かつて、経済成長真っ只中の昭和時代、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の3つの家電をその豊かさの象徴として、「三種の神器」と呼んでいました。
一方、コロナ禍真っ最中の令和時代では、悲しいかな私たちの三種の神器は、ワクチン、マスク、アルコールと言えるかもしれません。
特にアルコールは自宅やオフィスはもちろん、街中の至るところに配備され、よもや人口を超えたのではないかという供給ぶりです。
無論、バーにも必ず置いてありますので、例文のような行為で異性の気を引くのは控えましょう。
「あちらのお客様からです」消毒用アルコールボトルがバーテンダーから渡された。
これを英語で言うと…
“This is from the gentleman over there.”
The bartender gave the customer a bottle of rubbing alcohol.
Point: 消毒用アルコール = rubbing alcohol
Rubbing や rub で擦ることを表現します。同じ語源の言葉として、rubber があり、これはゴムを意味します。
日本やアメリカでは消しゴムの事はeraserと言いますが、実はイギリスではrubberと言います。
他にも、アメリカとイギリスで呼び方が変わるものは沢山あります。
秋 米:fall 英:autumn
郵便 米:mail 英:post
ゴミ 米:garbage/trash 英:rubbish
ゴミ箱 米:garbage can 英:dust bin
ズボン 米:pants 英:trousers
パンツ 米:shorts/underwear 英:pants
ビスケット 米:cookie 英:biscuit
イギリスではズボンはtrousersで下着のパンツがpantsです。
「君のズボン良いね!」は“I like your trousers!” となるので、間違っても“I like your pants!”とは言わないように気をつけましょう。
「rubbing alcohol」ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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