大晦日の大舞台を前に、大阪での決戦が決定した!「RIZIN.25」が11月21日(土)大阪城ホールにて開催されることが、10月19日(月)に発表された。都内で行われた記者会見で、榊原信行RIZIN CEOは「大阪城ホールは人気のアリーナでなかなか順番が回ってこなかった、しかし今回連休の土曜日が空いたということで是非、と手を上げた」と語った。

この日発表された試合は、9カード。注目されたのが、朝倉未来選手 vs 斎藤裕選手だ。朝倉選手といえば、前回の「RIZIN.24」への出場が期待されていただけにファンにとってもうれしいニュースとなっただろう。対戦する修斗世界フェザー級王者の斎藤裕選手は、 8月10日に開催された「RIZIN.23」で、相手をTKOで下し王者の強さを見せつけたばかり。当日の試合の解説を務めていた朝倉選手が「やってやりましょうかね」と発言し、試合後にこの発言を聞いた斎藤選手も「最初はなぜそのようなことを言われるのか、と思ったが、タイミングが合えば」とやる気を見せていた。

「RIZIN.25」で、ふたりはRIZINフェザー級のチャンピオンベルトをかけて闘う。記者会見で終始クールな表情を変えなかったふたりだが、お互いへのコメントにはすでにピリピリとした雰囲気が漂っていた。

斎藤選手「僕がチャンピオンになる」

斎藤選手は「フェザー級タイトルマッチが決まってうれしい、朝倉選手は強いがいい試合をして盛り上げたい。僕がチャンピオンになる」と宣言すると、朝倉選手は「久々の試合だが、ずっと追い込んできたので、すごく強くなった俺を見れると思いますので、ぜひ会場に足を運んでください」と応えた。

朝倉選手「7勝全勝なので、俺がふさわしい」

また、今回はフェザー級王者のベルトがかかっていることについて斎藤選手は「このチャンスを逃さずに必ず勝ちたい」とコメントし「試合はやってみないとわからないが、3ラウンドで必ずチャンスは来る。それを逃さないようにする」と語った。朝倉選手は「7戦全勝なので、当然かな。俺がふさわしいと思うので俺が取りに行く」と語り、また斎藤選手については「俺の相手じゃないかな、素直に」「勝敗を分けるポイント?分けるほど競っていない」とばっさり斬った。

朝倉選手は、YouTuberとしても知られるが、最近さまざまな分野の格闘家とコラボレーションしスパーリングしてきており、打撃の自信がついたという。また年末についても「11月にケガをしなければ、出場して日本の格闘技界を盛り上げたい」と語った。

また会見には、扇久保博正選手vs滝澤謙太選手なども参加し、試合当日へ向けて気合のコメントを寄せた。

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