9月24日(金)、映画「燃えよ剣」の公開直前イベントが上野東照宮 神楽殿の前で行われ、主演の岡田准一、山田涼介、尾上右近、松下洸平が登壇した。

本作は、司馬遼太郎による同名のベストセラー小説を原作に、動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」と副長・土方歳三の知られざる真実を描く歴史エンターテインメント。

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この作品に、オーディションで選ばれた松下。撮影を振り返ると「殺陣(たて)を指導していただいた以外にも、岡田さんにはたくさんのことを教わりました。映画出演はほとんど未経験に近い形で本作に参加したので、お芝居のことに関しても岡田さんからたくさんアドバイスをいただきました」と感謝。

そして、「隙あらば岡田さんのそばにくっついて、スキンシップをとらせていただいたんですけど、時々、岡田さんの目が怖いんです。『あっ、怒っていらっしゃるのかな?』、『僕、前に行きすぎたかな?』と思うときがあって。そのときに、岡田さんが衣装の着物の袖口にさっと手を入れたので『あっ殺される…』と思ったら、鼻炎のシュッシュを取り出したんです」と明かした。

本作の撮影から「花粉症になった」と語った岡田は、「土方歳三の袖には大体、鼻炎薬が入っている」と認めながら「そんなこと言わなくてもいいよ(笑)」とツッコむと、松下は「すみません」と平謝り。

また、本作の内容にかけて、「カッコいいと思う男の定義」を聞かれると、岡田が「つよがり」とひと言。すかさず、松下が「僕のメジャーデビューシングル『つよがり』。岡田さんありがとうございます」と反応し、会場を笑わせた。

続けて、松下は「僕は、有言実行な人には魅力を感じます。『これをやる!』と決めたことを貫く男性はカッコいいと思います」と答えると、岡田は「ごめん聞いてなかった」とボケで返し、松下は「こんなフランクな会見なんですか?」と困惑。

すると、岡田は「今日は特別です。たくさんの記者の方に記事にしていただきたいという思いですよね」と説明し、山田も「完成披露試写会のときは、もっとしっかりした感じでした」と明かした。

岡田が「いい男もそうですけど、優しくいたいですよね。例えば、山田くんとかカッコいいですよね。松下くんもカッコいいですよ。松下くんに『絵とか何を家に飾ってるの?』って聞いたら、『えっ?自分で描いた絵です』って。これですよ!『自分で描いた絵』って!」と熱弁すると、松下は「ちょっと脱いでいいですか?熱くて…」とジャケットのボタンをはずし苦笑い。

岡田が「つよがってる?」と聞くと、松下は「僕のメジャーデビューシングルはもういいですよ!」と突っ込んで、会場を笑わせた。

映画「燃えよ剣」は、10月15日(金)全国ロードショー。

配給:東宝=アスミック・エース
© 2021 「燃えよ剣」製作委員会

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