8月13日(金)、埼玉県にあるメットライフドームで「西武ライオンズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス戦」が開催。セレモニアルピッチイベントに埼玉県秩父市出身でライオンズファンの藤原竜也が登場した。
プロ野球の試合前イベントに出演するのは初となる藤原は、あいにくの雨天により、投球練習なしのぶっつけ本番という男気全開で臨んだ。
場内アナウンスで呼び出されると、3塁ベンチから球団の公式マスコット:レオとライナを引き連れ、少し緊張した面持ちで登場。観客からの盛大な拍手で出迎えられた。
マウンドに立った感想を聞かれると、「最高です。ここ近年で一番ハッピーです。念願が叶いました」と、幼少期からライオンズファンということもあり、憧れの地に立てた気持ちを込めて、興奮気味に挨拶。
今回、西武ライオンズと藤原が主演し8月27日(金)に公開する映画「鳩の撃退法」のコラボポスターが実現した企画の一環で実施された本イベント。映画の見どころを聞かれると、「小説家役の僕が書いて、同時進行で物語が進んでいく。とにかく謎解きが面白い作品なので、ぜひ衝撃のラストにも注目してほしいです!」と力強く作品をアピールした。
いよいよ投球の時間。バッターを務めるのは、映画のタイトルにちなんで「鳩」のコスチュームに身を包んだ公式マスコットのレオ。藤原はゆっくりとしたフォームで投げると、ボールは高めの放物線を描き、見事ノーバンでキャッチャーへ。会場からの温かな拍手に見送られ、マウンドを後にした。
終了後、マスコミ向けの取材会で、投球した感想を聞かれ、「(キャッチャーにボールが)届くか届かないかが問題ではなくて、憧れの地に立てたこと自体がうれしかった。映画の宣伝を忘れてしまうほどで、個人的に遊びに来たような感覚でした(笑)。幼少期に通っていた場所なので。さらに自分の作品を知っていただく機会にもなって、よかったです」と、登板の喜びをコメント。
さらに「人生を間違えた。やっぱり目指すところは野球選手でしたね。役者じゃないなと思いました(笑) 」と、いつもの藤原節でマスコミの笑いを誘った。
また、球場の雰囲気について、「本当に温かく迎え入れてくれた。長年ファンでいてよかったと思いました。やっぱり西武ライオンズですね」と、電車を乗り継いで足を運んでいたほどの“ライオンズ愛”を改めて強めたことを語った。
映画「鳩の撃退法」は、8月27日(金)全国ロードショー。
©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
最新情報は、映画「鳩の撃退法」公式サイトまで。