毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げるトークバラエティ、フジテレビ『ボクらの時代』。
3月29日(日)の放送は、小野伸二、高原直泰、稲本潤一が登場。共に1979年生まれで40歳を迎えた3人は、長きに渡り日本サッカー界をけん引してきた。
普段から仲がいい3人ということで、ラフな服装の小野と稲本が、スーツ姿の高原に突っ込みを入れる。
稲本:今日はなんでスーツなの?
高原:俺は仕事着だから、これ。
稲本:東京であるの、仕事が?
高原:そうそうそう。だから、東京に来るときは、基本スーツで。
稲本:スーツなんや。
高原:そう。沖縄にいるときは、かりゆしウエア。伸二はわかる(笑)。
小野:沖縄の正装や。
現在、J2のFC琉球で活躍している小野と、2015年に沖縄SVというサッカークラブを設立しオーナー兼監督兼選手を務め、クラブ経営に取り組んでいる高原は、沖縄を拠点としている。一人で3役をこなす高原に、 2人は「簡単にできることではない」と感嘆する。
FC琉球に移籍して半年の小野が「内地(本州)の人は…」などと話すと、東京在住でJ3・SC相模原に所属する稲本が「染まるの早い」と言い出し、笑いが起こる一幕も。
日本代表として活躍し、輝かしいサッカー人生を歩んできた3人だが、小野は一度「サッカーをやめよう」と思うほどの挫折を味わったという。
小野:サッカーが好き嫌いとかじゃなくて、炎が消えかけた。
稲本:いつそれは?
小野:2006年。
高原:ああ、あのときね。
小野:(ワールドカップの)オーストラリア戦で途中から出て、3点ぶち込まれて。あそこからの人生っていうのは、自分自身が奮い立たないし、そこの責任感が…忘れようと思っても忘れられない。
高原:確かに。あのときはめちゃめちゃあったね。
そこからどうモチベーションを取り戻したのか、小野が詳細に語るほか、「(現役として)残された時間はどのくらいかわからない」と、40歳の今もなお現役を続ける3人が本音を語り合う。
さらに、日本代表として戦うことの重みや、海外のチームでプレーすること、ワールドカップの裏話、次世代への思い、オフの日の過ごし方など、同じ時代を駆け抜けてきた仲間だからこそ語れる話題で盛り上がる。