「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。
7月16日(木)の放送では、 メンバーのキャラクターがより際立つシーンが見られた。
キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」。今回のテーマは「初デートで寝坊した時 彼女の怒りを和らげる謝り方」。彼女のマイコと付き合って初めてのデート当日。しかし目が覚めたらすでに待ち合わせ時間!慌ててマイコに電話をし…こんなとき、キスマイメンバーはどう謝る?
今回の挑戦メンバーが発表されると、ゲストの朝日奈央が「大丈夫ですかね?二階堂さん1回もうまくいったことないですよね?」と不安顔。二階堂高嗣は「そんなことないですよ!今日ちょっと本当に挽回できるかもしれないです」と自信をのぞかせるが…。
藤ヶ谷が絶賛!「横尾渉の優しさだけを詰め込んだ対応」
横尾渉は、時計を二度見して遅刻に気づく。すぐさま電話し「15分で行くからさ、近くのカフェとかで待っててくれない?」とマイコへの思いやりを見せて電話を切る。あっさり解決かと思いきや「時間もったいないな」と呟いて再びマイコに連絡。「この時間も大事にしたいなと思うから、着くまで電話してていい?」と、準備している間もデート時間にしたいと提案。スピーカーフォンで「今から歯磨くから」と話しながら身支度を始めた。
いつものクールな対応とは違う、優しさあふれる対応にスタジオからは拍手とどよめきが。藤ヶ谷太輔は「横尾渉の優しさの部分だけを詰め込んだ、素敵なVTRでしたね」と絶賛した。
ゲストの大久保佳代子は「横尾くんに期待するところもあるじゃないですか、トリッキー横尾を。それがちょっと肩透かしだったかも」と推測。実際、大久保も、横尾が一旦電話を切ったときに「『何切ってんだよ』ってキレるんじゃないかなって期待してた」と言い、キスマイメンバーは手を叩いて大笑いした。
ゲストの安斉かれんは「イライラせずに待てる」と高評価。すると横尾は「ありがとうございます!CD買います」と笑顔を振りまいた。進行役の佐野瑞樹アナウンサーに意図を問われると「電話を切ってしまったら(遅刻していると彼女に)考える時間を与えてしまう。ずっとしゃべっていたらイライラの方向にはいかないのかな」「本当だったらもうデートをしてる時間なので、そこを大事にしたいなと」と説明。北山も「横尾さん出家でもした?」と驚きを隠せない様子だった。
SNSでは「渉くん素晴らしい対応きたwww」「今日の横尾さん優しさのかたまり♡可愛さのかたまり♡」とそのやさしさを喜ぶ一方、「キレる事を期待されてる横尾さん(笑)」「横尾さんのキレ芸をにわかに期待してしまうオーディエンス(笑)」と“トリッキー横尾”を期待する声も上がった。
宮田俊哉は、部屋を歩き回りながら電話をすると「ごめんなさい、今起きた」「ごめん、ごめん、ごめん」と謝るがなぜかニヤニヤ。「急いで行くからさ。俺が今からなぞなぞ出すから、考えながら待っててもらってもいい?」と言い出す。電話を切ってマイコに送ったメッセージは…「Hになればなるほど固くなるモノな〜んだ?」と下ネタ風のなぞなぞ。マイコの「変態!そんなの言えるわけないじゃんw」という返信に「え?マイコ何想像してるの?」「答えは『えんぴつ』だよー!」と回答。「いいから早く来て!」と怒られてしまった。
朝日は「ニヤニヤしてた時点で、『いつものアレ(なぞなぞ)出そうかな』って。遅刻し慣れてる感じが…」とダメ出し。ニヤニヤの訳について、宮田は「“ヤバイ!”っていう芝居をする以前に『俺はこの文章を打つ』って頭の片隅にあったから、役に入りきれなかった」と弁明した。
高評価をつけた大久保は、下ネタに対して「初デートなのにこういうことを言うってことは、最初からそういう気があって…イヤ〜ン♡って思っちゃったのよね」と妄想。宮田が「大久保さんいてくれて良かったですわ!」とホッとした表情を見せるが、大久保は一転「でも『これ面白いだろうな』って言うほど面白くない」とバッサリ斬った。
玉森裕太は「今起きた」「本当ごめん、本当にやらかした」「すぐ行くよ」と謝り倒し、「今日なんでもマイコのしたいこと、全部叶えるからさ。考えといて、俺が着くまでに」とフォロー。「本当に?」と反応するマイコに、「もう全部叶える、すべて」と重ねた。マイコが「パンケーキ食べたい」と言うと「いいよ、何枚でも食べよう」、「観たい映画がある」には「観たい映画もいいよ、全部観よう、何本でも観よう」と約束。「じゃあ最後に、あと5分で現れて」の要求に、「あと5分?5分以内ね」「OK、行きまーす!」と威勢よく声を張った。
高得点を獲得し、玉森が見事1位に輝いた。朝日は「ちゃんと謝ってるし、誠意も感じました。『全部叶える』ってそんなうれしい言葉、なかなかないですよ」「女子が絶対喜ぶワードだと思います」と賞賛。大久保は「『OK、行きまーす!』が、(『機動戦士ガンダム』の)『アムロ、行きまーす!』じゃないけど、ちょっと動きや声の感じがダサいなって」と、最後のセリフが引っかかったと指摘した。
