<ストーリー>
僕らは親友…という名の主従関係。
自他ともに認める、最高に恵まれた財閥2世テジュ。そして、そのそばを影のようにいつも離れずにいるボディーガード・グク。
2人は古くからの友だちではあるが、主従関係でもある。テジュにとってグクは気が安らぐ親友のような存在。そしてグクは与えられた任務に背くことなく、黙々とテジュの警護についてきた。
ある日、2人の前に明るい転校生・ヘミが現れる。ヘミは一目ぼれしたグクに積極的にアプローチ。一方、ピルヒョンの彼女を立て続けに奪ったテジュは、魔性の魅力でピルヒョンさえも親友にしてしまう。いつしか心の奥で密かにテジュのことを思うようになったグクは、ピルヒョンという存在がうっとうしい。そしてヘミを通して自分の気持ちから目をそらそうとする。
そんなグクの気持ちを知るよしもないテジュは、恋愛コーチ役を買って出る。テジュは片時も離れることなく、いつも自分を守る影のような存在だったグクの微妙な変化を感じとる。
表向きはグクの恋愛を積極的に応援するが、自分よりヘミを大事にするようで、いら立ちも覚える。次第に膨らんでいくグクへの思いをどうすることもできないテジュ。互いのことが気になるテジュとグク。しかし、自分たちの気持ちに正直になることができない…。