30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
10月26日(月)は、「リモートジャーニー」と「R40」後編が放送された。
「癒される…」世界唯一のクラゲの世界に、横山・安田が大感動!
今回の「リモートジャーニー」は、“極上の癒し、クラゲ”がテーマ。その世界を表すように、静かなBGMがかかる薄暗いスタジオ。目をつむって癒しの始まりに身を委ねる安田章大に対し、横山裕は笑い出し「もう無理、無理、無理、無理!もう怖いって、アカンって」と、暗闇に耐えきれず声を上げて安田をびっくりさせた。
山形県鶴岡市にある世界唯一のクラゲ専門水族館、加茂水族館では、世界最多約60種類以上、1万匹以上のクラゲを展示している。館長の奥泉和也さんのガイドで、早速2人は館内をリモート見学するが、見たこともないクラゲのオンパレードに圧倒される。
生き物が大好きな安田は「すごーい!」と目を輝かせ、対する横山は、細長い糸のような足を持つキタカミクラゲを見て、「市民プールで、こういう鼻水浮いてるよね」と癒しも何もない冗談を挟んでマイペース。
中でも驚きなのは直径数mm〜1cm程度と小さくて可愛いベニクラゲ。奥泉さん曰く「命の危機に陥ると肉団子状になり、ポリプ(触手のようなもの)が生えて、若い体に生まれ変わる」という。何度も生まれ変わる“若返りのクラゲ”に、2人は「えーっ!?」と驚愕した。
ちなみに、クラゲに癒し効果があるとされる最大の要因は「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」。正確なリズムの中に不規則な動きが混じっている状態で、人を心地よく快適な気分にさせるのだそう。炎の揺れや波の動きも同様。
それを聞いた横山は「俺らが自発的に1/fゆらぎを出せたら、ものすごい視聴率取れるんちゃう?」と言い出し、自ら上半身をゆらゆらして1/fのゆらぎを再現。なんとも言えない動きに、安田が「きつそうやな」とツッコむ場面も見られた。
「大倉(忠義)が一時期、待ち受け画面クラゲにしてた」などと、スタジオに用意された本物のクラゲを見ながら話す2人だが、横山が「ヤス、クラゲに引っ張られてめっちゃ声ちっちゃい」「癒しのトーンでやりすぎ」と指摘して笑わせた。
そして、加茂水族館最大の癒しの世界へ案内してもらうことに。水深5mもある日本最大のクラゲの水槽に、1万匹以上の白い水クラゲが漂っている。その神秘的な映像に「海の月やな。まさにクラゲ」(横山)、「すごい綺麗」(安田)と大興奮。さらに、水槽は虹色にライトアップされて美しさを増す。
最後は、世界初・虹色に輝くクラゲ水槽の水中映像を特別に見せてくれることに。横山も安田も期待を寄せるが、通信不良によりリモートはストップ…。思わぬトラブルでも「スタッフさんって大変やな。感謝せなあかんわ」と、穏やかに話す2人もまた癒し。
スタッフが謝ると、横山は「ぜんぜんぜんぜん、ぜんぜんぜんぜん」と、以前の放送で話題になった“うんうん横山”を思い起こさせる返しで収めた。
「タレント=起業家」同世代・天才起業家の言葉に、村上驚嘆
続いては、村上の新企画「R40」後編。芸能界以外の同世代と話してみたいという村上が、他業種で活躍する方と本音トークを繰り広げる。
前回に引き続き、39歳の起業家・光本勇介さんと対談。光本さんは、これまでに数々の革新的なサービスを生み出してきたが、代表的なのが買取査定アプリ「CASH」。
売りたいものの写真を撮るだけで査定額が掲示され、即入金されるサービスだ。開始直後から話題を呼び、16時間で3.6億円もの大金を動かし、その4ヵ月後には70億円で売却した。著名な起業家たちからも天才と称されている。
初対面だった2人も打ち解けてきたので、「同じ釜の飯を食う」になぞらえて用意された釜飯と、「友」だけにご飯の“お供”として、サーモン塩辛をいただくことに。「塩辛なんて久しぶり」「美味しい」とリラックスしながら対談後半へ突入。
お互い40代手前の今、これからの人生について光本さんが「20代は社会人として土台を作るのに必死。30代は土台をベースにチャレンジできる年齢。40代はこれまで得た経験を利用した新しいステージのチャレンジ」と語ると、村上は非常に共感したようで大きくうなずく。
さらに光本さんは、まだまだ未知の物事がたくさんあり「世界って広いな」と毎日のように感じていると話す。「若い世代から年配の方まで、誰でも知っていて、誰もが使っていて、誰のスマホにも入ってるようなインターネット事業を作ってみたい」と今後の夢を明かした。
また、村上の“これから”にすごく興味があるという光本さんは、シビアな芸能界において「タレント=起業家」だと考えるそうで、その発想に村上は「なるほど!その観点もあるのか」と目から鱗の様子。
昨年は、ジャニー喜多川氏の逝去、今年は新型コロナウイルス感染症による47都道府県ツアーの中断などにより、「去年まで考えてたプランはもう水泡に帰したから、マジでこれはフラットやな」と思ったそう。
さらに、嵐の活動休止後は「早いこと後輩のグループがちゃんと看板になってやらなあかん。新陳代謝やから」と若手の台頭を望み、「俺らは俺らのペースで。チャレンジをまだまだしたい」と言う。チャレンジの内容はオンラインコンテンツや、これまでのコンサート経験とテクノロジーを融合させたエンターテインメントをグループとしてやりたいと打ち明けた。
さらに、個人として「(やりたいことリストが)めっちゃスマホに入ってんねん」と笑顔を見せる村上に、光本さんも興味津々。なんでも、有料オンラインコンテンツの制作を考えているそう。後に続く後輩のために、無料ではなく有料で成立させられるようにプラットフォームを作れればと言う。
さらに「お金をもらって何かを作るってことは、こんなに責任かかんねんでと。こんなにスタッフさんが頑張ってくれて、この(村上信五という)コンテンツが成立しているわけであって」と、後輩に伝えたい物作りのマインドを熱く語った。
光本さんは「表現側に立てている人だから、初めて作れる仕組みとかコンテンツもあるだろうし」と、個人がより影響力を持てる時代だからこそ、村上のような立場の人を羨ましいと思うそう。「僕がむっちゃん(村上)なら、こんなことやってみたいなとか、こんなビジネス作れるだろうなってこともいっぱいある」と明かし、「え、マジ!?」と驚く村上。
最後に、光本さんは「知らないところで、知らない同世代が同じようにチャレンジしていて刺激的」、村上は「めちゃめちゃありがたかったわ」と、今回のトークを振り返った。
“常識に捉われず、新たなスタイルで挑む”、違う道を歩んできた同世代だが、根底にある思いは同じ。話は尽きないようで、番組スタッフから「もう終わらせていいですか?」と声をかけられるほど、楽しげに話す2人だった。
次回、11月9日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、「関ジャニ∞、ラーメンでバラエティする。」が放送される。関ジャニ∞がスゲェラーメンを開発!?