SNSでも「言われたら堕ちるやん…今日は真面目玉森さん」「玉森くんかわいい!!」「玉ちゃんリアルな彼氏っぽい♡」「久しぶりに玉ちゃんにキュンとした」「玉さんの良さが前面に出てた」と、久しぶりの好対応が大好評だった。
大久保佳代子、北山に喝「母性をナメんなよ!」
北山宏光は、さほど慌てる様子もなくマイコに電話し「問題です。私は今、どこにいるでしょう?」とクイズを始める。「はい、時間切れ」「実は、俺は今、家でーす!」「すみません、寝坊しました」と軽〜く謝罪。そして「ごめんなさい、今起きました。すみません」「もう、全部奢ります。今日は全部奢るし、家までも全部送っちゃう」とお金で解決を図ろうとする。「すみません、今出ます」「もう向かってまーす、すみません」と連呼した。
この対応について佐野アナに感想を求められた二階堂は「これはやっちゃいました!北山さんの最悪な部分が全部出ましたね」と酷評。0点を下した朝日は「なんであんなダラダラ…」とベッドで寝ながら電話する態度にブーイング。安斉は「『向かってまーす』の言い方が苦手」と指摘した。
大久保は「北山くんの良いとこでも悪いとこでもあるのかもしれないけど、そんなにカッコよくないのにカッコつけたり、可愛くもないのに可愛い子ぶったり、その努力が見えるのが北山くんの良さなのに、そういうのが一切見えないところが嫌だった」と物申す。これに北山は「そもそも遅れてるから、開き直るとかじゃなくて、クイズ形式にしちゃうとこに『母性とか働かないもんかなぁ』って思ったんだけど」と説明するが、「母性をナメんなよ!」「そんな簡単に母性はくすぐられないです」と一喝されてしまう。
そして自信満々だった二階堂は…慌ててマイコにビデオ通話。すると画面には土下座をする二階堂が映り「マイコ、ごめん。今起きた!」「すぐ用意していく、ごめん、ごめんなさい!」とバツの悪そうな表情で必死に謝る。そして顔をスマホにぐいっと近づけ「すいませんでしたー」と、どアップで渾身の謝罪。
この対応に大久保は、 最近ハマっているという韓国ドラマの中でも「土下座ってなかなかしないんですよ」と言い、「いとも簡単にあんな安い土下座をできる人間っていうのは、プライドもそこまでなくて、付き合いやすいのかなって」「付き合っていく上では、めんどくさくない人なのかもって思えた」と好意的に捉えた。さらに「『土下座する人間なんだ』っていうポジショニングをつけられます」と加えて、キスマイメンバーの笑いを誘った。
お茶の間では、「ニカちゃんの起き抜けの慌てぶりかわいいなぁww」「にかちゃんの結構必死さが可愛くてよかった!」と、その仕草にハートを掴まれるファンが多かった。
“遅刻してるのに、してない感じを出す“メンバーとは…?
メンバーが週替わりでMCを担当する人気コーナー「キスブサトーク」では、ゲストに“人生最悪の遅刻エピソード”を聞いた。MCを務めたのは藤ヶ谷と千賀健永。
安斉は高校時代、たまに遅刻していたと語り「お昼くらいに起きちゃって。制服を着て行ったものの、あと1、2時間で帰らなきゃいけないと思って、漫画喫茶に行ってました」と回顧。学校へ行くフリをしながら登校しなかったことがあると明かした。
朝日は、アイドル時代「地方でイベントがあって、新幹線乗り場でメンバー全員集合だったんですよ。なのに電車で寝過ごしてしまって、集合時間に間に合わなくて新幹線にも乗れず」と告白。さらに「後から行ってめっちゃ謝ったんです。『もう一生しません』って。でも、1週間後にまた遅刻してしまって」「そこから信頼ゼロになりました」と、やらかしエピソードを。千賀が「その時のグループの空気感ってどんな感じなんですか?」と尋ねると、みんないつも通りに挨拶してくれるが「逆にその笑顔がちょっと怖い」と本音を漏らした。
そんな時、キスマイメンバーはどういう対応をするのか、と聞かれた藤ヶ谷が「うちはですね、3パターンくらいに分かれます」「宮田さんとかは『ドンマ〜イ』とか言ってくれるタイプ」「何も言わない人」「よくあるのが、遅刻したけど遅刻してない感じを出すタイプ」とキスマイの遅刻パターンを紹介。
「あからさまに遅刻してるのに、遅刻してない感じで入ってくる」人がいると続けると、朝日が「誰ですか?」と聞く。すると千賀が「バレたくないですからね、遅刻したこと。バレないのであれば…」と代弁した。
大久保は、20代の頃、駅のホームでデートの待ち合わせをした際に5分遅刻してしまったそう。「『ごめんね!』と集合場所に行ったら、手に持っていた少年マンガ誌の角で頭をカーンとやられた」と驚きのエピソードを披露。
「月刊(誌)の厚いところの角でカーンとやられて、『じゃあ行こっか』と言われて、『へへっ』て(頭を押さえながら)ついて行ったけど。もうび〜っくりして」と、トリッキーな彼氏の思い出話を語り、スタジオが爆笑の渦に包まれた。
次回7月23日(木)は「シャワー中の彼女を扉越しにドキッとさせる方法」が放送される。