10月16日(金)の『ダウンタウンなう』は、「人志松本の酒のツマミになる話」を放送した。
MCの松本人志と千鳥(大悟、ノブ)のもと、ゲストに朝日奈央、川谷絵音、柴田英嗣(アンタッチャブル)、三浦翔平、若槻千夏が集結。
番組特製“酒瓶ルーレット”を回して、名前が当たった人からトークを披露。酒のツマミになるような話なら何でもOKで、普段言えない悩みや心に秘めた本音を語り尽くした。
松本「結婚前も俺、あんまり手はつないでない」
結婚して手をつなぐタイミングがわからなくなったという若槻は、「みなさん、手をつないでます?」と、ほかの夫婦が気になるよう。
松本は「手、つなぐ?なに?」と照れまくり。「今、(嫁の)手はつなぐというより、離してる状態」とボケてはぐらかすが、ノブからは「そんなんじゃない。ちゃんと答えて!」とツッコまれる。
松本:考えたことないけど…。結婚前も確かに俺、あんまり手はつないでない。でも、それってどっちからやるのが普通?
大悟:女の子からじゃない?
若槻:ええーっ!?
朝日:男の人ですよね。
三浦:(わざわざ)手をつなぎましょうということにはならないですよね。危なかったら、手をつないでそのままとか…。
若槻:かっこいい!!
朝日:(目を輝かせて拍手しながら)わぁ!
三浦のイケメン回答に湧く女性陣。すかさず松本は「そっちやな」と乗っかるが、「なんですか?『そっちやな』って」(朝日)、「何、翔平側に立っとるん」(ノブ)とツッコまれてしまう。
それぞれの事情を聞いていくと、大悟は「嫁の方からなんとなく(手を腕の方に)持ってきて、つなぐことは、ありますよ」。
ノブは「俺は、もう普通につなぎます」と、キッパリ。これには、女性陣から「ステキー!」という声が上がり、松本は「満を持して(言って)ズルいで!」と不満げな様子。
川谷は「長い間つないでない」そうで、「僕、イメージがそうなってるんで、ここで払拭したいんですけど…。恋愛経験多くないんで」と主張した。
三浦:僕は手をつなぎたいタイプの人だから。
若槻:結婚してからつなぎました?
三浦:全然つないでます。
ノブ:三浦翔平と(桐谷)美玲さんが、手をつないで歩いてるの?
三浦:(ノブの口調を真似て)すぐ名前を出すな~!
大悟:手、ちっちゃい?あの子。
三浦:(ノブの口調で)手はちっちゃい!見れば、わかるぅ~。
ノブ:昨日、俺といたから俺のしゃべりになっとる(笑)。
収録前日に“予行演習”のためノブと飲んでいたという三浦は、ノブの口調で「うつるぅ~」と言い笑っていた。
「最近、いつ泣いた?」という話題から「妻」「嫁」呼び方論争勃発
涙腺が弱いという朝日からは「最近、いつ泣きましたか?」という質問が飛び出した。
柴田:めちゃくちゃ泣き虫ですよ、俺。
ノブ:ザキヤマさんと再結成のときは?
柴田:あれ、めちゃくちゃカッコつけてたけど、家で泣いてっからね。
一同:えー!
柴田の意外な一面に驚く一同。柴田は、ある種ライバルでもある芸人やスタッフから「おめでとう」と言われたことがうれしくて感動したのだという。
そして、自身の子どもが生まれたときに泣いたことを明かした三浦。
三浦がおだやかな口調で「妻に対して『がんばったよね』って…」と語っていると、松本が険しい顔をして「そこで妻って呼ぶの、すっごいズルい。好感度上がるよね」と一言。
ここから、「妻」「嫁」呼び方論争が勃発する。
松本:俺も「妻」って言おうっていつも思うねんけど、忘れてまうねん。
大悟:「妻」って言うてるやつ、嘘つきじゃない?
突然飛び出した無理のある決めつけに笑ってしまう三浦。若槻と朝日は「そんなことない!」と否定し、自分は「妻」と呼ばれたいと主張する。
若槻:「嫁」って言ってる人の方が、浮気してないですか?
若槻の鋭い分析に松本は大笑い。朝日から「なんて呼んでるんですか?」と聞かれた大悟は、すました顔で「妻」と答えて総ツッコミを浴びていた。
頂点を極めた松本が認める芸人はあの2組!
