『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』の6人のレギュラーキャストが発表された。
2022年1月スタートの木曜劇場、黒木華主演『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』。このたび、溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈、寛一郎、一ノ瀬颯がレギュラー出演することが決まった。
<黒木華『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』でフジテレビ系ドラマ初主演!「気負わず、いつも通り頑張りたい」>
本作は、大手出版社・クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。
黒木が演じるのは、とあるきっかけで経理部から「カンフルNEWS」の編集部に異動してきた瀬古凛々子(せこ・りりこ)。凛々子は「PV(ページビュー)数を伸ばす」という目的のために取材をし、記事をアップしていくことで、世の中で必要とされていないと思っていたネットニュースの仕事を、少しずつ意味のあるものに変えていく。
ネットニュース編集部という現代を象徴する職場を舞台に、仕事は完璧にこなすが、秘密を抱え、謎めいた凛々子が、周囲の人間を巻き込みながら、成長していく物語だ。
個性派ぞろいの「カンフルNEWS」編集部
溝端が演じるのは、「カンフルNEWS」の編集部員・根津道春(ねづ・みちはる)。凛々子とは同期入社で、主にエンタメ系の記事、インタビュー記事を担当。ひねくれていて口が悪い一方で、口八丁手八丁で人を丸め込むのがうまい“人たらし”でもある。
そんな性格が功を奏してか、記事にPV数の伸びそうな“あおりタイトル”をつけるのが大得意。元々は週刊誌の記者をしていたが、今では世の中に対し、諦めに近いものを感じており、何事にも無気力。そんな根津は、凛々子と関わるうちに、次第に記者としてのやりがいや自信を思い出していく。
溝端の木曜劇場への出演は、『蜜の味~A Taste Of Honey~』(2011年)以来、11年ぶりとなる。また、主演の黒木とは舞台「るつぼ」(2016年)で共演して以来となる。
野村が演じるのは、下馬蹴人(しもうま・しゅうと)。「カンフルNEWS」で、スポーツ系の記事と、芸能人のSNSやYouTuber、TikTokerの投稿内容などネット上の動向を記事にする“コタツ記事”を中心に担当。
コミュ力が高く、明るい性格で、さまざまな女性と広く浅く付き合っている。要領はいいため、仕事をこなすスピードは速いが、記事の中身が薄いのが難点。
野村の木曜劇場への出演は、本作がキャリア初となる。また、黒木とは、W主演を務めた映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(2018年)以来の共演に。
野間口が演じるのは、椛谷静司(かばたに・せいじ)。普段は根津や下馬とともに軽口をたたく、いい兄貴分的存在。30代までは週刊誌のエース記者でスクープを連発していたが、離婚してシングルファーザーとして息子を育てるため、出世争いから身を引き、「カンフルNEWS」編集部員に。グルメや料理レシピ記事、広告案件などを担当している。野間口が木曜劇場に出演するのは『隣の家族は青く見える』(2018年1月期)以来、4年ぶりとなる。
石井が演じるのは、一本真琴(いちもと・まこと)。「カンフルNEWS」で最若手の新人編集部員。“コタツ記事”や芸能人のゴシップなど下世話な話題ばかりを扱う「カンフルNEWS」は世の中に何一つプラスなことを生み出しておらず、くだらない存在だと思っている。
真琴はそんな意識で仕事をしているがゆえに、「カンフルNEWS」に配属されて半年足らずで事件を起こしてしまい、「カンフルNEWS」は閉鎖の危機に追い込まれることに…。石井は、木曜劇場初出演。主演の黒木とは映画「ソロモンの偽証」(2015年)以来の共演となる。
寛一郎が演じるのは、笹目虎太郎(ささめ・こたろう)。フリーのカメラマンとして、さまざまな媒体で活躍している虎太郎は、第1話で、とあるきっかけで「カンフルNEWS」編集部を訪れ凛々子と出会うが、その後、凛々子がよく行く薬膳カフェの常連になり、凛々子に話しかけるように。朗らかで優しい性格で、常に笑顔を絶やさないが、凛々子に近づいてくる目的は何なのか、謎の多い男でもある虎太郎は「カンフルNEWS」にとってどんな存在となるのか…。
地上波の連ドラレギュラー出演は、『グランメゾン東京』(2019年/TBS)以来となる寛一郎。フジテレビ系のゴールデン・プライム帯(19時~22時)でのドラマ出演はキャリア初で、主演の黒木とも今作がドラマ初共演となる。
一ノ瀬颯が演じるのは、矢部涼介(やべ・りょうすけ)。「カンフルNEWS」を運営するクスノキ出版の書籍編集部に所属する編集者。2021年入社の新入社員で、一本真琴の同期。実のところ、クスノキ出版にはコネ入社だが、それを隠そうともしないあっけらかんとした性格。希望の部署ではない「カンフルNEWS」編集部に配属された真琴の愚痴の、聞き役に回ることが多い。
一ノ瀬は、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年~20年/テレビ朝日)で、コウ/リュウソウレッド役で主演を務めた後、今年に入り、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(日本テレビ系)、『いいね!光源氏くん し~ずん2』(NHK)、『ナイト・ドクター』(フジテレビ)、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)など、ほぼ全クールに出演。一ノ瀬は、木曜劇場初レギュラー出演、かつ主演の黒木と初共演となる。
『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(毎週木曜22時~)は、フジテレビにて、2022年1月スタート。
「母校に帰ってきたという感覚です」という溝端淳平らのコメント!
