鈴鹿央士さん主演、『クロステイル ~探偵教室~』の豪華キャスト陣が決定しました。

土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』(4月9日スタート!/東海テレビ・フジテレビ系)は、探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く、異色の探偵ドラマ。

突然失踪した父親を捜すため、探偵学校に入学した飛田匡(鈴鹿央士)。地道でキツイ探偵の姿に、一度は幻滅するも、次第に“気になると解決するまで眠れなくなる”特異な能力を発揮するようになり…。

このたび、草川拓弥(超特急)さん、篠田麻里子さん、髙田延彦さん、福山翔大さん、伊藤正之さん、遊佐亮介さん、冨樫真さん、山口香緖里さんの出演が発表されました。

鈴鹿央士さん主演、土ドラ『クロステイル ~探偵教室』は、4月9日スタート!東海テレビ・フジテレビ系で、毎週土曜23時40分より放送されます。

ホストをしながらジョーカー探偵学校に

<登場人物紹介>

藤巻敦也(ふじまき・あつや)…草川拓弥

ジョーカー探偵学校の生徒。かつ現役ホスト。26歳。

探偵に求められる人間洞察力のスキルをホストに活かそうと入学。お調子ものだが、ポジティブな能天気さが、ときにクラスメイトの救いになることも。

実は、家庭の事情で幼少期に苦労した経験がある。「人生はそんなもんだ」と言いきかせ、軽いキャラに徹することで、心の闇を隠しているような側面があり…。

草川拓弥 コメント

ホスト兼探偵学校の生徒という、ちょっと変わった役どころで、どちらも演じるのは初めてです。

お芝居は、なかなか難しいなと思っています。台本を読むと、藤巻はアクセントになる位置づけで、視聴者の方にとっても、何だコイツとか面白がられたりする役のようです。

お調子者でもありますが、それは一種の自己防衛だったりするので、話が進んでいくと、より藤巻の深みがわかっていただけると思っています。

オリジナル作品だったので、髪型や髪の色を提案しました。探偵学校でキャストが勢ぞろいしたとき、何かひとつ藤巻ならではのパンチが欲しいなと思い、明るい色に挑戦してみました。

探偵が軸にある物語ですが、人の心に寄り添う愛が一番のテーマだと思っています。

すごく大変ないまの世の中に、視聴者の方の心に寄り添える、温かい作品になると思います。またこのドラマを通じて、人の心に寄り添えるような温かい人たちがもっと増えたらいいなと思っています。ぜひご覧ください。

マウントを取りがちで「男なんてバカ」が口グセ

堀之内純子(ほりのうち・じゅんこ)…篠田麻里子

ジョーカー探偵学校の生徒。32歳。

大人を気取ってマウントを取りがちで、「男なんてバカ」が口グセ。バカな男を見返すには、探偵はうってつけの仕事だと考えて入学した。

純子自身の、過去の男による心の傷も徐々に露わになっていき…。

篠田麻里子 コメント

小さいころから、探偵ごっこみたいな遊びをしていて、「探偵になりたいな」と思ったこともあったし、台本もオリジナルで面白く、楽しみだなと思いました。

私が演じる純子さんは「男なんて」とか、「男って馬鹿みたい」というセリフが多いのですが、男性を巡ってすごく傷ついた部分があり、それを自分の中で解決するために、探偵になろうとしている女性なんですね。

一見すごく気の強そうな女性に見えるのですが、すごくピュアで一生懸命で、自分の傷ついた過去に向き合っている正義感ある女性かなと思います。

鈴鹿さんとは初共演です。本当に可愛いというか、アニメのキャラクターのような男の子という印象でした。でも、実際会ってみると、自分の意見や、自分の感覚がすごくある方だなと思いました。

普段だったら見逃しそうな部分も、疑問を感じたら、自分の意思をはっきり言葉にしていて、素晴らしいなと思いました。

『クロステイル』、どんなドラマになっているんでしょうか(笑)。私も撮影しながら、どういう作品ができあがるのか楽しみにしております。

でも、すごく素敵で楽しく、そして笑いあり涙あり、楽しい作品になっていると思いますので、ぜひ、みなさん見てください!

熱血指導で生徒達に立ちはだかる鬼講師

南武辰彦(なんぶ・たつひこ)…髙田延彦

探偵、ジョーカー探偵学校講師。56歳。

尾行・張り込み調査のスペシャリスト。生徒達の最初の関門として、徹底的にしごくことで、探偵の初歩を叩き込む。

髙田延彦 コメント

出演依頼を受けて最初に思ったことは「やれません、できません」ですね。

役者というのは、決まったセリフを覚えて、そこに感情を乗せて、音として発信するのが仕事。極めて、決められたセリフを変えずに、というところがポイントですよね。「それを俺ができるかい!」という思いですね。

台本は、とても面白いなと思いました。私が演じる南武は、年齢やキャラクター、言葉のつかい方など、髙田の私生活にリンクするところがあって、「俺に近いなぁ」という印象を受けたんですね。

マネジャーに「できる、できる」とそそのかされ(笑)、妻からも「やれるんじゃないの」と後押しがあって、お断りをしたら後悔するのかなと考えて「やらしてもらう、やっちゃえ!」と、ここにいるわけでございます。

