11月2日放送の『ネプリーグSP 超話題!2.5次元俳優軍団が上野樹里&人気芸人と常識Q対決!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!

将棋で最も大切な駒=王将を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が解説を加えてくれた。一説によると、「王将」という駒を作ったのは、有名な戦国武将だという。

将棋の駒には「王将」と「玉将」の2種類あるが、将棋が誕生したばかりの頃には「玉将」しかなく、対戦中は双方とも「玉将」で将棋を指していた。

しかし、豊臣秀吉は戦いで争うべきは「玉=宝石」ではなく、一番偉い「王様」なのではないかと考え、しかも「王は一人でいい」と対戦の一方の駒だけを「王将」に変更したと言われているのだそうだ。

「旦那」の「夫」以外の意味&「卑怯」の元々の意味は?

「旦那」と「卑怯」の漢字を答える問題について、詳しく解説してくれたのは林修先生だ。

「旦那」という言葉を辞書で引くと、「夫」という意味より前に「布施」と書いてあることが多いのが、それはなぜなのだろうか。

もともと「旦那」は、サンスクリット語の「ダーナ=施す」という言葉が語源だと言われている。それが「施す・与える」という意味が転じて、「主人・夫」という意味でも使われるようになったのだという。

また、「臆病でずるい」という意味の「卑怯」は、広辞苑によると「比興」のあて字。つまり、元々はまったく別の意味だったと言われている。

「比興」とは、ある物事を他の物事に例えて、面白がる様子を表す言葉だ。しかし、面白がっているうちに事実とは違う内容になり、結果、「不誠実」「いやしい」と受け止められることもあったことから、「ひきょう」に「不誠実」などの意味が生まれた。

そして、「不誠実」などの意味で言葉を使う際に、「卑怯」という文字があてられたのではないかと考えられているそうだ。

おまけ問題!「バナナ」は漢字でどう書く?

林先生は見事に正解したが、「バナナ」を漢字でどう書くかはご存知だろうか?正解は、「甘蕉(あるいは実芭蕉)」。理由は諸説あるが、バナナの実が芭蕉(バショウ)の木に似ているため、この字で書くようになったと言われている。

11月2日放送の『ネプリーグSP 超話題!2.5次元俳優軍団が上野樹里&人気芸人と常識Q対決!』では、上野樹里率いる「月9『監察医 朝顔』チーム」と、荒牧慶彦ら「2.5次元俳優チーム」、ずんの飯尾和樹ら「お笑い仕事人チーム」が、常識問題でしのぎを削った。