“琉球風水”を基にした独自の“数意学”による「運気を上げる数字」を提示し、話題を集めている占い師のシウマの「琉球風水志シウマが教える 身の回りをパワースポットに変える『数字の魔法』」(講談社)が、10月8日(木)に発売される。
延べ10万人以上を鑑定した経験を携え、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ)などの番組にも出演し、まさに時の占い師となっているシウマに、フジテレビュー!!が前後編に渡ってインタビュー!
前編では、琉球風水と数意学、そして今すぐ役に立つ数字について聞いた。
<シウマ インタビュー(前編)>
心をポジティブに整える“自分のための風水術”
―― 「自分の周りをパワースポットにしていく」方法として、具体的に58個の数字を紹介しています。これまでに出版された本と違う点を教えてください。
これまでも数字に関する内容の書籍を多く出版してきましたが、それは誕生日や姓名判断の画数などの、自分が“持っている数字”が、吉数(良いエネルギーを持つ数字)なのか凶数(あまり良くないエネルギーを持つ数字)なのかを知り、活用するための本でした。
今回は“数意学”に“琉球風水”的要素をプラスし、身近にある数字に吉数を当てはめながら置き換えることで、実践的で活用しやすい開運方法を紹介しています。
――シウマさんの説く“数意学”とはどのようなものですか?
姓名判断は姓名の中にある数字だけで吉数を見ます。でも、世の中には数字ってたくさん溢れていますよね。身の回りにある数字に当てはめて、統計をとってみると、実は身の回りにある数字が運気にかなり影響していることに気がついたんです。数字には1つ1つ、意味や性格があります。それを取り入れて進化させたものが数意学になります。
――いわゆる“風水”と“琉球風水”にはどのような違いがありますか?
細かいルールが決められていて、そのルールの中で従うのが普通の風水術。でも、琉球風水は、自分のメンタルを整えるという特徴が強い「自分のための風水術」なんです。琉球風水には“ドゥーフンシー”と呼ばれる考え方があり、「都合が悪ければ取っ払って、自分なりに整え、気持ちを整え、高めていく」という方法をとります。
例えば、昔ながらの“悪い土地”と言われている場所に家を建てなければならない場合、近所の人達を呼んでそこで酒盛りをして楽しんで、「これでもう悪い土地じゃないよ、良い土地に変わったからね」と言霊的に土地を清めるという方法があります。安心感を持って平和に過ごすために、自分が過ごしやすくするという方法論の1つです。そういった都合の良いように、ポジティブに捉えていく琉球風水の考え方もこの本には盛り込んでいます。
目覚ましの分数は“01分”に設定すると、1日がうまくいく
――この書籍で紹介している、実践しやすくて効果が見込める、おすすめの数字を教えてください。
この本の帯にも書いてありますが「目覚まし時計の分数」を「〇時00分」ではなく「01分」にすることです。「01分」に変えた日から、朝弱い人がすんなり起きられたり、生活リズムが整ったり、その1日がうまくいったという反響が多いですね。
――シウマさんが提唱する「身近な数字を吉数にする」という考え方ですが、なぜ身近な数字を変えることで影響が表れるのでしょうか?
忘れがちですが人間の体ってほぼ水分、水なんですよね。水には情報が記憶されるということも科学的に研究がなされています。数字には意味と性格、それに合わせた周波数があります。良い数字を肌身離さず持つことで、その数字の持つエネルギーが自分の体の水分に影響する。だから、長くその数字に接するほどその数字の影響を受けやすい。極論、悪い水をずっと飲んでいると体によくないですよね。
――携帯番号の下4桁や、カードの暗証番号などを合計した2桁の数字で鑑定していますが、その理由は?
携帯番号では、下4桁だけが自分で自由に選べて変えることができ、暗証番号は自分で設定できる数字だからです。琉球風水では、自分で動く・選ぶ・動かせるいうのが1番のポイントになるので、自由に変えられる数字で見ています。
世の中を見ても、自分で選べる身近な数字には、キャッシュカードの暗証番号や車のナンバーといった4桁の数字が多いですよね。そういう重要な数字を姓名判断を基準に吉凶に当てはめて、長年「どういう影響があるのか」などの統計をとっていきました。
数字は、2桁を超える数字は足していって2桁に収めます。80を超えた数字はそこから80を引きます。例えば91であれば80を引いて「11」、100を超えたら3桁はすべて足すので「1」になります 。
コロナ禍におすすめ!健康運を上げ、明るく元気になりたい人には「13」
――シウマさんが身の回りで一番大事にしている数字は何ですか?
僕の中で理想の段階がありまして、それに合わせて使う数字を変えています。ちょうど沖縄から東京に出てくる時には携帯の下4桁の合計を「11」にしていました。「ちゃんと流れに乗る」という意味の数字になります。しかし、使っているうちについ口が悪くなってしまいがちになり、なかなか言いたいことが伝わらないということが増えてきたので、「優しくなる」意味を持つ「15」という数字に変えました。
ところが「15」に変えたら今度は優柔不断すぎて伝わらないことが増えてきたので、今は「17」という数字に変えています。「17」には、今の僕に足りない「魅せる力やスター性、目標達成」の意味を持つ数字です。この後も段階を追って使用する数字は変える予定です。風水では“循環”をとても大切にするので、その都度、自分の目的に合った数字に変えていった方がいいという考え方に基づいています。
――段階を追って数字を変えていったことで、実際に変わった実感はありますか?
もちろん変わりました。「11」から「15」に変えたら、たしかに人間的に優しくなったのと、「こういう言葉を使ってはいけないよ」と僕を諭してくれる人が現れました。
――コロナ禍で、気になるのが健康運です。免疫力UPが期待できる数字はありますか?
健康運を上げる効果が望める数字は、「11」「8」「18」。この3つは健康面がものすごく強い。でも、今年のこのコロナ禍でいうと「13」が今必要な数字だと思い、今年の一番良い数字にも選びました。「13」は「明るく元気に前向きに」という数字。健康運も強いし、こういう塞ぎ込みがちな時期だからこそ前向きに、明るく元気にいきましょうという意味合いです。
――携帯番号の下4桁を足して「13」にならないのですが、どうしたらいいでしょうか?
待ち受け画像に「13」を表示してもいいですし、「13」というシールを貼ってもいいですし、手に書いてもいいです。
自分では変えられない生年月日という数字には、その日付なりの性格や特徴が出てくると思うのですが、それは一旦無視をして、変えられるところから変えるということを意識してみてください。変えられない数字を意識するのではなく、変えられる数字を変えていくことによって運気を変えていこうというのが琉球風水の基本ですから。
<シウマのTシャツに書かれた「32」の理由>
「32」は良縁が良縁を呼ぶという数字。良縁というと恋愛のイメージが強いと思いますが、実はそれだけではなく、仕事の縁、物との縁、人との縁とを結びつける数字なんです。ぜひ活用してみてください。
後編では、これまで数字を使って運命が変わっていった有名人、シウマさんが実践している開運術、そして2020年の数字を発表します!