11月2日(月)より秋・冬2クール連続で放送されるフジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)に、大竹しのぶの出演が決定した。

大竹が演じるのは、第2シーズンから新たに登場する女性で、物語の鍵となる人物。本作が大竹にとって初めての月9ドラマ出演となる。

大竹しのぶが演じるのは、第5話(11月30日放送)から登場する奥寺美幸(おくでら・みゆき)という女性。

美幸は、朝顔の母・里子(さとこ/石田ひかり)が生まれ育った東北の海沿いの街で、大衆食堂を営んでいる。美幸が作る料理は、いずれも素朴でやさしく、地元の人から“おふくろの味”として大いに愛されており、朝顔の祖父で里子の父である嶋田浩之(しまだ・ひろゆき/柄本明)も常連の1人。

料理の味だけでなく、店を1人で切り盛りしながら、どんな時でも笑顔を絶やさず、誰に対しても母のように温かく接する美幸の人柄に惹(ひ)かれ、美幸から元気をもらおうと大勢の客が足しげく通う。

これまで朝顔(上野樹里)も平(時任三郎)も美幸とはまったく接点がなかったが、ひょんなことから美幸の存在を知ることとなり、やがて3人は大きく関わっていくことに――。

自身初のテレビドラマ出演作である『ボクは女学生』(フジテレビ系1973年10月~1974年3月)でデビューをしてから47年、今なお第一線で活躍し続ける大女優・大竹しのぶにとって、本作がなんと初めての月9ドラマ出演。

民放の連続ドラマ出演としては『ごめん、愛してる』(TBS/2017年7月~9月)以来、実に3年ぶりであり、2クール連続放送のドラマ出演としては、連続テレビ小説『オードリー』(NHK2000年10月~2001年3月)以来、20年ぶりとなる。

上野樹里と共演するのは、『江~姫たちの戦国~』(NHK 2011年)以来9年ぶりで、大竹は豊臣秀吉の妻・おねを演じた。上野演じる江の母・市は、再嫁先の柴田勝家が秀吉との戦に破れたことで自害した。その後、母を亡くした江たち三姉妹を、おねは温かく迎え母のように接する。

『江~姫たちの戦国~』には時任三郎も出演しており、時任は江の父であり、織田信長との戦に敗れ自害した浅井長政を演じていた。

大竹が演じる美幸は、その言動が里子の遺体を探し続ける朝顔と平に大きな影響を与えていく。

<大竹しのぶ コメント>

――『監察医 朝顔』出演の話を聞いた際の感想を教えてください。

まさか自分が出演するとは思っていなかったのでびっくりしましたが、とてもうれしかったです。

――初めての月9ドラマ出演となりますが、いかがでしょうか?

とてもうれしく思います。頑張ります。

――美幸をどのように演じていこうと考えていますか?

消えることのない悲しみを背負いながらも、なんとか明るく平穏に生きてゆきたいと願う人の心を出せたら…と思っています。

――上野さん、時任さんとの共演も注目ですが、撮影はいかがでしょうか?

樹里ちゃんとも、さぶちゃんとも久し振りの共演でうれしいです。スタッフの方たちも本当に温かくて、良いチームだなと一日目から感じました。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

素晴らしいチームの仲間入りをさせていただいて、撮影が本当に楽しいです。

ささやかに生きている美幸さんの出演自体は、それ程多くはありませんが、見てくださっている方の心に残るようなお芝居ができるように頑張ります。