<生瀬勝久 コメント>
演出の平野監督とは、久しぶりにご一緒するので、ワクワクしています。また、今回のような恋愛ドラマや昭和を舞台に描いた作品に携わる機会が少なかったので楽しみです。
この情報社会の世の中で、便利が正義みたいな時代でもありますが…このドラマを見て、「僕らも昔はこうだったよな」と思い出すこともできますし、男女の恋愛関係が歯がゆくもあり、応援したくなる、原点回帰の作品になると思います。
活動弁士という役は、視聴者の方の目線に立って「そこでいけよ!」とか…(笑)。見てくれている方の“代表の声”というような形で、寄り添って歩いていきたいと思います。
僕は、あまり事前に役を作ってから入る方ではないので、現場で出た第一声が勝負になると思いますが、せっかくなので、ステレオタイプな弁士ではなく、僕らしいひとクセもふたクセもある弁士にしたいです。そして懐深く、主人公たちを見守っていければいいなと思っています。
また、芳根さんとは以前朝ドラで父親役としてご一緒し、そのときも見守っていましたが、今回もまた見守ることになりました(笑)。
当時と今ではいろいろと変わっていると思いますし、彼女の活躍はドラマやCMなどで拝見していますが、女優さんとしてどんな感じになっているのか楽しみなので、久しぶりにお会いし、お話ができたらうれしいです。
いつも、視聴者のみなさんへ同じことをお伝えしているのですが…とにかく一度見ていただきたいです。
そして、いろんな見方があっていいと思います。僕ができることは120%やるつもりです。作っているスタッフも俳優も本当に手を抜かずに一生懸命やっているので、その思いが伝わる作品になればと思います。
ぜひ、最後まで結末を楽しみに見ていただければ、何かしらみなさんの豊かな人生に添えられる作品になると思いますので、楽しみにしていてください。