<コラム>『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』第6話
(前回コラム、ラスト)
辻村先生(鈴木伸之)にとんでもない事件起こりそう!!だけど、それもこれも、辻村先生の自業自得だかんな!!もう勝手にして!!
前回の、辻村先生への暴言、心からお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
いやー、辻村先生、めっちゃ男前やないですか!!!
ちょっと…、いや、だいぶ見下してたわ…辻村先生のこと…。だってさ、あんな爽やか長身小顔イケメン…なのに医者、っていうこっち側の勝手な嫉妬やコンプレックスからくる嫌悪感と、杏ちゃん(本田翼)への恋愛がらみが、あまりにも余裕ぶっこいてたもんだからさ…。あんな爽やか長身小顔イケメン…なのに医者(2回目)…だからだろうね…、だから、あんなに余裕ぶっこけたんだろうね…だって杏ちゃんに、「もう少しだけ考えさせて…」(=脈ナシ確率高し)って言われてたのに、ガッツポーズしたんだぜ!?(←この件相当しつこく根に持ってる僕)あー、やだやだ。辻村先生の、爽やか長身小顔イケメン…なのに医者(何回言うねん)っていうキャラ…、っていうかフォルム、妙に、僕を、イラつかせるわー。(だけど、あんな、爽やか長身イケメン…なのに医者…もういいだろ俺…だって、だって…、う、、う、うらやましすぎるんだもぉぉぉんんん…)っという、個人的、一方的、怨念が異常だったもんで、僕の中で辻村先生は、ただただ杏ちゃんとの恋愛がらみで、なんでかそこらへんに登場してくるやつ…っていう認識でしかなく(どんだけ雑なの)、今回改めて言及された辻村先生のボンボン設定(お父様が大手大学病院の教授)と、そもそも、辻村先生が整形外科医だったってこと、すっかり、忘れてたわ…(適当に認識し過ぎ)。
そういえば辻村先生のお父様は名高達男さんで、辻村先生のイケメンDNAの継承について、あの時深く考えさせられたこと、そして、辻村先生はああ見えて、ボンボンだけど、お父様の大学病院についていけなかった…そういう鬱屈持ちだったこと(第1期・第9話参照)…すっかり、僕の記憶から抹消されてたわ…。すまんかった!辻村先生!!!(軽いな)
ってことで、辻村先生が、爽やか長身小顔イケメン…なのに医者、ってのはしつこく言ったし、画面見れば誰でもわかることだけれど、そんなことより何より、今回は、辻村先生の、内面の、男前度合いが異常だったよね。辻村先生に向けられた“医療過誤”。これ、見てる側としてはかなり言いがかり感がすごいし、弁護士・武藤(片寄涼太)がこれまた善悪が微妙なラインにいる人たらし系、THE“友達多そう”なビジュアルかつ、こっちもこっちで目鼻立ち整いまくり小顔イケメンだったもんで、個人的に僕をイラつかせてしまった…ってのも相まって、辻村先生は普通に、正々堂々と、自分を信じて立ち向かっていけば、なんてことないような相手でもあったはず…。
なのにさ、辻村先生、あの時の自分の処置は正しかったのかとか、ちゃーんと、自問自答しててさ…、ああいうとこ見せられると、無下にフォルムだけで判断できなくなる…てか内面まで男前、って認めざるを得ないよね…。そいで何より、あの『白い巨塔』さながらの、調査委員会的なとこで、過失を認めちゃうんだからね。そこがまた、ゾクゾクするっていうか、いろんな角度から、男前度上がったよね…。だってさ、あれさ、病院側は“過失ない”って言ってんじゃん。で、きっと検証を重ねればそれなりの主張、それなりにできたわけじゃん。病院側だって、良い弁護士ついてる的なこと、言ってたしね。ああいうのは、とにかく従って、乗っかってりゃいいじゃない。なのに、辻村先生、あの友達多そうな弁護士・武藤の言葉、ひとつひとつ反芻(はんすう)しちゃってさ、思い当たる節が無きにしも非ず的に心底反省しちゃってさ、結果、あっさり過失を認める…って、もうあのズッコケ具合が、逆にゾクゾクする、母性本能くすぐったよね(え?男にだって母性あるわ!!ないか…)。もうだって、病院からしたらあれ、大問題じゃん。だけど、それを素直に認めちゃう辻村先生…。そこには素直さと、不器用さと、意志の強さ…に、加えて、辻村先生はボンボンで、父に逆らって甘春総合病院にいるっていうあの辺のエピソードが思い出されて、余計、辻村先生の深みが増しまくり…っていうね。あれ、普通に、自分が正しいと主張するだけだったり、逆に病院側に丸め込まれるばっかりの、そんな辻村先生だったら、キャラクターとして面白くないし、杏ちゃんとの恋愛がらみだって、今回のエピソードなかったら五十嵐(窪田正孝)には勝ち目ゼロ、だったからね。いくら、あんな爽やか長身小顔イケメン…なのに医者(もう言いたいだけ)だっつったって、人間力で五十嵐に上回らなきゃ、恋って、成就しないからね?(僕、一体誰!?)
で、それは置いといて(散々語っといて)、お話的にも今回、ちゃんと凝ってたわー。前回、“患者エピソードなし”でお話を成立させる…という新しさを見せてくれたわけだけど、今回は、辻村先生の判断は正しかったのか?ってのを、ラジハメンバーが検証するっていう変化球。
いつもだったら、実はあの時こういう症状が出てましたーってとこに『ラジハ』の面白さが発揮されるわけだけど、それだと、辻村先生の“あの時の判断”が間違ってたってことになる…。だから、今回はある意味逆転の発想で、ラジハメンバーが総力を挙げて、辻村先生の“あの時の判断”は間違っていなかった!!って検証をする。
で、それでいて『ラジハ』らしさは全く損なわない。むしろ『ラジハ』らしさしかないっていうね…。とは言え、辻村先生の“あの時の判断”は間違っていなかったかもしれない…けれど、もっと経験を積めば患者さんの異常に気付けていたかもしれない…救えたかもしれない…だから辻村先生は救急で経験を積むことになりました…って、なんちゅう美しいフィニッシュ!
…っておぉぉぉぉーーーーい!!!!そんなことより次回予告よ!!!!辻村先生が杏ちゃんに“あすなろ抱き”!!!(知らない方は“あすなろ抱き”で検索!)月9で、“あすなろ抱き”やないかぁぁぁぁぁい!!!!!恋愛モード、本気出し過ぎやろぉぉぉぉぉーーー!!!『ラジハ』、医療ドラマ、じゃないんすか?ねぇ、『ラジハ』って、医療ドラマじゃ、ないんすかね???その“あすなろ抱き”が残り過ぎて、次回、どんな医療エピソードあんのか、まったく残ってない!!!!次回、どうなっとんねん!!!・・・うん…、だけど、そんな『ラジハ』が・・・、好き♡(どないやねん)