<中山秀征 コメント>

――収録はいかがでしたか?

楽しかったですね。やっぱり太田さんと会うと、何ていうんですかね、太田さんのワールド、世界観っていうのが俺は大好きなんだよね。

で、やっぱりテレビが好きだっていうのがにじみ出てくるんで、僕もテレビが大好きだから、そこを説明する必要がないっていうか、それがあったうえで会話できてたのうれしいですね。

――これだけじっくり話すのは、珍しいのでは?

そうですね。やっぱり大人数がどうしてもいる中でってことになってくるので、じっくり膝を突き合わせてっていうのは、長いお付き合いでもなかなかないです。こういうふうにやれたのは、うれしかったですね。

――太田さんについて何か新しい発見はありましたか?

やっぱり、ベース真面目なんですよ。それを言うと嫌がりますけども。テレビで見せている、演じてる太田さんも面白いんだけども、やっぱりそうじゃない、根本的なハートの部分というのがあるから、両極ができるっていう。やっぱり、真面目なところ、確固たるものがあるから振りきれるっていうのかな。それがこういうトークで、2人で話すと特に出ますよね、太田さんは。

――今後、2人でチャレンジできることもありそうですか?

今日の話の中でもあったように、僕にとってのテレビっていうのは音楽があって、トークがあって、コントがあるっていうのが、僕の一番見ていた、かっこいいテレビだったんですけど、太田さんもおんなじ意見を持っていて、それがすごくわかるんですよ。

だから、次のテレビに何ができるかっていうものを、ほんとに機会があったらやりたいですね、太田さんと。誰かがやらないと途切れて、なかったこと、昔はあったけどっていう、化石みたいな、骨になっちゃうとなかなか再現が難しいじゃないですか。

でも、やっぱり見てきた人間がまだいるわけですから、今にそれを置き換えると何ができるのかっていうのは、僕とか太田さんだったらできると思うんですよね。