5月3日に69歳の誕生日を迎えたばかりの三宅裕司が、YouTubeチャンネルを開設する。

三宅は、YouTubeチャンネル開設に際し、全く未知の世界に飛び込むことに、少し抵抗を見せていたという。だが、初回配信に向け、自身が率いる熱海五郎一座のメンバーがこの試みに快く賛同してくれたことで実現したという。

5月10日(日)12時より配信される記念すべき初回配信には、6月の舞台公演が中止となった熱海五郎一座メンバー全員(渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之)と、今年の演目のゲストである、紅ゆずると横山由依を招き、合計9人での座談会を実施。

リモート収録が初めての一座メンバーは、開始前からドタバタの連続。やっとスタートした座談会では、みんなの現状報告や自宅での過ごし方のみならず、舞台への思いやファンへのメッセージ、また今後リモートで何かできないかと話が展開していく。

カメラを指で拭いてしまったり、会話がなかなかかみ合わなかったり…平均年齢60歳を超えるおじさんたちと今をときめく女性ゲスト二人との舌好調なトークセッションは、時代や世代を超える面白さ。 久しぶりに集まった熱海五郎一座出演者の素顔が満載とのこと。

三宅裕司YouTubeチャンネルのメインビジュアルには、三宅が8歳のときの貴重な写真を使用。

今後、三宅裕司の公式YouTubeチャンネルでは、さまざまなコンテンツを企画し、マイペースに配信していく予定だという。

<三宅裕司 コメント>

いつ終息するか分からないまま自粛生活が続いている中で、劇団S E Tや熱海五郎一座に長年に亘り足を運んでくださる皆様や、テレビ、ラジオ等で応援してくださる皆様に、何か楽しんで頂くことができないかと「YouTubeチャンネル」を開設しました。暇つぶしに活用して頂ければ嬉しいです。

三宅裕司公式YouTubeチャンネル

URL: http://www.youtube.com/c/miyakeyuji

初回配信:5月10日(日)12時〜

初回ゲスト:渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、紅ゆずる、横山由依

熱海五郎一座とは>

東京の笑い“軽演劇”を上演すべく、04年に旗揚げしたのが「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心となって06年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。

アドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げられた台本と、その設定の中で役柄をきちんと演じることで生まれる笑いを作ってきた。2014年に、新橋演舞場へ進出。毎年満員御礼で、劇場を笑いの渦で包み込んでいる。

出演者は、座長の三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之というお馴染みのメンバー。毎年女性ゲストを迎え、とにかく“笑い”にこだわった、日本最高峰の東京喜劇“軽演劇”の舞台を届けている。

今年も新橋演舞場6月公演として上演予定だった「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第7弾 東京喜劇『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー〜日米爆笑保障条約〜』」(松竹株式会社と株式会社アミューズの共同製作)は、 5月10日に中止を発表。