<上垣皓太朗 コメント>

――グッズプロデュースのオファーを受けた際は、どう思いましたか?

まさか私がグッズをプロデュースすることになるとは、と驚きました。とはいえ、これまでキャラクターを扱う企業への取材で「いかにグッズをつくるか?」のノウハウを教えていただいてきたので、それを活かして一生懸命取り組もうと思いました。

――実際に製作された商品を見ての感想は?

多くのプロに関わっていただき、この世に生み出された商品なのだと思うと感慨深かったです。店頭で買っていただく瞬間にも立ち会えましたが、感謝の念がわきあがりました。

――グッズ製作をするうえで、一番大変だったこと、苦労した点を教えてください。

デザイン制作です。ああでもない、こうでもないと知恵を絞ってとにかく案を出しつづけました。最終的には、収録中にもかかわらず、カメラマンを含めたスタッフ全員で話し合いました。何にたどり着けばゴールかがわからないのが大変でしたが、とても豊かな時間でした。

――番組1周年が目前。この経験をどう活かしていきたいですか?

番組が開始されてからまもなく1年を迎えようとしていることに感謝しています。

グッズ製作を通して、ひとつのコンテンツが生み出される過程への敬意を、ますます抱くようになりました。キャラクターを生み出した人たち、そのキャラクターを愛する人たち…と、人々の“群像”をお伝えできるのが、この番組の強みです。

『キャラビズジャーナル』が、人とキャラクターの関係をいきいきと描く、充実した教養番組として信頼していただけるよう、これからも努力していきます。