10月5日(月)21時放送のフジテレビ『SUITS/スーツ2』第13話にて、新木優子と中村アンによる副音声企画がおこなわれることが発表された。

『SUITS/スーツ2』は、全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)役を織田裕二、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔(すずき・だいすけ)役を中島裕翔が前作に引き続き演じる。

第10話で副音声を担当し、ガールズトークに花を咲かせた聖澤真琴役を演じる新と玉井伽耶子役を演じる中村。SNS上では「副音声がかわいい」「来週もやってほしい」などの好評のコメントが多数寄せられた“ひじたま”コンビが再び副音声に登場する。

2人ならではのファッションに関する裏話や、中島裕翔演じる大輔との関係がはっきりしない真琴の今の心情を新木が語る。

<新木優子&中村アン コメント>

――副音声を終えての感想と第13話のみどころを教えてください。

新木:楽しくて、すぐ終わってしまいました。私たちも本編を初めて見ているので、すこし作品に集中して黙りそうになりましたけど…(笑)。

今回の見どころは、一番最後の大きな訴訟に立ち向かっていくところです。今まで、案件ごとに現れる強敵を倒してきて、いよいよ最終ボスが現れるので、それを楽しみにしていただけるとうれしいです。

また、この回は会話劇が多くて、特に蟹江先生(小手伸也)と藤嶋先生(上白石萌音)の会話劇がすごく面白かったので、ぜひ、楽しみにしていただければと思います。

中村:今回もとても楽しかったです。『SUITS/スーツ2』の副音声は3回目になりますから、慣れてきたところでございます。

第13話は、よりファームが団結して、問題を解決していくチームワークが見られる回です。そして、真琴が試験恐怖症ながら試験に向かっていく姿はシーズン1からずっと見ているので、勝手に本編を見ながら応援しちゃっていました(笑)。真琴が夢のために頑張っている様子も見られるので、楽しみにしていて下さい。

<第13話 あらすじ>

甲斐(織田裕二)は、「幸村・上杉法律事務所」を去ろうとした蟹江(小手伸也)を引き止めたが、ここ数週間の間に「幸村・上杉法律事務所」では8人のパートナーや6人のアソシエイト、11人のパラリーガルが辞めるという危機的状況に追い込まれていた。

一方、大輔(中島裕翔)は、甲斐が雇った元検察官の藤嶋(上白石萌音)に、入所していきなり個室が与えられたことが納得できずにいた。

そんなある日、甲斐と大輔を呼び出したチカ(鈴木保奈美)は、女性社員の昇進差別訴訟を引き継ぐことにしたと告げる。相手は、経協連の理事長を6年務め、内閣府の男女参画委員会の理事にも就任した財界の大物・蓮見昭雄(伊東四朗)が会長を務める「フォルサム食品」だった。

同じころ、真琴(新木優子)は、父親の聖澤敬一郎(竹中直人)とランチをともにしていた。そこで真琴は、高得点を獲得したロースクール統一プレテストの成績通知書を敬一郎に見せようとする。だがその矢先、敬一郎の方から先に東大ロースクールの試験の話を切り出され、「自分の能力に見切りをつけるのも、社会人に必要なスキルだ」と言われてしまう。敬一郎の言葉に失望した真琴は、席を立った。

ほどなく、甲斐のもとに、「フォルサム食品」側から代理人弁護士を変更したとの連絡が入る。その相手とは、何と敬一郎だった。敬一郎は、「フォルサム食品」側が先に提示した和解金1億円を100万円に下げる、と言い出した上、原告の井口華子(安達祐実)へのヒアリングを要求する。それを知った真琴は、「フォルサム食品」の訴訟に参加したいと大輔に申し出て「父を倒したいのなら私を味方につけるべきです」と告げる。