EXITのりんたろー。と兼近大樹が、10月28日(木)に放送された『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』(フジテレビ)で、発売されたばかりの兼近の初の小説「むき出し」(文藝春秋)について盛り上がった。
小説についてりんたろー。から話題を振られると、7年くらい前から書き溜めて、2年ほど前からは仕事をセーブして小説に力を注いできたと語る兼近。
実は、出版前に「この一節が必要か」と感想を聞かれたというりんたろー。は、「俺が聞いたことのない、小さい頃の家族のエピソードトークが、もう面白くて」と、読みながら笑ってしまったと絶賛した。しかし、「なんでこんな面白い話を、ずっと俺にしなかった?」と不満を伝える。
兼近は、大笑いしながらその箇所を読んでいたりんたろー。の様子を振り返り、「相方の目の前でそんなに笑うやついる?」と驚き、自身のエピソードではなくあくまで「主人公・石山のエピソードだけどね」と訂正しつつもうれしそうな笑顔を見せていた。
小説にはりんたろー。のような人物も登場するそうで、その名前は「中島さん」だと明かされる。りんたろー。(本名:中島臨太朗)は、「そこは俺っぽいんだね」と笑い、「一応、役作りもしておかないとね」と、映像化に期待を寄せていた。
岡本信彦と梶裕貴の散歩に混ざりたい兼近
ゲストの声優・岡本信彦は登場すると、初対面のEXITの2人に対して「初めて見たときから勝手に『これは売れるぜ』って思っていました」と語る。りんたろー。も、「僕たちもやっと岡本さんを呼べるようになりました」と感慨深そうに思いを伝えていた。
岡本は、リクエストにこたえて、自身が担当したアニメ「ハイキュー!!」に登場する人気キャラクター・西谷夕の名セリフ「みんな前だけ見てけよ、背中は俺が護ってやるぜ!」を披露。このセリフを生で聞いた兼近は、西谷夕の魅力を早口で語り止まらなくなり、「怖い怖い、彼が早口になると思いが出過ぎてちょっと怖いんですよ」とりんたろー。からツッコまれていた。
ゲストの“マジでラブいガチ推ししたい”FOD作品を紹介するコーナー「マジでラブいFOD作品」では、岡本も出演するアニメ「平家物語」(FODで先行配信中、2022年1月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送)について大いに語られた。
平家の栄華と没落までを描いた古典名作「平家物語」を、精鋭クリエイターにより連続テレビシリーズとして初のアニメ化となった話題作の“ラブみポイント”を、「平家からの目線で作られたストーリーが斬新!」と岡本が熱弁し、「悲劇をわかったうえで見る楽しさや情緒を感じてほしい」と語る。
「平家物語」にはそうそうたるスター声優が出演しており、その中でも岡本は梶裕貴と同期だそうで、「他の人に聞かれたくない話をするときは、個室じゃなくて散歩をしながら語り合った」と仲良しエピソードを披露。よく散歩をする兼近は「7~8km、普通に歩きます」と散歩に加わりたいとアピールしていた。
りんたろー。が「青森ナイチンゲール」にノリノリ♪
“明日友達とやってみたくなる”そんなゲームをEXITと人気読者モデルが実演&紹介するコーナー「BUZZる!BUZZゲーム」では、前週に引き続き雑誌「CanCam」の「it girl」として活躍する、新田さちかと田﨑さくらの2人とゲームで盛り上がっていく。
コーナーのMCを務めるのは、「泥水すすり隊」のメンバー、まんぷくユナイテッドの松下遼太郎と狩野大。今回は「ベストワードクラブ」ゲームに挑戦すると伝えられる。
このゲームは、お題に合った「人・物・こと」などを1人1つ考えて答え、回答の中から判定人が「1番ふさわしい」と思った回答を決定するというもの。今回は判定人をまんぷくユナイテッドが務め、勝ち抜け方式で勝者と敗者を決めていくことに。
「“お”で始まる一番ありがたい言葉」というお題には、「おや」(りんたろー。)、「おしゃべり」(兼近)、「お母さん」(新田)、「おむつ」(田﨑)といった回答が出揃うと、それぞれが回答についてプレゼンしていく。
「おや」と回答したりんたろー。は、「僕たちが存在するのは、“おや”がいてこそ」とありがたさを説く。兼近は「最初は“お経”と書こうと思った」と挟みつつ、「お経を唱えるために必要なのは“おしゃべり”、親が出会うためにも必要だったのは“おしゃべり”、我々がつながっているのも“おしゃべり”」と一気にまくし立てる。
まんぷくユナイテッドが、「りんたろー。さんを出し抜いた」とつぶやくと、「プレゼン力に差があります」と、りんたろー。も思わず笑ってしまっていた。結果は兼近の圧勝で、ここで兼近は勝ち抜けが決定。
