礎データの収集だ。以前は飛行機に乗ってデータを収集していたそうだが、ここでの観測データを利用して、ゲリラ豪雨を予測できるようになることを目指しているのだそうだ。

墨田区の長さ1.2Kmもある超巨大な団地の正体は?

次にみやぞんたちが向かったのは、墨田区。ここには、13階建ての団地が全長1.2Kmに渡って連なっている場所があるという。しかも、それぞれの団地の間は、巨大な門や壁によってすべてつながっている。

防災センターには秘密基地のような設備を備え、地下通路には巨大な水のタンクや発電所も設置されているこの団地は、何のために建てられたのだろうか。

実はここは、火災の延焼を防ぐ防壁団地。団地のそばにある木造住宅の密集エリアで大規模火災が起こった時に、避難所となる公園に火の手が伸びないよう、団地が防火壁の役割を果たすのだそうだ。

そのため、ベランダには全戸シャッターを設置。団地の間の壁は備蓄倉庫になっている部分もあり、地下に蓄えられた水や発電所を使って約10万人が1週間避難生活を送ることができるそうだ。

このような防壁団地は日本各地に存在していて、例えば埼玉県・川口にある川口芝園団地は、近隣を走る電車の騒音から市民を守っているという。

「くら寿司」の寿司の皿についている番号は何を表している?

人気回転寿司チェーン店「くら寿司」の回転レーンを回ってくる寿司には、番号が付いている。同じネタでも番号が異なる場合もあるが、この番号は何を表しているのだろうか?

「くら寿司」のバックヤードを調査すると、番号とネタが書いてある紙を発見。この番号は、回転レーンに出すネタの順番で、膨大なデータをもとに、どのような順番で寿司を出すとお客さんが手を伸ばしたくなるかを分析して作られているという。

野球に例えるなら“打順”とも言えるこの寿司の番号は、1週間ごとに更新されるそうだ。

渋谷の住宅街にある謎の看板「たこの吸出し」とは?

渋谷の住宅街には「たこの吸出し」という謎の看板が張り出された建物がある。果たして「たこの吸出し」とは何なのだろうか?

「たこの吸出し」とは、この建物を所有する町田製薬で大正4年から作られているおできを治す薬の通称だ。

かつて、おできは手術でしか治すことができなかったが、この軟膏はウミの入り口を開いてタコのようにおできを吸い出す効果があった。肌を傷付けずにおできを治すことができると、昭和38年には年間248万個も売れるほど大ヒットし、現在でもドラッグストアなどで買うことができるという。

新宿・歌舞伎町に勢力を拡大している謎の集団がいた!?

新宿の歌舞伎町の雑居ビルの一室に集まっている謎の集団についても、みやぞんと丸山桂里奈が調査した。

この集団は、俳句集団「屍派(しかばねは)」。リーダーを務めているのは、アウトローな作風で俳句界で注目を集めている俳人の北大路翼さんだ。「屍派」には、華道家や主婦など300人以上の会員が所属し、この雑居ビル内の6畳ほどの一室に集まって、俳句を詠み合っているという。

ほか、みやぞんは、新宿にある謎の巨大冷蔵庫の扉の先にあるお店や、千駄木の150種類以上の飲み物が存在する居酒屋さんなどについても調査した。

焼肉店「牛角」の隠し調味料&絶品アレンジメニューとは?

また、ジャングルポケットの斉藤慎二は、育ち盛りの4人の息子と新生児の子育て中のお宮の松一家と、焼肉レストランチェーン「牛角」の謎を調査した。

「牛角」には、テーブルに最初から乗っている調味料のほかに、オーダーしないと出てこない調味料が10種類もあるという。

ほか、メロンパンを七輪で炙って作るホットドッグや、カルビを使ったタコライスなど、店員さんがオススメするアレンジメニューも紹介した。