女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

7月24日(金)の放送では、「この夏、親子で考えようSP」と題して、「子供の可能性、どう広げる?」「性格タイプ別 我が子に響く言葉」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、福田萌、庄司智春、婦人公論元編集長の三木哲男が話し合った。

「性格タイプ別 我が子に響く言葉」というテーマでは、性格統計学をもとに性格診断をしてくれるアプリ「伝え方ラボ」を子育てに活用する方法が紹介された。

「伝え方ラボ」では簡単な質問に答えるだけで、性格を「ロジカル」「ビジョン」「ピース プランニング」「ピース フレキシブル」の4パターンに分類。それぞれのタイプごとの“響く言葉”のかけ方も提案してくれる。

試しに庄司と福田の子供たちの性格を分類してみると、庄司は長男と長女、庄司本人が「ロジカル」に分類されるので、比較的コミュニケーションがスムーズに行くことが判明した。

一方、自身が「ビジョン」の福田の場合、長女が「ロジカル」で、長男が「ピースフレキシブル」。同じように叱っていても、長女は論理的に受け止めるのに、長男は叱られただけでパニックになるので戸惑っていたという。

「ピースタイプ」の子は「親が喜ぶ顔が見たい」という気持ちが行動のベースにあるという解説を受けた福田は、「叱られた後、ママの笑顔を見て安心したがる」という長男の行動にも納得した様子だった。

「兄は宿題をきちんとやる派だが、妹は『うるさい』と言ってやらない。どうしたらいいのか?」という40代女性のお悩みを受けて、子供の性格に合わせた具体的な声かけの方法も紹介。

番組公式SNSには、「このアプリ試してみたい!私と子供はタイプが違うんだろうな」「自分が子供の時にこのアプリがあればよかったのに…」などの声が届いた。

ゲームばかりの子供に他のものにも興味を持ってほしいけど…今は見守るのが正解!?

「子供の可能性、どう広げる?」というテーマでは、藤井聡太棋聖や「鬼滅の刃」の背景を3D画像で再現した小学6年生・ゆうとくん、史上最年少で「野菜ソムリエプロ」の資格を取得した緒方湊くんなど、一芸に秀でた子供への親の関わり方が紹介された。

藤井棋聖の将棋への情熱に寄り添いつつ、影で息子を見守るタイプだったという藤井棋聖の母。ゆうとくんや緒方くんの父も、いろいろなものに触れる機会を与えただけで、その後は本人の興味の赴くままに任せたという。

福田は、「興味を持ってくれるモノとの出合いを求めてたくさん習い事をやらせるほうが良いのか、一つを長く継続させたほうが良いのか、見極めが難しい」と、悩みを告白。

高校生の長女の将来について悩んでいるという千秋も、「親が良いと思った方法が、子供に合っているかどうか、わからない」と子育ての難しさを語り、三木は「藤井棋聖のお母さんの真似をしても、すべての子が天才棋士になれるわけではない。成功体験の積み重ねから、努力すれば一歩ずつ前進できるということを学ぶことが大切なのでは」と助言した。

「ゲームやYouTubeばかりの小4の息子。熱中するものをどうやって見つけたらいいのか?」という、40代女性のお悩みも登場。そこで、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「子供が熱中するものを見つけられない時、親は積極的に働きかけるべきか、見守るべきか」を問いかけた。

投票の結果は「積極的に働きかける=43%」に対し、「見守る=57%」。福田は「子供がYouTubeをきっかけに、粘土作りにハマった。YouTubeやゲームが必ずしも悪いわけではない」と別の視点からアドバイスを送り、竹山は「親は焦るけれども、子供の人生は長い。ゲームから感じ取るものもあるはず」と福田に同意した。

SNSには、「親が決めつけない方がいい」「子供がやりたいことを見守るべき」という意見が挙がる一方、「子供に多くの選択肢を与えるのが親の仕事」「見守るのも忍耐力が必要」という主張も。また、「子供の可能性=習い事の多さなのか?」「可能性を広げるために、勉強があるのでは?」という意見も寄せられた。