バレーボール男子日本代表・石川祐希選手が、6月11日(木)にリモート記者会見を行い、イタリアセリエAのチーム「パワー・バレー・ミラノ」への移籍を発表した。
昨シーズン所属していた「パドヴァ」は今シーズン7位、移籍先の「ミラノ」は5位と、格上の強豪だ。
「僕の目標である世界のトッププレーヤーになるために、この(新型コロナウイルスによる影響が多い)状況ですけど、目標を達成したいという思いが強いので、このような選択をさせていただきました」と、チーム移籍を決めた心境を会見で語っていた石川選手。
会見後、フジテレビ『めざましテレビ』のリモート取材に応じ、「ミラノの上が『モデナ』だったり『トレント』だったりするので、そこに進むためには大きなステップアップになるチームだと思っています」と、チームの決め手も明かした。
今より強いチームで実力を高め、いずれはイタリア4強とされるチームでのプレーを目指しているという。
さらに、「格上のチームを倒す技術だったり、倒すメンタルだったり、倒すための準備っていうのは、代表に例えると、オリンピックもそうですけど格上のチームばかりになるので、代表でも生きてくるのかなって思っています」と、来シーズンを5番手のチームでプレーすることが、東京オリンピックへの試金石になるとも語った。