続いて、松本が語り始めたのは「俺と浜田ってどっちが先死ぬかな?」という話題。
「そんな話やだ!」(若槻)、「考えたくない」(朝日)と声が上がったが、三浦から「先のことを考えてらっしゃるんですか?」と振られると、松本は「もう57(歳)ってなったら。ちょっとずつ考え出すよね」と真面目なトーンで答えた。
三浦:「次は、こいつらだな」っていうのを決めてるんですか?ちなみに、昨日、酔っ払いながらノブさんは「ダウンタウンさんがライバルじゃ」って…。
突然のタレコミにノブは立ち上がって「そんなこと言ってない!お前は、バカか!?」と、あわてて否定。だが、松本は「俺は、千鳥ほんまにすごくて…。全然そう言ってもらえたらうれしいよ」と素直に語る。
松本:千鳥と霜降り(明星)は、ここ最近でやっぱり…。
柴田:そうですね(と同意)。
大悟:霜降り、今、震え上がってるでしょ。
松本:「スゴイの出てきたな」って思うもん。
松本の本音が聞けたところで、若槻が「いくとこまでいったダウンタウンさんって、目標とか夢とかあるんですか?」と質問をする。
松本:あまりなくてね。どうしようかなと思って。
大悟:まだ戦う、じゃないですか。
大悟は「(松本が)スベる可能性のあることをやってるのがスゴイなって。やらんでもいいのに」と言い、ノブも「そうそう。何をまだ!(という)バイタリティが(すごい)」と同調する。
松本:どのジャンルの世界でも一緒で、ホバリング(空中での停止飛行)が許される時代ではないし。高く上がってて、ちょうどくらいやからな。
ノブ:停滞ってこと!?
松本:そう。上がってるほうが楽だぜっていう考え方。
頂点を極めた松本ならではの生き方が明かされ、みな真剣に耳を傾けていた。
フワちゃんのタメ口に柴田は「めちゃくちゃ腹が立つ!!」
さらに、音楽業界の世代の差についても話題が発展。川谷は、上の世代であるMr.Childrenについて言及し「桜井(和寿)さんとか、本当にギラギラしてて、ああなりたいなって思いますもんね」と語る。
松本から矢沢永吉のことを聞かれた川谷は、矢沢の音楽を聞いて育った世代ではないが、尊敬できる存在だと話し「世代じゃないのに(頭の上の方を指し)ここらへんで意識してる人」だと明かした。
松本:若槻は、フワちゃんとかどんな感じで見てるの?
若槻:フワちゃんは、長く続くんだろうなって思います。
松本:頭いいよね、あの子。
若槻:さっしー(指原莉乃)と同じ感覚でしゃべれる女性タレントってあまりいなくて。一緒にいて楽だし、年下なのに年下の感じがしないのが(その)2人。
今勢いに乗るフワちゃんのスゴさを認めるような空気で、みな若槻の話を聞いていたが、ここで柴田が割って入る。
柴田:これ、今さら言うのダサいんですけど。タメ口を聞くタレントってどうなんすか?
一同:(笑)
柴田は、自分がフワちゃんにタメ口で話されても文句は言わないが「俺がリスペクトしてる人にタメ口で話しているのは、俺めちゃくちゃ腹が立つんですよ!」と声を上げた。
語気を強めて「俺はいいよ。百歩譲って俺の先輩にタメ口きくなら、1回俺通せと。本当はめちゃくちゃ嫌なの!!」と吠えながら手で机をパシッと叩いた。
これには、一同が「あぁ」と一瞬理解を示したようだったが、若槻は「シンプルに柴田さん、ダサいと思う」とバッサリ。
ノブ:そう言うとダサくなる風潮ですもんね。僕、柴田さんの肩持ちますけどね。
柴田:俺が嫌なわけじゃないのよ。俺が尊敬している人に対してそれやってるのが嫌なのよ。
若槻:じゃぁ、もう、言えば?本人に。ここで言うことじゃないじゃん。
柴田:……。
そう言われた柴田は、何も言えなくなってしまいフリーズ。大悟も「だからダサいんだ!」と追い打ちをかけたが、柴田は「ちゃうちゃうちゃう!俺は問題提議としてここに置いてるだけだから」とタジタジになりながら弁解していた。