お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介が出演するNTTドコモのWebCMが公開された。

「ドコモの社会科見学篇」と題された本CMは、今年3月に公開された「 密着!5Gエリアプランナー篇」に続く、ジャルジャルの独特な世界観を活かしたコント仕立ての作品となっている。

CMは、オペレーションセンターを舞台に、福徳が扮する「5G担当者・ゴジさん」のもとに、後藤が扮する先生が、子どもたちを連れて社会科見学に訪れるところから始まる。

福徳は子どもたちに国内最速の5Gについて知ってほしいあまり、突如として「ドコモの瞬速5G!」「ビデオ会議もサックサク!」などのキャッチコピーを復唱させ続け、 後藤から何度もツッコミを入れられる。

しかし、福徳は全力で応える子どもたちに対して徐々に発言がエスカレートしていき、最後には通信速度が遅い画面に対する悲しみの感情を表現し涙を浮かべ合うシーンや、半ば強制的にお友達になろうとするシーンなどを若干の狂気をはらんだ様子で演じ続ける。

子どもたちの姿にジャルジャルもニコニコ

福徳が演じるキャラクターの「ゴジさん」は、ジャルジャルの公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー」にも登場する「浮きヘル(ヘルメットが浮いている)」のネタをヒントに生まれたとのこと。撮影に入る前には、福徳自ら、トレードマークとなるヘルメットの高さを念入りにチェックを 。

撮影では、ゴジさんにそっくりな作業服とヘルメット姿の5人の“チビゴジ”たちに、後藤は「何歳?」と話しかけ、「小学生か〜!」と驚いた様子。福徳も、スタッフからゴジさんを見るようにと指示を受けた子どもたちからまっすぐ見つめられ、ゴジさんの役になりきりながら見つめ返しつつも、思わず口角をあげてにっこり。元気にセリフを暗唱する子どもたちの様子を見守る後藤は役そのままの先生のようだったという。

カメラが回っていないときは、ゴジさんに向かって子どもたちからあれこれ質問が。何を聞かれても、すべて「ゴジ」とボケて答える福徳に、子どもたちは大爆笑。撮影中も子どもたちが飽きないよう気遣ってか、仲良く過ごす様子が印象的だったそう。

後藤もしゃがんで子どもたちと目線を合わせて一緒におしゃべり。撮影当初は互いに緊張していた様子だったが、撮影が進むにつれてだんだんと打ち解けていくジャルジャルと子どもたちの様子も必見だ。

楽しい撮影が続き、子どもたちはゴジさんを好きになってしまったのか、真剣な表情をしなくてはいけない場面で思わずニコニコしてしまうほど、ゴジさんにぞっこんな様子。撮影が終わった際も、子どもたちがスタジオを出るタイミングで、「ジャルジャルさん、ありがとうございました〜!」と大きな声であいさつ。ジャルジャルの2人も「ありがとう〜!バイバイ〜!」と、大きく手を振り、元気にお別れしてたとのこと。

<ジャルジャル インタビュー>

――シリーズ2作目となる撮影を終えた感想は?

後藤:規模が前回の倍以上になっていて、ちょっとビビってしまいました。

福徳:本当にいいコンディションで撮影することができました。 ジャルジャルのネタで「浮きヘル」っていうネタがありまして。そこからこのゴジさんが生まれたんだと思うんですけれども、撮影の3日前くらいから仕事は全部キャンセルして、ゴジになりきって3日間ヘルメットをかぶって過ごして…。

後藤:その3日間は、結構しゃべりかけづらい雰囲気でしたね。

――本CMのテーマとなった社会科見学について思い出は?

後藤:ビール工場とか行きましたね。地元に大きなビール工場があって。工場の大きな機械とかを見るの楽しいじゃないですか。そういうのを見た記憶はあるんですよね。

福徳:(後藤に向かって)小学校のときに?JR吹田駅の前の?小学生やから、やっぱりビール工場行って、あわあわしたんちゃう?

後藤:ビールだけに(笑)。 シュワちゃんもびっくりみたいな。

――普段スマートフォンなどでどのような動画を見ますか?

後藤:本当に気持ち悪いかもしれないですけど、お笑いでは自分たちの動画見て、うへへって笑いますね。

福徳:僕もまったく一緒ですね。お笑いやと自分らのしか見ないですね、恥ずかしながら。ほんとにすいません、ほんとに。

――このCMを誰に見てほしい?

後藤:いないですね。特定の人に向けてはやってないし。強いて言うなれば 、高校のときの野木先生に見てもらいたいですね。

福徳:ごめんなさいね。これ、本当に同級生にはわかる……「おい、そこ行くか」っていうチョイスです。なんで野木先生やねんっていう。国語教えてもらってたけど!