女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
9月17日(金)の放送では、「性格タイプ別コミュニケーション術」「推しへの熱量、どこまで?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、虻川美穂子、大神いずみが話し合った。
「性格タイプ別コミュニケーション術」では、伝え方コンサルタントの稲葉真由美氏が開発したアプリ「伝え方ラボ」に基づいて議論を展開した。
稲葉氏は、性格統計学を元に性格を「ピース・フレキシブル」「ピース・プランニング」「ビジョン」「ロジカル」の4タイプに分類。相手のタイプに合ったコミュニケーション方法を取ることで、職場などの人間関係が円滑になると考えている。
まず紹介されたのは、「新しく入った社員に自分の経験を踏まえた細かいマニュアルを渡したら、最低限の部分以外は自由にやらせてほしいと言われた」という30代男性のエピソードだ。
竹山と千秋は「成果が上がるならそれでもいい」「最低限の部分をきちんと守ってくれるならOK」と、新入社員を受け止める姿勢を示した。一方、大神は「自分は新入社員のようなタイプなのだが、それでいつも失敗してきたから…」と複雑な表情に。
稲葉氏によると、目標に対してどれくらい丁寧に指示を与えるべきかも、性格タイプによって変わってくるという。
「ビジョンタイプ」の竹山が「結論だけ教えてくれれば十分」語る一方で、「ロジカルタイプ」の千秋は「事前に過程を理解していたほうが、仕事を速く終わらせることができる」と断言。お互いに、性格診断の内容に納得した様子だった。
「ミスをしたときの叱り方」や「新しいプロジェクトに挑むときに不安になるかどうか」もタイプによって異なるそうだ。
三上アナが「『ノンストップ!』のMCに任命されたときも、不安が先に立ってしまった」と言う通り、「ロジカルタイプ」は先に損失を考えてしまうタイプだという。
番組公式SNSには「この診断、夫婦にも使えそう」「自分の思う自分と、他人の思う自分は違う」などの意見が届いた。
実際に「伝え方ラボ」を職場に取り入れ、コミュニケーションの参考にしている会社も紹介。視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「職場に性格診断を導入することに抵抗があるか?」を尋ねると、「抵抗がある=33%」「抵抗がない=67%」という結果になった。
三上アナは「職場の人の性格はわかっているに越したことはない」と理解を示したが、竹山は「トラブルの元にもなりそうだから、導入時に会社側がきちんと説明する必要がある」と指摘した。
推しの“何か”になるなら、きょうだい?カーテン?
「推しへの熱量、どこまで?」というテーマでは、放送中のドラマ『推しの王子様』(フジテレビ)を例に取りながら「推し活」について話し合った。
まずドラマのシーンにもあった、「『推し』の舞台を全公演見に行きたい」という気持ちを理解できるかを議論。全公演見たくなる理由には、下記のようなものがあるという。
最近は、BTSが「推し」だという大神は、「全公演は無理でも、公演の最初と最後を見て成長を感じたい」と理解を示し、虻川も「MCも毎回違うから、全部見たい!」と同意。「阪神推し」の千秋は「野球の場合は、ミスは何度も見たくない」とツッコんだ。
ドラマのヒロイン・泉美(比嘉愛未)の「推しに見合う人間になりたい」という名ゼリフにちなんで、「推し活女子」に特化したパーソナルトレーニングジムも紹介。
着たいコスプレなどに合わせたトレーニングを行ってくれるジムに通っている女性たちを、大神は「生きていく上での目標がハッキリしている!」と称賛!
SNSにも「推し事するためにお仕事してる」「推しに会うために生きてる」「推し活、幸せすぎる!」など、熱いメッセージが続々到着した。
「アイドルの推し同士が、もしなれるとしたら推しのきょうだいになるかカーテンになるかで口論になった」という20代女性のエピソードでは、「せきらら投票」で「カーテン」と「きょうだい」のどちらになりたいか、調査した。
投票の結果は「きょうだい=76%」「カーテン=24%」となったが、千秋は「カーテンになれば、毎日推しに会えるのに」と主張。竹山は「きょうだいになったら、“推し”というメンタルではなくなりそう」とコメントした。