9月29日(水)、北村匠海が主演を務める映画「明け方の若者たち」の予告映像が公開された。
この作品は、Twitterでの”妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコの同名小説を映画したもの。20代の青春と“こんなハズじゃなかった”葛藤を描いた青春譚だ。
北村匠海が風呂場で泣きわめいて自暴自棄に…
予告映像は「16文字から始まった、沼のような5年間」という北村のナレーションで始まる。「俺といたらきっと楽しいよ」という言葉をきっかけに、デートを重ねるようになっていく“僕”(北村)と“彼女”(黒島結菜)。2人は距離を縮めながら、僕はどんどん彼女に惹かれていく。
その一方で、社会人となった僕は、同期の尚人(井上祐貴)と出会い、「人を楽しませる仕事がしたかったんだよね」と希望で胸に膨らませ、夢を語り合う。
しかし、彼女の「楽しいこと全部やっとかないと、何だっていつかは終わるよ」という言葉と共に消えていく花火がそれまでの幸せな毎日が一変することを予感させる。彼女へ思いを伝えるべく、絞り出すように出した僕の「全部好き…」という言葉や、彼女を想い、泣き叫ぶシーンは必見。
「いくら好きでもハッピーエンドは望めねぇよ」と、親友として何とか励まそうとする尚人の思いとは裏腹に、自分の気持ちには嘘を付けず、彼女の匂いがついたタオルを抱きしめながら、風呂場で泣きわめいて自暴自棄になり、行き場のない感情を吐き出す僕の姿!
彼女との思い出が走馬灯のように思い出され、胸が締め付けられるような僕の切ない気持ちを、北村が見事な演技で見せる。
マカロニえんぴつが主題歌を書き下ろし!
また、本作の主題歌をロックバンド・マカロニえんぴつが務めることが発表された。
彼らが本作のために書き下ろした楽曲「ハッピーエンドへの期待は」は、ヴォーカルのはっとりが持つ心地よい歌声とキーボードの多彩な音色を組み合わせたバンドサウンドに、彼らならではの真っ直ぐなメッセージが乗り、本作の世界観を見事に表現。
原作のファンであるはっとりは「下北沢を、明大前を、期限付きの恋人ごっこを、どうにもならず掻きむしった夜のことを、思い出しながら書いた歌です。原作から大好きな作品にこうして携われたことがうれしいです。カツセさん、改めて映画化おめでとうございます」とコメントを寄せた。
映画「明け方の若者たち」は、12月31日(金)より全国公開。
©カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会
配給:パルコ
最新情報は、映画「明け方の若者たち」の公式サイトまで。