恋に本気になれない6人の男女が、“本気の恋”に落ちていく姿を描くドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(略称:『恋(こい)マジ』)。
主人公・桜沢純(広瀬アリス)が不器用に生きる姿に共感したり、長峰柊磨(松村北斗)の女性への接し方に興奮したり、SNSでも盛り上がりを見せました。
ここでは、純と柊磨の人となりが中心に描かれた第1話を、SNSが一番盛り上がった“キュンセリフ”で振り返ります。
「泣いていいよ。泣きな、たまには」(by柊磨)
相良製陶の営業部・坂入拓人(古川雄大)は、純にとって、人生唯一の“推し”。そんな推しから結婚式の二次会の幹事を頼まれ、引き受けた純は、傷ついた心を隠しながら会を最大限盛り上げました。
その帰り、ふとビストロ「サリュー」の前を通りかかり、店じまいをしようとしていたギャルソン・柊磨の勧めで店内に入った純。お酒を一気に飲む様子から、何かを察した柊磨は、残り物の材料で「パンペルデュ(フレンチトースト)」を出してくれました。
「失恋したんでしょ?」「相手は昔からずっと片思いしてた人ですか?」とデリカシーなく聞いてくる柊磨の態度に不信感を抱く純でしたが、パンペルデュのおいしさに少しだけ心を開きます。
そして、「私の母親は男にだらしがなくて。男に捨てられていっつも泣いている人だった。だから、泣く女は嫌い」と、 失恋をしてもなお自身が泣かない理由を明かしました。
すると、柊磨が不意に純を抱きしめ「泣いていいよ。泣きな、たまには」。
このセリフに、「言い方よ!!!好き!!」「ちょっと、破壊力ありすぎ」「惚れてまうやろーー」「テレビの前の私が泣いた!!!」と、SNSはキュンキュンする視聴者のコメントが溢れていました。
拓人の「結婚報告」がトレンド入りの盛り上がり
第1話、“キュン”以外で盛り上がりを見せたシーンと言えば、拓人が純に自身の結婚を報告するシーン。
拓人は、転勤していたシンガポールから帰国後、純を待ち伏せたり、何かと会話をしようとアプローチをかけてきます。“推し”とは距離を取りたい純は、そんな拓人を避けていましたが、意を決して2人で話すことに。すると、拓人は純をホテルの高層階にあるレストランへ誘ったのです。
親友の清宮響子(西野七瀬)と真山アリサ(飯豊まりえ)から「お付き合いに発展したりして」と言われていたこともあり、“その気”になる純。
しかし、現地に行ってみると…「実は俺、結婚することにしたんだ」と笑顔で報告する拓人。しかも、相手は、物語の序盤、会議中にミスをして泣き出した純の部下の女性。
この展開に、視聴者も「あんないいレストランに呼び出すな!」「結婚報告なんてエレベーターでしろ!」「結婚報告だけじゃなくて、二次会の幹事まで頼まれるとか、私ならブチ切れるわ!」と総ツッコミ。
また、拓人の思わせぶりな態度で感づいていた視聴者もいたようで、「ほら、やっぱり結婚報告!」「そうだと思った」「知ってた。でも、レストランに呼んでおいて結婚報告はない」と、「結婚報告」がトレンドに入るほどSNSは盛り上がっていました。