7月スタートの月9ドラマ、坂口健太郎さんと杏さんがW主演を務める『競争の番人』に、寺島しのぶさんが出演します。
本作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した作家・新川帆立さんが、「小説現代」(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された待望の最新刊「競争の番人」(講談社)が原作。
<新川帆立インタビュー「まさか!」2期連続で月9に作品が起用され驚き>
坂口さん演じる、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏さん演じる、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していきます。
誰もが一度は聞いたことがあるものの、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”です。
<坂口健太郎&杏がW主演!7月の月9は『競争の番人』>
公正取引委員会・第六審査長で小勝負の過去を知る唯一の人物
寺島さんが演じるのは、小勝負や白熊が所属する、公正取引委員会・第六審査長・本庄聡子(ほんじょう・さとこ)。謎多き小勝負の過去を知る、唯一の人物です。
もともと、公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負や白熊がいる第六審査は、公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチーム。
本庄は、突然公取委に来ることになった新人の白熊に対して「小勝負くんのこと、お願いね」と託します。
また、公取委が調査する上で、重要事項の決断は、公取委のトップにいる委員長と4人の委員の議決で決められます。そのため、大きな企業の捜査などは、委員会での承認が必要。
普段は、物腰穏やかで上品な本庄ですが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため、委員会のトップを自ら説得するなど“競争の番人”として、内側には誰よりも熱い正義心があります。
さまざまなトラブルに見舞われるダイロクを要所要所できっちりとまとめあげる第六審査長・本庄によって物語の展開がさらに加速し、痛快に進んでいきます。
寺島さんのフジテレビドラマへの出演は『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(2019年)以来のこと。月9ドラマへの出演は、意外にも今作が初めてとなります。
弱者が負けて、強者が勝つ、現代社会において、どんな世界にも起こりうる理不尽な競争社会を根底から見つめ直す日本初の“公取委ドラマ”となる今作。
“弱小官庁”と卑下するダイロクの面々にとって、不正の疑いのある案件の調査をする上での障壁はさまざま。
トラブルが絶えないダイロクの面々が真相にたどり着くまでのドタバタ劇やユーモアを織り交ぜながら進んでいく痛快爽快エンタメドラマ『競争の番人』は、7月スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。
<寺島しのぶ コメント>
――出演のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
このドラマをお受けする以前は、公正取引委員会についてほとんど知識がなかったです。セリフが専門用語で難しくないといいなと思いました。
月9ドラマへの出演は初めてです。今作のような群像劇は、チームワークが必要になるので、共演者のみなさんと仲良くできればいいなと考えています。
――台本を読んだ印象は?
第1話を読んだら、第2話が気になるし、第2話を読めば第3話が知りたくなるように、上手に書かれた台本だと感じました。
公正取引委員会を知らない方たちにとっても、「みんな知らないよね?」と教えてくれるような内容になっているので、視聴者のみなさんを置いていかないように作られているなと思いました。
私も読んで「こういうことなんだ!」とわかるので助かっています(笑)。
――寺島さん演じる本庄をどのように演じようと思っていますか?
本庄は審査長で、ほかのダイロクのメンバーと違ってバディを組んでの動きはしません。
でも、そんなメンバーの動きをすべて把握していて、要所要所にパッと現れてかっこいいことを言うんです。
早くボスっぽくなれたらいいなと思っていますが、なかなか難しいんです(笑)。まだまだ満足するまでには至っていないです。
ダイロクを立ち上げた本人で、小勝負の過去も知っているようですが、それが何なのか?一番しっかりしていなくてはいけないので、今も模索している最中ですね。
――坂口さん、杏さんの印象は?
お二人とも初めてご一緒するのですが、こういうキャラクターだというのをとてもわかりやすく演じていると思います。
それぞれの役割がハッキリしていないと面白くないと思うので、そういう意味では、お二人だけでなく、ダイロクのみんながしっかりと役をまっとうしていますね。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
公正取引委員会ってこんなことをしているんだということが、とても痛快に描かれています。
台本が難しく考えなくても楽しく読めるので、映像になっても視聴者のみなさんに楽しくお付き合いいただけると思います。ぜひご覧になってください!
<第1話あらすじ>
刑事として、とある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。
突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。
刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。
2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。白熊は、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ。
そんな中、2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に。
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