10月16日(金)公開予定の映画「みをつくし料理帖」で、主人公の松本穂香演じる澪を温かく見守る2人の男性、御膳奉行の小松原を演じた窪塚洋介と、町医者・永田源斉を演じた小関裕太の動画インタビューが公開された。

原作はシリーズ累計400万部を突破した作家・髙田郁氏による同名ベストセラー時代小説。江戸に出てきた大坂出身の料理人・澪が、江戸の味に馴染めず試行錯誤の日々を過ごしながらも、料理を通じて成長いく姿を描く。

窪塚は出演のオファーを受けてから原作を読んだものの「すばらしくて、読みだしたら止まらなくて」と一気にファンとなったことを明かし、「あの世界観の中に自分が登場して、芝居ができるんだと思って、本当に嬉しい気持ちでスタートしました」と思いを語る。

澪を演じた松本については、「初めて本読みで涙を堪(こら)えた」と松本の声だけの演技の時点で心を動かされ、現場で衣装を着ている松本を見たときには思わず「ご本人!」と思ってしまい、「ちょっとファンみたいになっている(笑)」と告白した。

一方、小関も松本を「僕から見るとすごく澪に近い」と話し、原作や台本を読んで感じた澪のイメージと松本が重なったという。「実際に会話をしていてもすごくナチュラルで、目の前に澪がいるかのような感覚になる」と絶賛する。また映画全体については「いい意味で静かに時間が流れる」と穏やかながら、その中を彩る季節や料理が素晴らしく「味わい深い映画になっている」とアピールした。

小関裕太 インタビュー

<映画「みをつくし料理帖」オフィシャルサイト>