堀之内純子(篠田麻里子)が社長室で見つけた古い集合写真。

そこに校長の新偕理子(檀れい)と一緒に、飛田匡(鈴鹿央士)の父・迅平(板尾創路)が写っている理由を聞くため、匡は社長室へ。

理子と話すなか、匡は写真に迅平を追っていた謎の男を見つけて驚く。

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理子いわく、謎の男は東堂克己(松村雄基)と言い、3人は昔同じ探偵社で働くも、探偵業についての考え方の違いからぶつかり合っていたという。

「飛田迅平は…最低の探偵だった」

現在ジョーカー探偵社で働く沢木(高木勝也)によると、20年前、小泉文乃(智順)という依頼者が自分の恩人・小田切達也(石田卓也)を探して欲しいと探偵社に来た。だが、実際には小田切は文乃の恩人ではなく、未来を潰した人物だった。

それでも依頼者のためなら何でもする迅平は、文乃に小田切のことが書かれた報告書を渡してしまう。その結果、悲劇が起こり、信用を失った迅平は業界を去ったという。

「そして今また、同じことが起こり始めている」

探偵という職業そのものの信頼を揺るがす報復事件の頻発に、迅平の関与はあるのか…。

一方、自宅に戻ると母(山口香緖里)は迅平の新作を読書中。「失踪中に本出すなんてすごいわねぇ、さすがパパ」と呑気な母の態度に、またしても眠れなくなる匡。

そして迎えた卒業試験前の最後の実習。

講師は沢木で、課題はプロの探偵のサポートとして不倫調査を手伝うこと。依頼者は高濱百合子(佐藤康恵)で、夫でIT会社社長の勝広(永倉大輔)と離婚を希望しており、多額の慰謝料が約束されるよう、確実な不倫の証拠をつかむのが課題クリアの条件だ。

さっそく、匡は芹沢朋香(堀田真由)たちと協力して高濱を尾行するが、なかなかうまくいかない上に、なぜか東堂が現れて…。

東堂の目的は何なのか?高濱の不倫の相手とは?果たして、匡たちは最後の課題をクリアできるのか!?

そして、東堂から匡に送られてきたメール「本当の敵はすぐ近くにいる」とは…その正体が最後に明かされる!