<溝端淳平 コメント>
(木曜劇場出演が11年ぶりと聞いて)もうそんなに経ちましたか。母校に帰ってきたという感覚です。またチャンスをいただけたことへの喜びとやりがいを感じています。
コロナ禍になってから、ネットニュースに触れる機会はさらに増えた気がしています。エンターテインメントの世界に身を置く僕らも、それらとどう向き合っていくべきかと常日ごろから思っていたので、そこに一石を投じることができる作品になるのでは、と考えています。応援よろしくお願いいたします。
<野村周平 コメント>
主演の黒木華さんとは、3~4年ぶりの共演で、とても楽しみです。そして木曜劇場は初めての出演となるので、一層気合が入っています。
僕が演じる下馬蹴人は、一言でいうと“女好き”。チャラチャラしていて生意気ながらもどこか憎めないやつで、とても演じがいがあるキャラクターです。蹴人がどのように成長していくのか、ぜひ楽しみにご覧ください。
<野間口徹 コメント>
まず台本をいただいたときに、「会話劇だ!」というのをすごく感じ、面白くなりそうだなと感じました。そして、『ゴシップ』というタイトルの中で、きちんと真実を伝えたいと考えています。世の中がゴシップに必要以上に踊らされている気がしますので、ちゃんとした形で伝わるといいなと思っています。
この作品を通じて、みなさんが普段見られているWEBニュース(ゴシップ含め)の向こう側の人たちの存在を感じていただけたらうれしいです。
<石井杏奈 コメント>
(台本を読んで)テーマがウェブニュースという身近にあるものだからこそのリアリティを感じました。SNS社会を生きる上で避けては通れないようなテーマも織り込まれているので、演者の一人として、そういった部分をしっかりお伝えできたらいいなと思っています。
黒木さん演じる瀬古凛々子という女性の存在によって、私が演じる真琴はもちろん、「カンフルNEWS」編集部そのものが変わっていく姿を楽しんでいただけたらと思います。
<寛一郎 コメント>
みなさんが普段読まれているネット記事やSNSの情報を読んだり、書き込んだりする際、一拍おいて考えて、立ち止まれるようなきっかけになるドラマになると思っています。かつ、それをエンターテインメントとして描いているので、いろいろ考えながら楽しんで見ていただけたらうれしいです。
木曜劇場どころか、連続ドラマにレギュラー出演すること自体、まだあまり経験がないので、慣れないことも多いですが、頑張るしかないと思っています!
<一ノ瀬颯 コメント>
現代社会に起こり、我々が日常的に耳にするような身近な出来事を扱っていて、とても共感しやすい魅力的なストーリーになっています。登場人物の関係性も多種多様で、飽きることなく、どんどんひきつけられていくこと間違いないですので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います!
初のレギュラー出演になりますが、数々のすてきな作品を生み出してきたこの木曜劇場で、作品のスパイス的な存在になれればと思います。
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/gossip/
公式Twitter:https://twitter.com/gossip_cx