家事代行サービス「タスカジ」のハウスキーパー・seaが、片付けのルールや、夫婦喧嘩を減らすこつを、11月30日(火)放送の『セブンルール』で語った。
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家事代行サービス「タスカジ」で、予約が取れないほどの人気を誇るseaは、家事代行歴25年、延べ6500件の家庭をサポートしてきた。
支持される理由は、ただ片付けるだけでなく、その後も散らかさない収納のしくみを作ること。
「掃除も片付けも好きじゃない」と語るseaがたどりついた、ストレスなく片付けられる収納術。家事代行サービス「タスカジ」のハウスキーパー・seaの“セブンルール”とは?
ルール①:キッチン周りは「見える化」する
この日の依頼者は、モノがあふれるキッチンに悩むお宅。引き出しには食品が詰め込まれ、どこに何があるかわからない状態に。
seaは、30分かけて種類ごとに分類すると、箱や袋の上部を切り中身が見えるように、缶詰めは横に寝かしラベルが見えるようにと、全体を“見える化”。
片付けを終えると「(依頼者が)説明を聞いていなくても、見ればわかるようにするのが大事」と語った。
ルール②:1軍はゆったり 2軍はみっちり収納
seaは、依頼者宅でモノを捨てて減らすことを無理強いしない代わりに、「絶対に使うもの」を徹底的に選び抜く。空間を有効活用するために、よく使うものの置き場はゆったりにし、それ以外のものはまとめて詰める。
スタジオでは、「自宅に人が来るときに、片付けはどこまでするか」問題が話題に。本谷有希子は「テーブルの上に物がなさすぎる状態になったら、(敢えて)戻したりとかする」と回答。これにYOUが「そうそう。ティッシュボックスを(敢えて)斜めに置いてみたり…」と乗っかると、青木崇高は「気合が入りすぎてるように見せないためにね」と笑った。
ルール③:自宅の掃除は毎朝5分
夫と2人暮らしの自宅では、クローゼットをオープン収納にしたり、食器は皿を立てて置くといった、片付けやすい収納を実践。
毎朝拭き掃除を行っているが、その時間は5分。理由についてseaは、「一気に掃除しようというのをやめて、毎日ちょっとずつやっている。曜日ごとに掃除する場所を変えれば1週間できれいになる」と語った。
ルール④:夫との家事分担は超細かく
自宅では、seaが料理を作り、夫が配膳と食器を洗う。また、夫がトイレ掃除、seaが風呂掃除を担当するなど、家事を2人で細かく分担。
これまではseaがすべての家事をやっていたが「私ばっかり」と不満もあった。今は2人できっちり分散させることで、ケンカもなくなったという。
スタジオでは、本谷が「家が散らかってて気になる人と、気にならない人がいる」ことについて、「私は床に荷物を置いてあると、1つにつき(夫の)財布から1000円抜く」と独自のルールを紹介。YOUは「本当にそうしないと、やつらは置くんですよ」と本谷のルールを称賛した。
「それによってケンカしなくなるし、いいんです」とアピールする本谷に、青木は「『いいです』って言われても、抜かれる側は…」と夫の声を代弁した。
ルール⑤:家族ごとにエリアを棲み分ける
この日は、物置きと化した書斎の片付け。左側に妻の本、右側に夫の本が並べてある本棚の中身を入れ替えた。部屋の左側が夫の着替えエリアとなっているため、人ごとにエリアを棲み分けることで使いやすさがアップするという。
ルール⑥:依頼者の家にあるものにコメントしない
人の私生活に触れる仕事を長く続ける中で、信頼を得続けるルールがある。それは、部屋にあるものに個人的な感想を言わないこと。
seaは、「興味を持って家の中を見られてる」という誤解を生まないように、常に注意しているという。
スタジオでは、青木が「海外に行って買ってきた牛の角とか、木の彫刻を飾ってたいんです。嫁さん(優香)から『何の役にも立たない。いるの?』と言われる。(そう言われると)いらないものだけど、俺の大切なメモリーじゃないですか」と熱弁。
尾崎世界観は「必要か必要じゃないかだけで決められたら困りますね」と青木に共感した。
ルール⑦:家族が仲良くなる片付けをする
この日訪れた依頼者の娘から、片付けのおかげで「お菓子の取り合いがなくなった」と感謝の言葉が。
片付けという仕事を通してseaが目指すのは「家族が仲良くなる仕掛け作り」。部屋が散らかっていることで夫婦ゲンカが起きたり、散らかす子どもを叱る罪悪感に苛(さいな)まれる親もいる。
seaは「家は住む人の安全基地であってほしいので、家族が仲の良さを取り戻すことが私にとって大事」と語った。
※記事内、敬称略。
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12月7日(火)放送の『セブンルール』では、お笑いコンビ・蛙亭のイワクラに密着。イワクラの7つのルールとは?