フジテレビ・フィギュア班が取材動画を毎日配信!Vol.3
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定の「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・フィギュア班が取材した動画が3月23日から毎日配信されている。
シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場するので、フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。
「“海外の選手と戦える”ということがわかった」
【世界ジュニア2020 6位入賞】佐藤駿インタビュー
2020年3月2日~8日まで、エストニアのタリンで行われた「世界ジュニアフィギュアスケート選手権2020」で、初出場にして6位入賞を果たした高校1年生の佐藤駿選手。
緊張の初出場を終えた佐藤選手に、試合翌日の3月7日にインタビューし、胸のうちを語ってもらった。
――「世界ジュニア2020」を振り返って、心境はいかがですか?
最後の試合が終わってホッとしていますが、とても課題が残る大会だったなと感じています。ショートは満足の行く結果だったんですけど、フリーは最初の方は力が入っていなくて…。後半からやっとエンジンがかかってきたという感じだったので、最初からエンジンがかかるように、6分間の使い方をがんばらないといけないなと思いました。
――6分間練習ではどうたったのでしょうか。
グループの1番滑走というのが初めてだったので、どういう使い方をしていいか(わからなかった)。ショートだったらジャンプが3つしかないのですぐ仕上がるんですが、フリーでは、ルッツも入っていて、6分間では終わりきらなかった。
先生からは「最後の2分か1分はスケーティングだけ」と言われてたんですけど、そこまでにルッツまで仕上がらなかったので、そこはダメだったかなと感じています。
――海外のトップ選手たちと戦ってみて感じたことは?
海外の選手はこういう練習をしているんだなとわかったり。自分に足りないところもたくさん見つかって、今後に活かせるような試合でした。
――2019-20シーズンは、全日本ジュニア選手権で惜しくも2位に。そしてジュニアグランプリファイナルで優勝しその雪辱を果たしました。この1年で、一番印象深いできごとは?
いい意味だと、ジュニアグランプリファイナル。悪い意味だと全日本ジュニア選手権です。
この1年を通して、海外の選手と戦えるということがわかりました。海外の試合で自己ベストの点数を出すことができたので、これから練習する上での活力になったと思います。
インタビューの後半では、果敢に挑み続ける大技やシニア転向への思いなど、来シーズンに向けた意欲を語る。また、同級生でライバルでもある鍵山優真選手に向けた感謝の言葉も。
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