個性派俳優・安田顕が、過去に体験した過酷ロケや、欠かさず見ているYouTubeのお気に入りチャンネルを告白した。

12月8日(水)に放送されたフジテレビ『TOKIOカケル』は安田顕が登場。女性代表・エンジェルちゃんは、森三中の大島美幸が務めた。

安田と国分太一は以前、『ぐるナイ』(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチ」で共演しており、国分が「『友達がいなくて』っていう話をしていましたね」と告げると、安田は「友達ってどうやったらできるんでしょうねぇ?」と困惑顔。

国分が「(作品で演じる)役柄上、元気なイメージがあるのに、私生活は意外と暗い」と当時の印象を振り返ると、「『ずっと黙っていろ』と言われたら、黙っていられます(笑)」と内向的な一面をのぞかせた。

雪山で車を横転させてしまい、ロケ続行不可能に…

大島からは、「心に残ってるロケ教えて」というリクエストが。

ちなみに大島はインドで牛の尿を飲んだときだそうで、「ノドが焼けるように熱くなった」と超過酷な体験を告白。

安田は「今の話を聞いたら申し訳ない」と前置きしつつ、「雪山のオフロードをジープで運転してタイムトライアルしたのですが、いきなり車を横転させて破壊しちゃったんです。僕が一番手だったのに、続行不可能になってしまった」と、安田が所属し、体当たり企画で知られるユニットならではの経験を明かした。

雪山で思い出したのか、松岡昌宏と国分も「ロシアで宝探しをすることになり、宝が眠る雪山へ2日間かけてたどり着いたのに、虎の格好をしたリーダーが『ワシが宝や』と言って出てきて、マジでキレそうになった」と、オチが城島茂だったことに落胆したエピソードを披露。

一方の城島も、「車で十数時間かけて雪山へ行ったのに、僕らが撮影している間に現地のコーディネーターたちがスタッフ全員分の肉をすべて平らげ、ウォッカで酒盛りしていた。結局、そこからまた十数時間かけて帰って、結局メシ無しやった」と、こちらも過酷なロケだったと振り返った。

「ターニングポイントになった作品」の話から…

松岡からは「ターニングポイントって何でした?」という質問が。

「いまだに実感ないですね。取材などをうけるときに、申し訳ないけどターニングポイントを聞かれるのが一番困る」と返答。自信になった作品を国分が尋ねると、「群馬県高崎市へ行ったとき、ホテルの向かいにある飲食店に入ったら、客が全員振り返って『安田顕さんですよね?』って言ったんです」。

そして、「その後、自転車に乗っている中学生に『安田顕さんですよね?』、コンビニでも小学生の女の子に『安田顕さんですよね?』と声をかけられ、僕は群馬県高崎市に住もうと思った。(出身地の)北海道でも東京でもまったくない現象が、群馬県高崎市にだけあった」と回顧。高崎ゆかりの作品に出演したわけでもなく、本人も理由がわからない、と不思議な現象を報告した。

日課は晩酌とYouTubeの亀田史郎チャンネルを見ること

国分は「ゴチにいらしたときに『一人でいることが好き、友だちがいない』というお話をうかがってから、どんなふうに1日を過ごしているのか興味をもった」と、日々のルーティンについて質問。

「朝起きて仕事をして帰ってきて、晩酌だけはどうしても欠かせない。休みの日は漠然とした不安を抱えて過ごし、3日以上の休みが続くと漠然とした不安が大きくなってしまう」という安田。

さらに、「亀田史郎さんと娘さんのかけ合いのファンになってしまって、史郎さんのYouTubeチャンネルを毎日見ている。うれしかったのが、史郎さんがカリスマ美容師のところで爪磨きをしてもらっているときに、(IKKOのモノマネで)『どんだけ~』と言っているのが、『やすだけ~ん』に聞こえたこと」と紹介。

実際にその映像をスタジオで検証したところ、松岡は「晩酌のときに見ているからおもしろい」、国分も「もはや僕らにしてみたらどっちでもいい」と苦笑いで斬り捨てた。

その他、ともに北海道出身の安田と松岡がちょっと変わった地元の料理トークに花を咲かせたほか、最近、安田のまわりで流行っているというスマホを使ったユニーク写真撮影で盛り上がる一幕もみられた。

次週12月15日(水)の『TOKIOカケル』は北村匠海が登場し、妄想デートトークで盛り上がる。女性代表・エンジェルちゃんはハリセンボンの近藤春菜&箕輪はるかが務める。

『TOKIOカケル』はFODでも配信中(最新回は期間限定で無料)