4月13日(月)からフジテレビで放送が始まる月9ドラマ『SUITS/スーツ2』。初回スタートを目前に、主演の織田裕二はじめ、中島裕翔、新木優子、中村アン、小手伸也、吉田鋼太郎、鈴木保奈美のレギュラー出演者たちがコメントを寄せた。
『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島が前作に引き続き演じる。
この2人がさまざまな訴訟に向き合い、問題を解決していく重厚なストーリーと、海外原作ならではのユーモラスさとテンポのいい掛け合いが見どころだ。
< 出演者コメント>
――1話の見どころを教えてください。
織田:おなじみのメンバー。久しぶりにファームのみんなが集まり心強く感じました。そして、このシーズン2から、ファームの共同代表であった上杉氏(吉田鋼太郎)が戻って来ます。普段が戦場の「幸村・上杉法律事務所」ですが、そこに時限爆弾が設置されたような感じです。また、「こんな人が!」という多彩なゲストもこの作品の見どころです。
中島:とにかく、あの最強バディが帰ってきた感が半端じゃなくカッコイイです。そして、今作は出演者やセットなどすべてにおいてパワーアップしています。その豪華さが映像から伝わってくると思います。
新木:シーズン1からのおなじみのキャラクターはもちろん、最大の敵・上杉の出現により、ファームのメンバーの結束力や絆がより深く見えるところは見どころだと思います。さらに、私が演じる聖澤真琴と鈴木大輔の恋の展開もどうなっていくのか楽しみにしていただきたいです。
中村:『スーツ』メンバーが再集結するところ、そして上杉さんが戻ってくるシーンは印象的でした。
小手:「幸村・上杉法律事務所」の面々が月9に帰ってきて、その中でも中島くん演じる鈴木先生が日本に帰ってきたり、吉田さん演じる新キャラ・上杉先生が事務所に復帰したり、さらにゲストの反町隆史さんが21年ぶりに月9出演するとか、とにかくいろいろな“カムバック”にあふれています。
その懐かしさとパワフルに進化した新展開で、シーズン1をご覧になっていた方はより楽しく!シーズン2からご覧になる方はその面白さゆえにシーズン1を見たくなる!あっという間の1時間半になること請け合いです。
吉田:やはり、織田さん、保奈美さん、中島君が再度集結。さらにわたくしも出していただき、ゲストには反町さんという、豪華にして最強のキャストの演技合戦は一番の見どころではないでしょうか。
鈴木:4月13日、21時から22時24分まで。要するに全部です!
――バディを組む織田さん、中島さんはお互いに1年半ぶりに会ったときはどう思いましたか?
織田:1年半の間に自信にあふれ、一段と頼もしくなりました。頼りにしてるよ!
中島:そんなに変わらずの印象でした(笑)。1年半のブランクを全く感じず、2人でお芝居をしたときにすんなりと甲斐と大輔に戻れました。
――シーズン1のメンバーが再集結したときはどう思いましたか?
新木:懐かしいのに安心感があり、すごくうれしかったです。
中村:純粋にうれしかったです。1年半会っていなかったのですが、なんだかそんな気がしない不思議な感覚でした。
小手:久しぶりに実家に帰ったときのような安心感と、この1年半で培った蓄積を家族の前で披露し合うような緊張感が常にありますね。
鈴木:去年インターハイを共に闘った部活の先輩後輩が、それぞれの試験や休みを経て、再び体育館に集合したような感覚でした。後輩たちの成長が頼もしく、しかし上級生としては負けてはいられないと身が引き締まる思い、と同時にさらに皆が持てる力を発揮し、より良い成績を残せるよう努めたいと思っています。
――吉田さんは『スーツ』チームに加わってみていかがですか?
