クリムトの生涯を“追体験”できる『クリムト・アライブ』が2025年7月18日(金)から10月5日(日)まで東京で世界初開催。
“アートを体感”する新しい展覧会とは…?
どんなワクワク体験が待っているのでしょうか。
クラシックに光の演出!クリムトの世界を“体感”

色とりどりの大きなスクリーンに圧倒されていると、急に会場は暗転…

荘厳な音楽とともにスクリーンに浮かび上がってきたのは「Japonism」の文字。

実はクリムトは日本の浮世絵に大きな影響を受けていたということで、今回の展示会では有名な浮世絵ともコラボしているんです。

大きな川が描かれた屏風のような絵画が現れると、会場にはサラサラと川の流れるような音が!まるで自身が絵画の中にいるような不思議な感覚に陥ります。

ふと、見ると 会場内に複数設置されたスクリーンの中には暗くなっているものも…

しかし、次の瞬間 流れる音楽に合わせて、次々とスクリーンや床に絵画が浮かび上がります!
音楽と光、映像がコラボした大迫力の演出に夢中になってしまうこと間違いなしです!

他にも、太鼓や三味線のような、日本のお祭りを想起させる、ワクワクとした音に包まれながら次々と現れる浮世絵。
オーストリア・ウィーンという、地理的には日本から遠い距離で活躍したクリムトですが、浮世絵に魅了された彼は、その作風を独自に発展させて、自身の作品に取り入れています。
大胆な輪郭線や、流れるような渦巻き模様など、クリムトと浮世絵の共通点を探してみるのも、ひとつの楽しみ方になりそうですね!

甘い香りに包まれ、一面に広がる大小様々なスクリーン。ダイナミックな音楽と、そのリズムに合わせて次々浮かび上がってくる絵画の数々。
まさに、“アートを体感”できる贅沢な空間にうっとり。
『黄金時代』キラキラ輝くクリムトの世界にタイムスリップ!

クリムトと聞くと『接吻』『ユディトⅠ』など、きらめく“黄金”を取り入れた絵画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
続いては、迫力満点の代表作の数々が収められた『黄金時代』を紹介!

スクリーンと床、全てがキラキラ黄金色に!
ドキドキ・ワクワクが高まり、クリムトの“黄金世界”にいざなわれていきます。

壮大なクラシック音楽にのせて浮かび上がってきたのは、金箔がふんだんに使われた名画『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』。
一面に広がるきらめく装飾に目を奪われていると…

ここで暗転。

そして、再び浮かび上がってくるキラキラとしたアートの数々。
豪華絢爛な世界にますます引き込まれていきます!

クリムトの代表作でもある『接吻』や…

『ユディトⅠ』。

さらに、没入展の特徴を活かして、スクリーンでは絵画の一部をクローズアップ!

アートを“鑑賞”するというより、全身の感覚をフルに使いながら自分がアートの中に入り込む不思議体験。
まるで、クリムトの時代に“タイムスリップ”したかのような気分に!
そんな魅力満載の今回の展覧会では、写真・動画の撮影が全てOK♪
全身でクリムトの世界を感じた後は、SNS映え必死の写真をカメラに収めて残しておきたくなりますよね。