映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の製作報告イベントが4月21日(木)に行われ、主演の山田涼介さん、本田翼さん、ディーン・フジオカさんらキャスト陣が登場しました。
原作の連載開始20周年の新プロジェクトとして、2017年に実写映画1本目が公開。本作はその続編となり、それぞれ5月20日(金)、6月24日(金)より二部作連続公開されます。
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ディーン・フジオカ「“男”になった」山田涼介を語る
ディーンさんは「今作で山田さんがパワーアップしたところは?」と聞かれると、「前作で雨の日に、山ちゃん(山田)と2人で並んで語り合ったよね」と回顧。
「あのときの山田くんの印象と、今回の“ニュー山田くん”のバイブスがちょっと違うなと思いました。前作は中性的な印象だった。今作は、すごく“男”になった感じ」とコメントしました。
本郷奏多さんは、山田さんについて「完璧。自分を使って表現する術が、めちゃくちゃいうまい。身のこなしもお芝居もうまいし、気遣いもするし、すごく素敵です!」と絶賛。
これでは終わらず「アクションシーンも迫力がすごくあった。山田涼介が存在しなかったら、これは企画から成立しなかったんじゃないか」と、ベタ褒めしました。
舘ひろし、まさかの告白にキャスト陣仰天!
今作から、キング・ブラッドレイ役として出演している舘ひろしさんは、「鋼の錬金術師」について「私の理解を超えた作品です」と告白。
キング・ブラッドレイは眼帯をつけているキャラクター。しかし舘さんは、撮影後に共演者と話していて、眼帯に込められた意味をはじめて理解したそう。
キャスト陣が驚く中、「よく最後までできたと思っています。(監督の)ご指示どおりに演じました」と苦笑いを見せました。
そんな舘さんですが、曽利文彦監督は「めちゃくちゃカッコ良かったです」、山田さんも「お芝居じゃなくても、自然と敬礼したくなるオーラを身にまとっている。もはや『お芝居はいらない』みたいな、自然な気持ちで演じられました」と、惚れぼれした様子でした。
山本耕史「スキンヘッド姿のまま…」衝撃エピソード披露
舘さんと同じく、今作から参加した山本耕史さんは、撮影現場でのエピソードを披露。
「僕は現場では、ほとんど衣装を脱いでいる状態でした。撮影後半は、それが自然な状態で、みんな普通に話しかけてきてドキドキしました」と振り返りました。
山本さん演じるアレックス・ルイ・アームストロングは、キャラクターのビジュアル作りが大変だったそう。準備に2〜3時間、撮影後の着替えも1時間以上かかっていたと明かしました。
さらに、「夜遅くまで撮影をした日があって。翌朝も早いので『このままでいいですか?』と聞いて、カツラとヒゲだけ取って、スキンヘッド姿のまま帰りました。そうしたら子どもが凍りついて…」と告白。
「これは、絶対に家に持ち帰ってはいけないと思いました。現代社会に出ると、かなり大変な見た目でした」と続け、共演者の笑いを誘いました。
また、山田さんと親子役で出演した内野聖陽さんは、山田さんについて「結構、中性的な魅力があって、イチ観客として色っぽいなと思いました」とコメント。
最後に山田さんは、「『鋼の錬金術師』はパワーアップして劇場に帰ってきます。これは、希望の物語だと思っています。生身の人間が演じる生っぽさを、劇場で堪能していただけたら」と締めくくりました。
<作品概要>
映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」
「復讐家スカー」5月20日(金)全国ロードショー
「最後の錬成」6月24日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
©︎2022 荒川弘/SQUARE ENIX ©︎映画「鋼の錬金術師 2&3」製作委員会