黒羽麻璃央が桜井ユキと結婚後の心境を問われ、緊張感たっぷりに言及した。

1月20日、黒羽麻璃央が東京・六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで行われた「ボストン美術館所蔵『THE HEROES 刀剣×浮世絵 -武者たちの物語』」取材会に登場した。

本展は世界最高水準の日本美術コレクションを誇るボストン美術館の所蔵品から厳選した刀剣と武者絵率100%の浮世絵版画、そして、武者絵と共通のイメージがデザインされた刀剣の鐔(つば)を通じて、さまざまなヒーローたちの活躍を紹介するもので、1月21日(金)より同所にて公開となる。

黒羽はその公式アンバサダーに起用されており、開幕を前に同展をアピールした。

黒羽といえば1月12日、自身のSNSにて「いつも応援してくださっている皆様へ」と題し、「私事ではございますが、この度、桜井ユキさんと結婚しましたことをご報告させていただきます。これまで以上に俳優業を、そして、人として成長できるよう、より一層精進してまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します」と女優・桜井ユキとの結婚を報告。

“2.5次元界のプリンス”として同界隈を牽引する黒羽の電撃結婚には多くの祝福の声が寄せられ、黒羽自身もその2日後、SNSにて「皆様からいただいたたくさんのお言葉、本当にありがとうございます。今まで以上にお仕事に熱意をもって、向き合っていきたいと思います」と感謝の言葉を綴っていた。

そして、この日は結婚後初めての公の場への登場とあって、黒羽本人の口からどのようなコメントが発せられるのか、注目を集めた。

まずは司会者から結婚を祝福されると、「ありがとうございます」と深く頭を下げて感謝。報道陣の「独身生活に一太刀入れたということで、今の心境は?」という質問には、「仕事を頑張って、何ていうんですかね。こういうのは慣れてないので…、初めてのことなので、何と言っていいのかわからないんですけど…」と困惑気味。

そして、「言葉をつまらせてすみません。ワクワクしていますし、自分自身もこれからもっともっと頑張っていかなきゃいけないと思っています。変わらない部分は変わらずに、変えなきゃいけない部分は頑張っていきたい」と、しどろもどろになりながら意気込んだ。

さらに、「環境が変わったばかりですが、新年の展望を聞かせてください」と促されると、「今はとにかく一つ一つの作品、自分に与えられた役や作品に真摯に向き合って、多くのお客様にいいものを届ける。誰かの心を動かせるような作品をつくっていけたら」と、決意を新たにしていた。

また、同展のタイトルにちなみ、黒羽自身のヒーローに話がおよぶと、「僕も新型コロナウイルスに感染し、もしかしたらこのまま命を落とすかもしれないと思って入院していたのですが、その中で助けてくださった医療従事者の皆様、そして、入院中に見たエンターテインメントの世界で生きている方々には心を助けてもらったので、近々でいうとそのようなヒーローの皆さんに助けられました」と、自身の経験をふまえて回顧。

続けて、どんなヒーローになりたいかを聞かれると、「『助けて』と言いづらいヒーローよりも、困ったことがあったら『ヘルプ』とすぐに言えるような親しみやすい存在でありたい」と話していた。