吉田:織田さん、保奈美さんはじめメーンキャストのほとんどの方が初共演という珍しい、そして少し緊張するシチュエーションから入りましたが、皆さん作品そのままの紳士淑女で、背筋が伸びつつも適度な緩さにリラックスして参加する事ができました。
――2月上旬のクランクインから今までの撮影の中で印象に残っているエピソードを教えてください。
織田:クレー射撃やプライベートジェット等、普段ドラマには なかなか登場しない場所での撮影に興奮している監督が少年のようで面白かったです。
中島:2月のロケは寒かったのですが、織田さんだけ寒くなさそうな普通の顔をしていて、やっぱり“熱い男”だなと思いました(笑)。
新木:中空きに全員そろっていると前室でみんなでご飯を食べました。なんだかファミリー感があって、すてきだなぁと思いました。
中村:昼休憩のときみんな自分の楽屋に帰らず、同じ部屋で一緒にお昼ご飯を食べたことです。
小手:今回も相変わらず織田裕二さん演じる甲斐と口げんかばかりしているんですが、シーズン2に入ってからの織田さんは、休憩中「お前には絶対負けないからな」とやたら絡んでくるようになりました(笑)。
休憩中ずっと一緒に即興芝居をしていた前シーズンとまた違った関係性に突入したと思われますが、おかげさまで“ややこしい間柄感”は飛躍的に向上しております。
吉田:なにせ初参加で作品の細部まで読み込めていない自分に対し、織田さんが現場で顔を合わせる度に、親切丁寧にこの作品のテーマと行間を説明してくれました。本当にこの作品を愛していらっしゃるのだなと感動しました。
鈴木:2話で、上杉とチカ(鈴木)が笑顔で壮絶な皮肉の応酬をするというシーンがあるのですが、吉田さんの迫力に負けないよう、必死で食い下がりました。カットがかかった瞬間、間に挟まれて見ていた甲斐先生がバカウケしていて、これはうれしかったなあ。
――初回放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
織田:コロナウイルスにより撮影ができないという、生まれてはじめての事態に私も歯がゆい思いですが、誰ひとり欠けることなく、この作品を作るには今は我慢するしかありません。また皆が楽しく撮影に集中できる日がくるのを心待ちにしています。
中島:シーズン1よりもクールさ、おしゃれさ、豪華さなどすべてにおいてパワーアップしているのが、みんなの表情や映像から伝わってくると思います。僕は1年半ボストンに行っていたという経歴を経て、シーズン2に帰ってくるのでどこか成長したところを見せられればと思います。
また、相変わらずの「幸村・上杉法律事務所」の小競り合いや意地の張り合いなど人間味のある共感しやすいシーンや、かっこいい男たちがスーツを着て頑張って働いているシーンに憧れを抱けるドラマになっています。ぜひ、ご自宅で『SUITS/スーツ2』を見て下さい。
新木:新しくレギュラーキャストとして加わった最強の敵・上杉を筆頭にたくさんの豪華なゲストの方々が出演する第1話、お家時間が充実した時間になること間違いなしだと思います。
中村:2月から始まった撮影で、やっと皆さんにお披露目できること本当に楽しみです。お家にいる時間が増える中で『SUITS/スーツ2』を見て少しでも元気になっていただけたらうれしいです。
小手:クランクインが早かったこともあり、何とか予定通り第1話をお届けすることができます。キャスト・スタッフ一同、万全の態勢で挑み、絶対に面白いという確信と共に作り出した自信作です。そして最後まで自信作であり続けるつもりで、この事態を乗り切ります。皆さま方には、とにかく楽しんで頂けたら幸いです。ご期待ください!Don’t miss it !
吉田:『SUITS/スーツ2』、さらにパワーアップして帰って来ました。「幸村・上杉法律事務所」の上杉が初めて登場します。織田さん演じる甲斐の敏腕ぶりもさることながら、このチームを上杉がどうかき回していくのかもどうぞお楽しみに!
鈴木:わたしたちは誰かの病気を治すことも、マスクや呼吸器を作ることも、食糧を届けることもできません。この仕事をする意味はなんなのだろうと途方にくれるときもあります。
それでも、月曜9時からの1時間(初回は90分)、テレビの前で嫌なことをちょっぴり忘れていただくことができるなら、続きをみるために1週間頑張ろうと思っていただけるのなら、それこそが我々に与えられた役割であり、喜びです。どうぞリラックスして、時にツッコミなど入れながら、ご覧ください。
<第1話あらすじ>
敏腕として知られる「幸村・上杉法律事務所」のパートナー弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、誰にも相談せず、ボストンにいたアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)を突然呼び戻す。
甲斐は、復帰のリハビリだと言って、大輔にある案件を任せる。それは、小説のアイデアを盗用されたと元契約社員の女性から訴えられた大手出版社の案件だった。
同じ日、甲斐は、クライアントのひとつで、ロケットや航空機の技術開発をしている「フューチャースカイ」の社長・三津谷聡から呼び出される。そこで三津谷は、新開発した無人航空機制御システムの売却をしたい、と甲斐に告げる。
全米最大の宇宙ロケット開発会社との業務提携を進めようとしている三津谷は、宇宙事業に一本化する方針を固め、新システムの売却益もそこにつぎ込む予定だという。三津谷は、今後も顧問料を払い続けるかどうかのテストだ、といって最低売却価格を100億円に設定する。
そんな折、思わぬ出来事が起きる。かつて甲斐と幸村チカ(鈴木保奈美)が弱みを握り、事務所から追い出していた事務所の共同代表の上杉一志(吉田鋼太郎)が、復帰への意欲をのぞかせる。それは、「幸村・上杉法律事務所」を揺るがす、新たな闘いの始まりだった。