フジテレビ・スケート班が取材した動画を毎日配信!Vol.80

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カナダ・モントリオールで開催予定だった「世界フィギュアスケート選手権2020」が中止に。シーズンのクライマックスの舞台は失われ、様々な活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・スケート班が取材した動画が3月23日から配信されている。

シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場。フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。

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フジスケの公式Instagramに寄せられた、フィギュアファンの“見たい!”映像集が実現!

今回は、フジテレビスケート公式インスタグラム「フジスケ動画で見たい映像」 に寄せられた、多くのリクエストに“応える”企画の第11弾。

「鍵山優真選手、佐藤駿選手、三浦佳生(みうら・かお)選手らのインタビューが見たい」という声に応えて、2018年の「関東フィギュアスケート選手権大会」(以下、「関東選手権」/2018年9月27日~30日)で優勝した佐藤選手、2位の鍵山選手、3位の三浦選手、3人揃ってのインタビューをたっぷりと紹介。

2018関東選手権 インタビュー 鍵山優真/佐藤駿/三浦佳生

――お疲れさまでした。まずは優勝した佐藤選手、「関東選手権」いかがでしたか?

佐藤選手:初めての関東ブロック(=関東選手権)なんですが、しっかりと自分の満足のいく演技ができて良かったです。

――4回転、入りましたね。

佐藤選手:はい。気持ちよく決まったので、嬉しかったです。

――アクセルも2本しっかり降りましたけど、点数見たときはどうでしたか?

佐藤選手:あ、普通に嬉しかったです(とクールに)。

鍵山選手:普通じゃねぇわ(笑)。

三浦選手:腹立つ~(笑)。

――217点。自己ベストですよね。

佐藤選手:はい。「東日本(フィギュアスケート)選手権(大会)」でも、このような点数を継続できるように頑張りたいなと思います。

――2位の鍵山選手、今日はいかがでしたか?

鍵山選手:悔しかったです。アクセルで転んだり、前半のジャンプのランニングが乱れたり、ジャンプが一つ抜けてしまったりして…。

――「ジュニアグランプリ(シリーズ第4戦 カナダ大会)」から、フリースケーティングでは悔しい思いをしたと思うのですが、切り替えはどうですか?

鍵山選手:練習の時間が短く、あまり練習できなかったんですけど…悔しいです。

――得点は、200点超えましたが。

鍵山選手:200点出たのは嬉しいですけど、内容的にはすごく悔しいので、帰ってからもっと練習したいと思います。

――どうしてそんなに声が枯れているんですか?

鍵山選手:応援し過ぎたからです(笑)。

――3位の三浦選手、いかがでしたか?

三浦選手:ひとりだけこんなに低い点数なのに“自己ベスト”って、すごく悲しくてしょうがないんですけど(笑)。

鍵山選手&佐藤選手:おめでとうございます。

三浦選手:うるさい(笑)。

――2人のことを意識して、負けないように大技も組み込んでいったと思うのですが、チャレンジしてみてどうでしたか?

三浦選手:まず、駿くんの点数が出た時点で、本当に急に足ががたがた震えだして、緊張しちゃってもう…全然できなかったです。普段よりも、できなかったです。

――すごい点数を聞いて驚きましたか?

三浦選手:144点を目の前で出されて。足が急に“生まれたての子鹿”のようになってしまって(笑)。まぁ、悔しいです。

――この経験をどんな風に生かしたいですか?

三浦選手:ここから切り替えていって、「東日本選手権」のフリーではこの経験を生かして、130点以上を目指して、この悔しい思いをぶつけられたらと思います。

――その「東日本選手権」では、ここに島田高志郎選手もプラスされて、さらに激しい戦いになるのでは?

鍵山選手:とりあえず駿に勝ちます。

佐藤選手:おぉ!…負けないようにたくさん練習して、4回転2本入れられるように頑張りたいと思います。

三浦選手:駿に勝ちたいです。

動画の後半では、フリースケーティングの選曲理由や実際に滑ってみての感触、力を入れている練習メニューなどについても語っている。

鍵山選手が「同じ年代の人たちでライバルが多いので頑張りたい」と話すように、良き仲間、良きライバルとして切磋琢磨し続け、次世代のフィギュアスケート界をけん引している3人。動画は、3ショットでのインタビューだからこそ飛び出した言葉や、リラックスした表情が満載だ。

動画はこちらからチェック!