8月18日(水)放送の『林修のニッポンドリル ガスト&日高屋!人気番付SP』では、「全国クリームパン番付」を発表した。

新感覚のスイーツパンとして人気の「八天堂」の森光孝雅社長が、全国のクリームパンを調査し、番付を決定。トップ5に選ばれた商品は、すべてお取り寄せが可能だ。

【全国クリームパン番付】

第1位「プレミアムクリームパン」(パティスリー レ・ド・シェーブル/岩手)
第2位「ごちそうクリームパン」(サンクレール/愛知)
第3位「オーツ麦ふすまパン あんこクリーム」(みどり工房。/兵庫)
第4位「ツクモのクリームパン」(九十九堂本舗/大阪)
第5位「あん生クリームパン」(手作りパン工房サンクルー/山梨)

5位は、山梨県富士吉田市の「手作りパン工房サンクルー」で作られている「あん生クリームパン」。生クリームとあんこのバランスが絶妙で、1日300個が完売するほど人気だという。

美味しさの秘密は、通常より多めに砂糖を加え甘めに仕上げたパン生地。生地をこねてから一度寝かせ、再びこねて発酵させる“二度ごね”によりパン生地の甘みをより引き立たせ、甘さ控えめのあんこと、あっさりめのクリームとの絶妙なバランスを実現。またクリームのアクセントとして、キルシュというチェリー酒も混ぜ込んでいるそうだ。

4位は、大阪府枚方市の「九十九堂本舗」の「ツクモのクリームパン」だ。やわらかいクリームとふかふかのパンが人気を呼び、1日2000個以上を売り上げている。

生地は、通常の菓子パンよりも水を多めに投入し、打ち粉も最小限にすることでしっとりふかふかに。やわらかクリームの秘訣は、カスタードに生クリームを混ぜるときに、必要以上に混ぜすぎないことだという。

3位は、クリームパン部門でお取り寄せランキング1位に輝いたこともある兵庫県加古川市の「みどり工房。」の「オーツ麦ふすまパン あんこクリーム」だ。

ずっしり系ながら罪悪感なく食べられる秘密は、低糖質で話題のオーツ麦の皮だけで作ったパン生地。生地におからを混ぜてヘルシー&ふかふか食感にし、あんこも小豆の皮の煮汁で作られたペーストに企業秘密の(食物繊維たっぷりの)食材を加えて、糖質をダウンしているという。

2位は、愛知県岡崎市の「サンクレール」で年間37万個売り上げるという「ごちそうクリームパン」。

濃厚なクリームに使用しているのは、栄養が豊富な地元のブランド卵「ランニングエッグ」。通常の卵に比べて黄身が濃く、味、栄養ともに濃厚なのが特徴。ずっしりと濃厚なクリームを際立たせるために、パン生地にはヨーグルトを練り込んで酸味を加えているのだという。

1位に輝いたのは、岩手県宮古市の「パティスリー レ・ド・シェーブル」の「プレミアムクリームパン」。なんと、今年オープンしたばかりのお店だ。一見、オーソドックスながら、カスタードのミルク感が非常に強いのが特徴。

濃いミルク感の秘密は、成分が母乳に近いといわれ栄養価が高いヤギミルク。実は、このパン屋さんの本業は牧場経営。「しあわせ牧場」代表取締役の前田英仁氏は、あらゆるミルクに精通した酪農家。クリームパンに合うのは、なめらかでサッパリしたヤギミルクだと分析。パン生地からクリームまですべてにヤギミルクを使用することで、濃厚なミルク感を生み出すことができたのだという。