続いてのお題、「“あ”で始まる一番ほしい言葉」では、「会いたくなっちゃった」(りんたろー。)、「あったかいお布団」(新田)、「あぴール力」(田﨑)、と出揃い、結果は新田が勝ち抜けし、最終決戦はりんたろー。vs田﨑の戦いに。
最後のお題は「“に”で始まる一番面白い言葉」。「西日暮里」(りんたろー。)、「にほんざる」(田﨑)と出揃い、「“にほんざる”が温泉に入って顔が真っ赤になっているところを思い浮かべてください!めっちゃ面白くないですか?」と必死のプレゼンを見せ、パッションの差で勝者は田﨑に。
敗者となったりんたろー。には、罰ゲームとして新田から若者文化の「今年TikTokでバズった、癖になるリズムとかわいらしい振り付け」が伝授されることに。「ちょーっと、みなさんいいですか?青森ナイチンゲールです♪」と新田が「青森ナイチンゲール」(青森のご当地アイドルの楽曲)の振り付けをレクチャーし、いざりんたろー。が挑戦。
ノリノリでリズムを刻みながら、完璧にかわいくやり切ったりんたろー。に兼近は、「楽しそうだった、いいなー」と、羨ましさをにじませる。そして、なぜか兼近も挑戦する流れになると、まんぷくユナイテッドからは「罰ゲームなんですけど…」とクレームが入る。
しかし、りんたろー。よりもノリノリで歌い始めた兼近は、「青森ナイチンゲールです♪」を、「鹿児島西郷隆盛です♪」と変えて歌い、「北海道クラーク博士♪」と続けて、独自の歌ネタを披露すると、「自分のTikTokでやってください」とりんたろー。からツッコまれていた。
岡本信彦vs兼近大樹の画力対決の行方は…?
番組出演にあたってのアンケートで、「プライベートでアニメを作りたい」と書いたという岡本の夢を叶えたいとりんたろー。が切り出し、兼近との対決方式で岡本の画力を確認することに。お題を制限時間1分で描いて画力を競っていく。
出されたお題は「アルパカ」。順調にペンを走らせる2人、まずは兼近から披露すると、モコモコしたかわいいアルパカが描かれていた。その出来を褒めながらも、「毛が多いですね」と感想を漏らすりんたろー。だったが、「靴履いてます?」などの細かいチェックを入れていく。
続いて、岡本が披露したのは、「アルパカ」の文字をなぞらえて描かれた別の生き物。「薄目で見てもらえば」と自信満々で披露する岡本だったが、「アート入れてきちゃったねぇ」と審査をするりんたろー。は腕を組んで悩んでしまう。
りんたろー。が出した結果は、岡本の勝利。その発表に岡本は兼近以上に驚きの表情で「どういうことですか?」と質問すると、「僕自身がアルパカって何だったけと考えてしまったら、そこにアルパカって書いてあったから」と理由を明かした。すると、「選んだあなたも、選ばれたあなたも、今どういうお気持ち?」と兼近が逆に質問して笑いを誘っていた。
番組の後半では、マンガをこよなく愛する兼近がFODで配信中のマンガにアフレコをつけて世の女子たちを「キュン♡」とさせちゃうコーナー「かねちーに“キュンです♡”マンガ劇場」を展開。
今回は、生徒会長とメイドの2重生活を送る女子高生・美咲が繰り広げる学園ラブコメ「会長はメイド様!」(藤原ヒロ/白泉社)に挑戦することに。
岡本は本作のアニメ版の碓氷拓海(星華高校イチのモテ男で、美咲に興味を持ちつきまとう)を演じているとのことで、兼近から演技のコツと、「催眠術をかけられた人に寄り添うコツを教えて」と謎のアドバイスが求められる。岡本は、「ちょっと変態みたいな、宇宙人とか散々な言われようをしている」キャラだと説明し、「声質自体はささやきボイスがいい」とアドバイスした。
組み合わせ抽選の結果、まずは岡本&りんたろー。のコンビから、「キュンです♡アフレコ」ヒュイゴー!ヒロインの美咲をりんたろー。が、美咲に迫る碓氷を岡本が演じていくが、岡本のあまりの美ボイスに「すごいぞこれ、右耳が幸せ過ぎた」とりんたろー。は大喜び。
続いては、兼近&アシスタントの秋田汐梨のコンビがヒュイゴー!岡本のアドバイス通り(?)に、最初からささやきボイスでスタートした2人。兼近は案の定、変態的なささやきボイスで独特な碓氷を演じ切り、「別キャラとしてみたときに、不快な音を入れられる技術が素晴らしい」と兼近は岡本から謎の称賛を受けていた。
『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』は、ゲストと一緒にFODで配信中のコンテンツについて語りながら、楽しく紹介していくトークバラエティ番組。
次回は、11月4日(木)25時25分から放送予定。ゲストには引き続き声優の岡本信彦が登場する。