フジテレビ・フィギュア班が取材動画を毎日配信!Vol.15
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定の「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・フィギュア班が取材した動画が3月23日から毎日配信されている。
シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場するので、フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。
今シーズンのテーマは「攻める」
【2019-20シーズンの戦い】田中刑事インタビュー
2019年夏。練習中の田中刑事選手が2019-20シーズンへの目標を語っていた。
今シーズンは、攻めていく。「攻める」をテーマにしたい。自分の立ち位置はどうでもいいと思っています。下からの勢いもありますし、自分が上に追いつきたいという気持ちもあるんですけど、周りから何を言われようと「自分は自分」だというのをしっかり出していかないと。年齢的にはベテランの年齢になるんですけど、技術的にはまだまだだと思って、攻めていきたいです。
また、「USインターナショナルクラシック」(2019年9月19日~22日)で優勝、「GPスケートカナダ」(2019年10月26日~27日)で3位入賞した田中選手が11月27日にインタビューに応える様子も紹介している。
――今シーズンここまでを振り返って「攻める」というテーマは?
実行できたようなところもあったり、なかったり。もう一個できたんじゃないかと終わった後に感じることもあります。モチベーションとしては、今までのシーズンよりもシンプルな言葉ですけど、自分のスケートを「どう表そう」とすごく考えているので、意味のある言葉として、滑っている感じがします。
それをシーズン最後まで貫いて、しっかり成績として残していきたい。「攻める」気持ちはどの試合でも、もっともっと増えていくようにしていきたいなと思います。
いろいろ考えるよりも、どこを「攻める」ことができたのかと自分に問いただしたときに、もうちょっとできたんじゃないかと思うところが出てくるので、そういう部分を、どう「攻め」に転じるか、ということを考えていきたい。
まずは、今シーズン用意しているジャンプの要素、エレメンツの要素だったり、表現面でも、もっともっと伝わる演技を目指していって、一つ一つがつながれば「攻める」という言葉にもつながっていくことを、滑っていて実感しています。
インタビュー後半では、毎年さまざまな曲にチャレンジしている田中選手の「自分らしさ」、自分のスケートに向き合う姿勢についても語っている。
ほか、2020年2月20日~23日にオランダで開催された「チャレンジカップ」の演技を振り返り、今後の課題や目標などを明かす映像も収録している。
インタビュー動画はこちらからチェック!