「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。

9月24日(木)の放送は、コント「令和のブサイクな恋」でYokoo Gnuがあの名曲に再挑戦、さらに「超BUSAIKU!?ランキング」ではメンバーの素の姿があらわになった。

見た目はそっくり!歌声は…横口のダメ出しと美声がさく裂

バンド「Yokoo Gnu」の練習を見学しに来た彼女のマイコ(トリンドル玲奈)。レコーディングスタジオに入ると、人気バンド「King Gnu」ボーカル井口理さながらの横口くん(横尾渉)が、ギターの北山宏光とベースの千賀健永を厳しく追い込んでいた。「お前アドリブ多すぎ。大したテクもねぇくせに、はしゃぎすぎ」「ギター、若干音感ずれてる。遊b…」噛んだことに苛立って「チッ」と舌打ち「絶対音感つけた方がいい」「ベース。お前のリズム、パーン、パーン、パーン。俺が求めてるのは、ウンパーン、ウンパーン、ウンパーン」…。ダメ出しの連発に黙ってしまう2人。

気まずい雰囲気に、マイコが帰ろうとすると「マイコが練習見たいって言ったから連れてきたんだよ」「マイコ!楽しんで」と怒りながらも引き留める横口。ギターの北山に歌い出しを託し、その綺麗なハイトーンボイスに横口も続くが…「♪今の僕に~」と、リズムも音感もズレまくり。その歌いぶりにマイコもメンバーもズッコケるのだった…。

ゲストの大久保佳代子によると、大久保のマネジャーは横口を見かけた際に本物の「King Gnu」と間違えたそうで、これにはスタジオも大爆笑。当の横尾も「すれ違って振り返った人がいる、そうかもしれない」と目を丸くした。見た目はそっくりだが、肝心の歌声については…進行役の佐野瑞樹アナウンサーが、同じくゲストの青山テルマに感想を求めると「普通に下手です」とバッサリ斬った。

SNSでは「みっくんの白日やばっ!」「北山くん上手い!横尾さん…横口くん、安定の笑」と北山の歌声に歓喜する一方「今後King Gnuをまともに見れない笑」「歌っただけで、それがオチって凄い!!」と、“横口くん”の完成度に盛り上がりを見せた。

お説教をかわいく誤魔化す玉森、ゲスト絶賛の千賀

キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」の特別編。普段はテーマをもとにメンバー自身でプランを立てて撮影されるが、今回はテーマを伏せた“抜き打ちテスト方式”がとられた。

テーマは「彼女の親友から『連絡先交換しよう』と言われた時の対応」。帰宅すると、彼女のマイコが親友のレイナを連れてきていた。レイナとは初対面だが、いきなり連絡先の交換を提案されて…。彼女の親友ゆえに角を立てないスマートな対応力が求められるが、キスマイメンバーはどう答える?

玉森裕太は寝起きのようにテンション低めであいさつ。レイナの「めっちゃイケメンじゃん」という言葉に動揺したのか、目を泳がせながらお礼を言う。連絡先の交換を提案されると「僕、マイコさんと付き合ってますよ」「良くないんじゃないですかね」ときっぱり断るが、やや気まずい空気に。レイナが食い下がると「マイコを通して連絡でいいんじゃないですかね?どうだろう、違う?」と淡々と返すが、レイナがトイレで席を外すと「すごい親友だね」と本音がポロリ。マイコが何で教えなかったのかと聞くと「俺は逆だったらあまり好きじゃないなと思ったから、同じ気持ちかなと思って教えませんでした」と想いを明かした。

青山は、連絡先を教えてしまうと、喧嘩や相談事の仲裁に入らざるを得ないと説き「リスクをシャットアウトするって言う意味では、教える必要性はない」「ちょっと素っ気無いから、もうちょっとポップに言ってくれたら10点でした」とアドバイス。大久保は「寝てた?」と最初の態度を見逃さなかった。30歳になったという玉森に「社会性、社交性ってすごく大事、生きていく上で」と厳しくお説教するが、かわいい変顔で誤魔化す玉森につられて、大久保も変顔に…。玉森は「抜き打ち恐怖症なんですよ」「リハーサルもないじゃない。(マイコの他に)1人増えてたら、もう焦るんだって」と身振り手振りで弁明した。

ファンからは「玉ちゃん、動揺しすぎ!」「玉ちゃん永遠に子供なのが可愛い」「警戒心強い子犬みたいなお顔が非常に可愛かったです、玉森くん!」と、抜き打ちに怯える姿も温かく見守るコメントが集まった。

千賀は「マイコの彼氏の健永です、どうも初めまして」と礼儀正しくあいさつ。連絡先の交換には「グループLINEとか作ったらどうですか?」「みんなで仲良くできたら良いんじゃない」と、レイナも傷つけない方法を提案し、あくまでもマイコから連絡先を聞くように上手くかわす。レイナが席を外すと、マイコがグループLINEはするのかと確認するが「1対1ではメールする必要ないと思うし」「もしマイコが良かったら、一緒にいて楽しいんだったら、今度3人とかでお出かけしたりとかも」と、誰も気まずくならない方法で冷静に治めた。

9点をつけた青山は「すごいフレンドリーだし、友達も嫌な気にならない」と好感触だが「LINEグループも信用できます?絶対、個人で(連絡が)来るじゃないですか」とマイナス1点の理由を説明。ゲストのホラン千秋は満点評価。「教えてほしくないけど、教えてほしくないって言ってる自分も嫌だから、教えてもいい」「マイコに委ねるっていう形を取ったのはベスト」だと思ったそう。これに対し千賀は「マイコが招待してる訳だから、結局責任はそこにあるわけだし」「ぶっちゃけ、もしそこで友達と1対1のLINEがあったとしても、招待したのはマイコじゃん」と、万が一を見据えた策士ぶりに、スタジオからは総ツッコミが入った。