南武は、結構スパルタで、探偵という職業に対しては非常にストイックですね。昭和のおっかないリーダーみたいな。そのクセ、まだ中間管理職というか、上には上がいて、ちょっと挟まれながらも自分のスタイルを貫くという…。

私生活でも、おそらく嫁さんの尻には敷かれているんだけど、まぁ豪快・豪傑な部類に入るのかなと思っています。

鈴鹿さんは、すごく可愛くてね。フレッシュでピュアで、無垢な印象ですね。いざ監督の声がかかると、カッとスイッチが切り替わる。それがすごいなと。やっぱりプロだよね。今度、演技指導をしてもらおうかなと思っています。

収録の日が近づいてくると、緊張感が高まって来るし、より集中して自分の世界に入ってインプットすることに努めていますね。

無心になって、自分がどんどん南武になっていくという、その作業が非常に心地いいですね。私にとっては、非常にハードルの高い役ですが、とにかくみなさんの足を引っ張らずに、少しでも作品の背中を後押しする原動力となるように、ベストを尽くして頑張りますので、ぜひ、みんなの力を結集した、この楽しい面白い作品を見ていただきたいと思います。楽しみにしていてください!

元陸上選手、最年長…個性豊かな面々

野木明生(のぎ・あきお)…福山翔大

ジョーカー探偵学校の生徒。25歳。

陸上の元選手だが、何となく第二の人生に探偵を目指す。「どんな理由があろうと負けたら終わり」がモットーで、勝ち負けへの拘りが強い。選手時代の挫折が、時に心に影を落とし…。

丸川喜三郎(まるかわ・きさぶろう)…伊藤正之

ジョーカー探偵学校の生徒。59歳。

前職を早期退職して探偵学校に入学した、クラスの最年長。温和かつやさしい性格で、親子ほども歳の差があるクラスメイトからも信頼されていく。

実は、前職での大きな挫折が探偵学校入りの動機となっていて…。

都賀真一(つが・しんいち)…遊佐亮介

ジョーカー探偵学校の生徒。33歳。

IT企業に勤めていたが、訳あって退職し探偵学校に入学。機械に強いが、コミュニケーションが不器用で損することが多い。

前職を退職するに至る、過去の汚名が徐々に生徒たちに知れることとなり…。

皆川瑠依…冨樫真

探偵、ジョーカー探偵学校の講師。年齢不詳。

盗聴・盗撮調査のスペシャリスト。サディスティックな気分屋でもあり、気に入らないことがあると「全員クビ!」が口グセ。

南武も一目置く厳しさで、これまで瑠依の講義で落第した生徒は、多数。

飛田千穂子…山口香緖里

匡の母。47歳。

いかにもお嬢様育ちの、おっとり天然キャラ。空気の読めなさは、夫の迅平以上か。

迅平とは、いまだにラブラブの関係である。いつも的の外れたおかしな発言をするが、ときにそれが逆に匡の課題の核心を突くことも。

<あらすじ>

「大学卒業おめでとう。父さんも、お前から卒業します」

卒業式の日、帰宅した飛田匡(鈴鹿央士)に残されていた、飛田迅平(板尾創路)からの手紙。突然、父が失踪した。

迅平は推理小説作家で、かつては賞候補にもなった売れっ子だったが、最近は見る陰もなかった。

匡には、父の莫大な借金だけが残されていた。しかし、母の千穂子(山口香緖里)は動じることなく、淡々と現実を受け入れている。

頼りない天然お嬢様かと思っていたが、案外腹が座っているんだなと一瞬感心する匡だが、「大丈夫、私にはあなたがついてる!」などと、でたらめな千穂子の言葉に、やっぱり呆れてしまう。

事件性ゼロの失踪に警察ではまるで取り合ってもらえず、父の著書から出てきた名刺を頼りに、ジョーカー探偵社に足を運んだ匡。

失踪調査にかかる費用は莫大でとても払えないが、探偵学校の募集を目にすると、学費は調査費用より遥かに安い。探偵学校を卒業すれば、探偵社に就職でき、迅平も探せる!と、匡はジョーカー探偵学校への入学を決意する。

同期のクラスメイトは、年齢も経歴もバラバラ。

芹沢朋香(堀田真由)、藤巻敦也(草川拓弥)、堀之内純子(篠田麻里子)、野木明生(福山翔大)、丸川喜三郎(伊藤正之)、都賀真一(遊佐亮介)…匡は、気さくに話しかけ、みなと打ち解けようとするが、ほかの者は互いに壁をつくって馴れ合いを拒んだ。探偵を志望するような面々には、それぞれ何か事情がありそうだ。

講師の南武辰彦(髙田延彦)は「素質のない奴には、さっさと諦めてもらう」と厳しい態度をみせる。

探偵には、国家試験などに申請さえすれば、誰でもなれてしまうのが現状だ。

「現実の探偵の仕事は、人の弱みや秘密を暴くのが仕事なんだ。恨まれるなど当たりまえ。いい人になりたいなら探偵など辞めろ!」と叱責される。

はっぱをかけられた匡たちは、「尾行」「張り込み」「盗聴・盗撮調査」「聞き込み」「信用調査」とさまざまなスキルを学んでいく。