フジテレビ・スケート班が取材した動画を毎日配信!Vol.69

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定だった「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・スケート班が取材した動画が3月23日から配信されている。

シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場。フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。

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フジスケの公式Instagramに寄せられた、フィギュアファンの“見たい!”映像集が実現!

今回は、フジテレビスケート公式インスタグラム「フジスケ動画で見たい映像」 に寄せられた、多くのリクエストに“応える”企画の第6弾、 「見たい!動画」 リクエストアンサー編Vol.6を紹介する。

山本草太選手 2019チャレンジカップ インタビュー

Vol.6は、2019年2月24日にオランダの海辺で行われた山本草太選手のインタビュー映像を公開。

2019年2月20日~24日、オランダ・ハーグで行われた「チャレンジカップ2019」で優勝した山本選手。親子連れや、犬を連れた人たちが散歩を楽しむオランダのとある海辺を歩きながら、山本選手が本音を語っていく。

「今回の試合でちょっと強くなれた」

――2月23日フリーの演技は、どのあたりが満足できましたか?

やっぱり、前半の4回転とアクセルがきれいに入ったことはうれしかったです。

――昨日「今後もっと大きな大会で優勝できるように」と言っていましたが…。

そういう(世界の)舞台もしっかり目指さなければなと思っています。(今回の)演技中はそういうことは考えていなかったんですけど、一つ一つをしっかりやったあとに(世界の大きな舞台を目指すこと)が付いてくるかなと思うので、どの試合も集中してやっていきたいです。

――以前「復帰はしたけど復活ではない」と言っていましたが、今はどの段階ですか?

僕が言っていいのかわからないんですけど、復活はできたんじゃないかなと思います。皆さんに思っていただけることなので、僕はわからないですけど。

――昔の自分とのギャップはなくなってきましたか?

そうですね。もっともっと、さらに成長して、トップにのぼりつめなければなと思っています。

2016年は、度重なるけがに苦しんだ山本選手。インタビューは、そこから3年の月日が経っていた。

――今の自分とけがをする前の自分、どちらが好きですか?

うーん、今の方が…。今回の試合でちょっと強くなれたのかなと実感はあったので。これを繰り返しできないと意味がないんですけど、「成長できたのかなぁ」と実感できました。

――3年前の自分は、どんな“山本草太”でしたか?

良い意味でも悪い意味でも、幼いというか、今もですけど(笑)。

いろんなことを考えずに自分のことに集中してできていたかなと思うんですけど、今の方が、いろんなことを考えて…他の人のためにとか、家族のためにとか、そう思うとスケートもがんばれるので。

そういう考え方もちょっと変われたのかなと思うんですけど、もっともっと成長していくだけだと思っています。

――今回の優勝を喜んでくれる仲間がたくさんいましたね。

メッセージをたくさんいただいて。励みになったし、うれしかったので、「僕もまた頑張ります」と、みんなに伝えました。

――猛烈なファン(同じ中京大学所属で、同大会に出場した横井ゆは菜選手)が近くにいましたね。

あははは~!

――横井選手は、3年前に(山本選手が)けがした日にもいたんですか?

記憶にないんですけど。僕が初めて手術したのは名古屋の病院なんですけど、そこにもお見舞いに来てくださったので、すごくうれしかったですし、その後も今までずっと気にかけてくれて、励みになりました。同じクラブ(の一員)として、お互いがんばれているかなと思います。

もし、けがをする前に戻れるとしたら――

動画では、「2016年3月のけがをする前の日に戻れるとしたら、戻りたいですか?」という質問も。山本選手が出した答えは――。

また、“大きな舞台”である北京オリンピックについても言及。「やっと口に出せるようになった」という“一番大きな目標”への思いも語っている。

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