家にいながら本場の味を味わえると話題の出張シェフを松岡修造さんが体験しました。
4月3日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、高知県土佐市の「出張シェフのフレンチ」が紹介されました。
外出しづらいこのご時世に、ニューノーマルな楽しみ方を体験すべく、高知県土佐市の廣瀬あさ子さんのお宅を訪れた松岡さん。
テーブルに並べられた見事なフランス料理に松岡さんが目を輝かせると、廣瀬さんは「あちらのシェフが」と、キッチンを指します。そこにいたのはフランス出身の出張シェフ、ギビラト・ジャーマンさん。フランスの二つ星レストランやクルーズ船で修業し、高知食材をフレンチに落とし込む人気の出張シェフです。
まず、ポタージュにカプチーノ仕立てのミルクがアクセントの「自家製さつまいもカプチーノスープ」を味わった松岡さんは、「おいしいわ…」と笑顔に。
続いての料理、ブラックタイガーを四万十の豚のミンチで包んだ「おばあちゃんの ガンベローニ」を調理しているジャーマンさんは、「これは私のおばあちゃんの料理」と説明。そして手際よく自家製の生パスタが「硬くならないように」と、調理するこの場でパスタマシンで生地をカットする姿に、思わず松岡さんも「素晴らしい」と拍手を送ります。
「このパスタは心の料理です」というジャーマンさんの言葉を聞いた松岡さんは、「家庭料理ということですね」と納得の表情を浮かべます。松岡さんがふと「なぜ高知に?」と尋ねると、奥さんが土佐市出身のためと答えるジャーマンさん。「肉も魚も野菜もおいしいものがいっぱいあります。高知は最高」と高知の魅力を語ります。
おばあちゃんの味、おじいちゃんの味に思わず…
メインディッシュの黒にんにくソースがエビの甘みと合う「おばあちゃんのガンベローニ」に、「今一番おいしい季節」というレモンの皮を削ってかけると、「おいしそうだね、これ」と松岡さんは待ち切れなそうな表情を浮かべます。
「エビがプリップリです」と頷きながら堪能する松岡さんの横で、10回以上出張シェフをお願いしているリピーターの廣瀬さんは、「こういう料理は主婦はなかなか作らないですよね」とにっこり微笑み、「非日常がこんな田舎で味わえるので、人気なんですよ」と出張シェフの魅力を教えてくれました。
そして、ジャーマンさんのおじいちゃんのレシピを現代風にアレンジしたという「土佐牛テール トマトソース煮込みタリアテッレ」が運ばれると、「今度はおじいちゃんですか!」とツッコむ松岡さん。
タリアテッレを大きくひと口頬張ると、「このお肉、濃厚です。麺もそうなんですけれど、味が何とも言えない優しい感じ」とコメント。ゆっくりと本格フレンチを堪能した松岡さんは、ジャーマンさんに向かい「ありがとう」とひねりを加えずに感謝の気持ちを伝えて締めくくっていました。
次回は4月10日(日)に放送予定。
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