7月30日(木)、資生堂が東京・銀座の旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」グランドオープンイベント発表会を開催。ゲストには、「SHISEIDO」ブランドアンバサダーを務める女優の前田美波里、モデルの秋元梢が登壇した。

「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」は、銀座を訪れる国内外の客に対し、ブランドの世界観を発信し、最新のテクノロジーとヒューマンタッチを融合させた美の体験を提供する施設だ。

左から)秋元梢、前田美波里 「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE発表会」

新型コロナウイルスの影響での心境の変化を語る前田「小さな喜びを大切にしたい」

2人は「SHISEIDO」の象徴的な赤を取り入れた衣装で登場し、前田は「梢さんの髪がすごい綺麗な黒なので、ジャケットを黒で合わせました。ここがポイントです」と笑顔で答えた。

秋元も「美波里さんのことを想像して、以前も(お会いした時に)パンツ姿でいらしたので、ワンピースでいこうと思いました」と明かし、前田も「とてもお似合い」と太鼓判を押した。

新型コロナウイルス自粛期間の経験から“内面の美しさ”への考え方の変化を語った2人。

前田は「(今まで)普通に生きてきた毎日が、(今でも)日々送れる幸せはコロナがあったから(感じれるようになったの)だろうと思います。散歩をしながら、昨日はつぼみだったのに、今日は(花が)咲いている、そんな小さな喜びをすごく大切にしたい」と感慨深く話した。

秋元は「こんなに家にいる時間が多いことは生まれてからないんじゃないかと思うくらいの数ヵ月でした。自分を自宅で磨く時間が増えたのはすごく良かったです。(今日のイベントで)メイクさんに『前より肌がきれいだね』って言われてすごくうれしかった」と自粛期間中の過ごし方にも言及。

「(人との)触れ合いが少なくなったと感じる」と語った前田、秋元も「オンラインで友達と会話したり、今まで以上に友達と連絡を取っておこうと感じました」と同調した。

前田も「友達のお誕生日とか、今までなら(お祝いの言葉を)LINEで送っていたことを、はがきとかカードにして書いて、昔より小まめになりました」と改めて心境を語った。

最後にオープンを祝しての涼を感じられる打ち水セレモニーが、オープン店舗の前で行われた。ここぞとばかりに太陽が昇り日が差してきた時間の打ち水は、涼を感じられる瞬間となった。

街頭に打ち水をする前田美波里と秋元梢