ネット上では「千ちゃんアタマいい!!」「千ちゃん真面目にしたらめちゃくちゃできる彼氏」「今日は千賀劇場見られないのね…」「サイコパスじゃないと物足りない(笑)」と、いつもと一味違う千賀にさまざまな感想が寄せられた。

二階堂高嗣はイケメンと言われて「ありがとう、ありがとう、ありがとう」「そうか、そうか」と、ちょっとはにかみ満更でもない様子。しかし連絡先交換の提案には、動揺して長い沈黙に入り…「初めての人と連絡先はあれかな」とやんわり断るが、レイナのダメ押しに「マイコの親友だったら、俺と連絡先交換しなくても…いいんじゃないかな」と、やや無理のある抵抗。連絡先を教えなかった理由について「マイコがいるから、俺には」と答えるが、マイコが「それだけ?」と聞くと、間があいて「そ…そうだね。マイコと付き合ってるし」と戸惑いからか、なんとも歯切れの悪い返しを見せた。

玉森と対応内容がほぼ一緒で、点数はなんと全く同じ44点。この結果に「内容ほぼ一緒だとちゃんと点に出るんだね!」と驚く二階堂。大久保が「『マイコがいるから、俺には』悔しいかな、キュンとしました」と褒めると「よっしゃー!嬉しい」とガッツポーズで歓喜するが、イケメンと言われた時の反応から「(普段)イケメンって言われてないんだ」と斬り込まれると「(感染予防の)パネルがあって聞きづらいな…」ととぼけた。ホランが「親友からすると圧を感じる。悪いことしちゃった、みたいな気持ちにさせちゃう」とダメ出しをすると…「ホランさんのは聞こえる」と受け入れ、大久保が「まぁまぁ腹筋使って喋ってんぞ、こっちは」とツッコむ一幕も見られた。

「俺だけ言われてるのかと思った…」“イケメン”に反応する横尾

横尾はイケメンだと言われると、“分かってるね”と言いたげに、ニヤリとポーズを取ってノリノリ。「いつからの友達?」と自然に会話に混じるが、連絡先については「大丈夫、大丈夫。マイコが連絡とってるだろうし、俺連絡とることないし。何かあったらマイコに言ってくれれば」とズバッと断る。迷惑かと気にするレイナに「迷惑じゃないけど、とる必要ないかな」「俺が相談したいこともマイコにはっきり言うし、誤解されるのも嫌だし、ごめんね」と潔く返す。マイコに何で教えなかったのかと聞かれると「マイコのこと大好きだし、マイコ以外の女性と連絡とりたくないし」「今から連絡先増やすこともないし、無駄じゃん?」とキッパリ答えた。

総合58 点と意外と低めの点数だが…高評価の青山は、ズバズバ言う感じも“イケメン”に対する反応も良く「彼女もハッピーな感じで終わる」と絶賛。MCの北山が「イケメンじゃんって言われた時の横尾さんの反応早かったですね」とツッコむと「俺だけ言われてるのかなって思っちゃったけど、皆に言ってたんですね」と悔しそうな表情を見せ、スタジオを笑わせた。

ホランは、流れはとても良かったと言うが“必要ない”や“無駄”というワードを重ねたことで「親友はちょっと傷ついていると思う」「親友を“無駄”ってお前なんだよって思っちゃうかもしれない」と分析。MCを務める藤ヶ谷太輔が「最初、扉開けて全然表情変えなかった」と冷静ぶりに触れると「だっていつものことじゃん。誰かしらいたりさ」と余裕の表情を見せて笑いを誘った。

視聴者からは「横尾さん抜き打ちになると生き生きするのなんでなん」「こういうのに強いな〜滑舌いいし笑」「抜き打ちの横尾さん無敵なんよねww台本ない方がいいよww」と愛あるツッコミが集まった。

宮田俊哉は「俊哉でーす」と笑顔であいさつし、「イケメン」の褒め言葉に一瞬驚くも「ありがとう」とにこやかな受け答え。連絡先については「マイコの彼氏だし」とサラリとかわし「マイコもそこで連絡先交換したら、あまり良い気分はしないし。だからごめんね」と優しく謝る。レイナが席を外すと「ビックリした」と呟き、緊張が解けたかのような表情。教えなかった理由については「『カッコいい』って言われて『連絡先教えて』って言われたら、何か嫌じゃん」と明かし、小さな声で「俺マイコが好きだからさ」と終始笑みを絶やさず対応した。

本当は、ドアを開けた瞬間に「あれ、元カノがいるパターンかな?」と思ったそうだが、スマートな対応を見せた宮田。しかしわずか1点及ばず、ランキング1位の座は千賀に。ホランの「ほぼ完璧。ただ「『嫌じゃん』って口にしちゃうと、こいつカッコいいって言われたこと意識してるんだって思っちゃう」という辛口コメントに「いやいや、そりゃ嬉しいからさ〜!」と反論して笑いを誘う宮田。すると二階堂が「イケメンって言われたことないよね」と擁護し、千賀も「舞祭組って言われる比率が多すぎて」と同調。「一瞬ね、イケメンってなんだっけ?」と二階堂が続けると、横尾が「堂々と言われるから、うちら『舞祭組の皆さんで〜す』って」と舞祭組ならではの事情を明かした。

次回10月1日(木)はコント「令和のブサイクな恋」宮沢直樹続編!&「直接会うことができない彼女の誕生日の祝い方」が放送される。