10月9日(金)より公開される、堤真一と石田ゆり子の初共演映画「望み」の予告映像が公開された。
「望み」は「クローズド・ノート」「検察側の罪人」で知られる、雫井脩介による累計発行部数20万部を超えるベストセラー小説。執筆時に最も苦しみ抜いたという、著者渾身のサスペンス小説。
監督を務めるのは、映画のみならずドラマ・音楽・演劇さまざまな分野で幅広いジャンルを手掛けるエンターテインメントの旗手・堤幸彦。主演はこれまで数々の映画賞を受賞し、「決算!忠臣蔵」「土竜の唄」シリーズ等痛快なコメディ作品からクラシカルな文芸大作の舞台もこなす堤真一が務める。
家族のメンバーには、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が集結。そして、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太が脇を固める。豪華キャスト陣による、刺激的でサスペンスフルな演技合戦にも注目だ。
映画を盛り上げる主題歌を手掛けるのは、シンガーソングライターの森山直太朗。本作のために書き下ろした主題歌「落日」に込めた想いを、「物語の中にあるなんの変哲もない景色や堤監督が描く家族の心の機微を歌中に閉じ込めました。四角い家の中で通い合う心、いつものように響く『おかえり』の声、散らかったリビング。当たり前にあると疑わない親子の絆を改めて考えさせられました」とコメント。
「落日」に対して堤は、「どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。この家族が最後に見つけた『望み』を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います」と絶賛している。
<あらすじ>
東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登(かずと)と校正者の妻・貴代美(きよみ)。2人は、高1の息子・規士(ただし)と中3の娘・雅(みやび)とともに、家族4人平和に暮らしていた。
規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、2人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡すら途絶えてしまった。
心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、2人は胸騒ぎを覚える。行方不明は3人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は2人。息子は犯人なのか、それとも…。
息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。相反する父と母の望みが交錯する――。心に深く突き刺さる衝撃の心理サスペンス。
最新情報は、映画「望み」公式サイトまで。
© 2020「望み」製作委員会
配給:KADOKAWA